周りの人と良好な関係を築きたい
会話でつまずきたくない
と思うことはありませんか?
僕も以前はかなりのコミュ障で、実の祖母から「あんたって愛想がないよね」と言われたり、学生時代は同級生に「話しても面白くない」と言われ続けていたんです。
しかし、現在では一流のマスターのもとで、接客・サービスのプロであるバーテンダーとして年間何万人もの人と接しています。
嬉しいことに、いつのまにかお客様に「いつも本当に楽しいしおもしろい」と言われるようになりました。
そこで今回は、
- 僕がコミュニケーション下手だった原因と、変われた理由
- コミュニケーション能力が低い人の原因と特徴
- コミュニケーション能力を鍛える方法
についてご紹介していきます。
この記事を見れば、会話下手な自分を卒業できます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【必読】僕がコミュニケーション下手だった原因と、変われた理由
なかなかコミュニケーションが取れなかった時期、実際に僕が言われた言葉をご紹介します。
- 冷たい人間だよね
- 人に興味ないよね
これを言われたとき、けっこう傷つきました。
しかし核心を突いていたからこそ、何がダメだったのかを気づかせてくれて、変わるきっかけとなった言葉でもあります。
「冷たい人間」「人に興味がない」とはどういうことか
当時の僕は、基本的に自分がそんなに冷たい人だと思っていなかったのですが「コミュニケーション」においては違いました。
- 会話をしない
- 質問しない
- 笑顔が少ない
これは話している相手に「自分に興味がないんだな」「嫌われているんだな」と思わせてしまっても仕方がない行動です。
過去の自分もそうでしたが「本当は相手と話したいし興味はあるんだけど、恥ずかしくて話せない…」というのは実は甘えで、コミュニケーションを拒否される相手がどう感じるのかをまったく考えていません。
結果「自分のことしか考えられない冷たい人間」となってしまうのです。
コミュニケーション能力が低い人の7つの特徴
多くのコミュニケーション能力が低い人に当てはまるのが「人に興味のない冷たい人間」というのがわかりました。
では、そういう人には実際にどういう特徴があるのか解説します。
「聴く」能力が低い
コミュニケーション能力の低い人は、相手の話を「聞く」だけで「聴く」ことができていません。
傾聴のスタンスを取れておらず、流して聞いているだけになりがちです。
- 自分の話ばかりする
- 相槌を打たない
- 何も質問しない
「聴く」姿勢のない人は、上記のような対応をしてしまいます。
何が言いたいのかよくわからない
これに関しては冷たいとかそういうことではなくて、単に話下手であることが多いです。
- 結論(伝えたいこと)を明確にする
- 1から10まですべて話さず、必要なことをかいつまんで話す
- 主語と述語の間にあまり言葉を詰めすぎない
- 1文を長くしすぎない
上記のことを意識できれば、相手に話が伝わりやすくなります。
人の目を見ない
残念なことに、目を見て話さないだけで「この人はコミュニケーションが取れない人だ」と相手に不信感を与えてしまいます。
以下、目を見て話すときのポイントです。
- 目を見るのが苦手なら、相手の眉間を見る
- 最低限「相槌」「相手に伝えることがあるとき」の2つは必ず目を見る
- 5秒以上、相手の目を見ない
そっぽを向いたまま相槌をすると「適当に聞いている」と思われてしまいます。
相手の目の見過ぎも逆効果で、相手に圧迫感・威圧感を与えてしまうので注意しましょう。
会話を終わらせてしまう
コミュニケーション下手な人は、相手がせっかく話しかけてくれても、すぐに会話を終わらせてしまいます。
原因は簡単で、以下の2パターンです。
- 「はい」「そうですね」と返事しかしない
- 「~さんはどうですか?」と聞き返さない
なるべく質問を返したり、プラスαの回答ができたらベストです。
自分と価値観が違う人を受け入れられない
相手と自分の意見が違うなんて当たり前です。
しかしコミュニケーション能力が低い人はこれを受け入れられず、違う考えかたを排斥しようと反論したり、頭ごなしに否定します。
逆にコミュニケーションが得意な人は、一度相手の意見をしっかりと受け止め、肯定し、そこから自分の意見を伝えます。
知ったかぶりをする
コミュニケーション下手な人は、自分の知らないことが話題になったときに「自分も知っていないと話ができない」と間違った認識をしがちです。
実は完全に真逆です。
- わからないことを質問するだけで会話になる
- なんなら相手が得意げに話してくれて、会話が楽に成立しやすい
「自分が知らないこと」が話題になったときは、相手に質問して会話を広げるチャンスです。
相手との距離感がわからない
相手との会話の距離感は、近すぎても遠すぎてもダメです。
この記事を読んでいる人はおそらく「遠すぎるタイプ」が多いと思うので、質問をするなどして少しだけ相手に踏み込んでみましょう。
距離が近い人は、一見コミュニケーション上手に見えたりもしますが、実はかなり下手くそです。
- プライベートなことをずけずけと聞く
- なれなれしい
- 相手に聞かれてもいないことを話し始める
相手のことを何も考えておらず、自分勝手な人間です。
コミュニケーション能力を鍛える方法5選
実際にどうしたらコミュニケーション能力を鍛えられるかをご紹介します。
難しいことは何もなく、技術も必要ないものばかりなので、ぜひ試してみましょう。
相手の話をしっかりと「聴く」
しっかりと相手の話を「聴く」だけでも、相手は話しやすくなります。
- 適切なタイミングで適切な相槌を打つ
- しっかりとリアクションを取る
- 相手が言ったことに対して、頭の中で自分の意見や疑問を持つ
相槌はなにも「うん」や「はい」だけではありません。
これはリアクションにも繋がるのですが「へぇー!」や「なるほど!」「おぉ!」など、少し感情を豊かにしつつ相槌のバリエーションを増やしてみましょう。
質問をする
会話の中で「わからないこと」「疑問」「質問したいこと」が生まれたら、なるべくしましょう。
このときのポイントは「YES・NO」で答えられる質問ではなく、「どう思いますか?」や「これって何ですか?」など、相手がオープンに答えられる質問にすると会話が続きやすくなります。
知らないこと・わからないことは正直に言う
会話中にわからないことが出てきたら知ったかぶりをせずに素直に聞きましょう。
聞いた上で「つまりこういうことなんですね」とまとめると、相手も「しっかり理解してくれた」と安心してくれます。
笑顔で接する
1番単純で1番効果のあるコミュニケーション法が「笑顔」です。
笑顔で接するだけで、自分に対して相手も心をひらいてくれます。まずはここから始めてみましょう!
否定しない
相手の言うことを否定せず、まずは一度肯定しましょう。
もし反論があるときには、相手を責めるように反論するのではなく、冷静に、穏やかに反論すると意見が通りやすくなります。
避けたほうがいい質問や会話
質問することや会話はとても大事ですが、中には避けたほうがいい内容のものもあります。
難しいことはなく「自分が聞かれて(言われて)嫌なことを話題にしない」だけです。
仕事やお金の話
ある程度親しくなったら仕事の話は大丈夫な人もいます。
しかし、している仕事を話すことによって稼ぎの予想がついてしまったりもするので、自分から聞きに行くのはNGです。
政治・宗教などの思想
正解のない政治・宗教の話は、派閥や強い思想があるため、絶対にやめておきましょう。
プライベートなこと
関係がある程度できあがったら、人によってはいいかも知れませんが、そうでなければパーソナルスペースにずかずかと入ってくる無礼な人になるだけです。
容姿について
身につけているアイテムをさらっと褒めるくらいはいいのですが、コミュニケーションが上手な人以外、容姿について話すのはリスキーです。
自虐や悪口などネガティブな話題
ネガティブ要素のある話は、相手までネガティブにしてしまいます。
自慢話
ほとんどの場合、自慢話をしてしまうのは、どこか劣等感を抱えているからです。
自慢話をしても、相手は反応に困ってしまいます。
まとめ:会話で大切なのは相手のことを考えるだけ!それだけで関係は良好になる!
覚えておかないといけないのは「コミュニケーション(会話)は自分1人で成り立つものではない」ということです。
人間は社会的動物で、コミュニケーションなど他者との交流は避けて通れません。
以下、今回のまとめです。
- コミュニケーション能力が低いのは、誰にも興味を持てない人間だから
- コミュニケーションを取るうえで大切なことは、相手のことを考えること
- 笑顔で明るく話すのが1番効果的で、まず始めにやってみること
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