寒くなってくると甘いウイスキーが飲みたくなるいのかず(@InoKazuBlog)です。
「甘くて飲みやすいウイスキーが飲みたいけど何を選べばいいの?」
そう思って悩むことはありませんか?
そこで今回は、以下について解説していきます。
- そもそもウイスキーの甘さとは何か
- ウイスキーの甘さの種類にはどんなものがあるか
- 甘さの種類別おすすめのウイスキー
この記事を読めば、自分の好みに合った甘さのウイスキーが見つかります。
なお、この記事の最後には「僕が個人的におすすめするウイスキー」を5つ絞っていますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
そもそも甘いウイスキーって何?甘さの由来を解説

ウイスキーは蒸溜酒で糖質が0のため、本来甘みは感じないはずです。
つまりはウイスキーは実際に甘いのではなく、甘い「風味」を感じられるということです。
甘い風味を感じる要因は原料と熟成樽にあります。
原料から感じる甘み
ウイスキーは使われる原料によって甘さの種類が変わります。
主な原料と味わいの特徴は以下のとおりです。
- 大麦麦芽(モルト):香ばしさとしっかりした麦感で、主にシングルモルトで感じられる甘み
- 小麦:優しい甘さで、主にグレーンウイスキーに使われている
- トウモロコシ:香ばしく強い甘さで、主にバーボンウイスキーで感じられる甘み
- ライ麦:スパイシーな味わいかつ甘さは控えめで、主にライウイスキーで感じられる甘み
原料ごとに甘さが違うので、ぜひ飲み比べてみてください!
樽から感じる甘み
ウイスキーは熟成樽の種類によっても甘さが変化します。
主な熟成樽と甘さの特徴をまとめました。
- アメリカンオーク:広く使われる樽で、バニラのような甘さが出る(多くはバーボンの熟成に使われる)
- スパニッシュオーク:スパイシーでドライフルーツのような甘さが出る(多くはシェリーの熟成に使われる)
- シェリー樽:シェリー酒を熟成させた後の樽で、ベリーやドライフルーツのような甘味が出る
- 赤ワイン樽:その名のとおり赤ワインを熟成させた樽で、ブドウ由来の甘味が出る
- バーボン樽:バーボンウイスキーを熟成させた後の樽で、バニラの甘さと強い樽香が出る
ちなみにシェリー樽で使われやすいシェリーは、辛口のオロロソという種類になります!
【甘さの種類別】おすすめの甘いウイスキーを紹介

ウイスキーの甘さの種類には、代表的なもので以下のような甘さがあります。
- フルーティーな甘さのウイスキー
- バニラやハチミツのような華やかな甘さのウイスキー
- ダークチョコのような落ち着いた甘さのウイスキー
- しっかりとモルトの甘さを感じられるウイスキー
それぞれの甘さを感じられるウイスキーをご紹介していきます。
フルーティーな甘さのウイスキー
多くのウイスキーからフルーティーさは感じられますが、その中から特にフルーティーさを感じやすく、かつ美味しいウイスキーだけを厳選しました。
以下は今回ご紹介するフルーティーなウイスキーと、そのウイスキーから感じられるフルーツのまとめです。
- ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スペイサイドオリジン:青リンゴ
- グレングラント 12年:リンゴ
- グレンフィディック 12年:洋梨
- エックス バイ グレンモーレンジィ:オレンジ
- ジェントルマンジャック:バナナ
- アランモルト10年:メロン
- ロイヤルサルート 21年 ブレンデッドグレーン:桃
- スターワード ノヴァ:ベリー類
- ブッシュミルズ シングルモルト 16年:ドライフルーツ
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スペイサイド オリジン

原産国 | スコットランド |
分類 | ブレンデッドモルト |
容量 | 700ml |
度数 | 42% |
熟成樽 | リフィルのバーボン樽 1stフィルのバーボン樽 |
【ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 スペイサイドオリジン】から感じられるフルーツは「青リンゴ」です。
(2021年11月現在で発売はスペイサイドオリジンとアイラオリジンのみ)
【カーデュ】【グレンデュラン】をメインに、スペイサイドのモルトウイスキーのみをブレンドした「ブレンデッドモルト」です。
通常のジョニ黒と比べるスモーキーさはかなり抑えめでクセがなく、フルーティーさと甘さが際立っています。
ウイスキー初心者でも飲みやすい1本!
グレングラント 12年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 43% |
熟成樽 | バーボン樽 オロロソシェリー樽 |
【グレングラント 12年】から感じられるフルーツは「リンゴ」です。
とてもフルーティーかつフレッシュな味わいで、甘さもそこそこあります。
同時にスパイシーさもあり、全体的なバランスが取れている印象です。
あまりネガティブな印象がなく、普通に美味しく感じました。
コスパも良好!
グレンフィディック 12年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | バーボン樽 オロロソシェリー樽 |
【グレンフィディック 12年】から感じられるフルーツは「洋梨」です。
非常にスタンダードな味わいから万人受けするウイスキーです。
どんな飲み方でも美味しく飲める万能選手で、味わいも低価格帯ながら安定しています。
ソーダ割りが特におすすめ!
エックス バイ グレンモーレンジィ
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | バーボン樽 ニューチャーオーク樽 |
【エックス バイ グレンモーレンジィ】から感じられるフルーツは「オレンジ」です。
2021年7月に発売したばかりで、ミックス向けに造られているためハイボールやカクテルのベースとして重宝します。
ミックス向けというだけあり、【グレンモーレンジィ オリジナル】と比べてはっきりとした味わいが特徴です。
「ほのかなオレンジ感や味わいの上品さ」を求めるならオリジナル、「しっかりとしたオレンジ感や何かとミックス」して飲みたいならエックスと分けて買ってもよいでしょう。
ジェントルマンジャック
原産国 | アメリカ |
分類 | テネシー |
容量 | 750ml |
度数 | 40% |
【ジェントルマンジャック】から感じられるフルーツは「バナナ」です。
【ジャックダニエル ブラック オールドNo.7】がチャコールメローイング1回なのに対し、ジェントルマンジャックは2回おこなわれています。
ジェントルマンジャックは樽熟成の前後にこの工程を経ています。
濾過を2回するため、スムースで雑味のない味わいが特徴です。
バナナやバニラの甘さと、しっかりとしたオーク香が楽しめます。
1つ上のクラスという位置づけですが、味わいはかなり変わっているので比較してみましょう。
アランモルト 10年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(アイランズ) |
容量 | 700ml |
度数 | 46% |
熟成樽 | 1stフィルバーボン樽 ホグスヘッドシェリー樽 |
【アランモルト 10年】から感じられるフルーツは「メロン」です。
しっかりとしたフルーティーさとバランスの良さが特徴で、近年注目度が増してきています。
ちなみに現在のボトルは2020年より新しくなりました。
確かに評判と違わず、品が良くまとまりもあって美味しかったです。
リッチでクセのない味わいは、ウイスキー初心者から飲み慣れた人まで幅広く楽しめます。
10年熟成でここまでの味が出せるのはさすがと言うべきでしょう。
ローヤルサルート21年 ブレンデッドグレーン
原産国 | スコットランド |
分類 | ブレンドデッドグレーン |
容量 | 700ml |
度数 | 46.5% |
熟成樽 | アメリカンオーク樽 |
【ロイヤルサルート 21年 ブレンデッドグレーン】から感じられるフルーツは「桃」です。
グレーンウイスキーのみをブレンドした「ブレンデッドグレーン」で、なめらかで優しくクリーミーな味わいが楽しめます。
ストレートかロックがおすすめ。
スタンダードモデルの【ロイヤルサルート 21年 シグネチャーブレンド】との飲み比べもぜひしてみましょう。
スターワード ノヴァ
原産国 | オーストラリア |
分類 | シングルモルト |
容量 | 700ml |
度数 | 41% |
熟成樽 | オーストラリア産赤ワイン樽 |
【スターワード ノヴァ】から感じられるフルーツは「ベリー」です。
オーストラリアのシングルモルトで、原料のモルトから赤ワイン樽まで100%オーストラリア産でできています。
しっかりとしたベリー系のフルーティーさと甘さがあり、ウイスキーが苦手な人でも楽しみやすい1本です。
オーストラリア産は珍しいので、飲む価値は大いにあるでしょう!
ブッシュミルズ シングルモルト 16年
原産国 | アイルランド |
分類 | シングルモルト |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | バーボン樽 オロロソシェリー樽 ポートワイン樽 |
【ブッシュミルズ シングルモルト 16年】から感じられるフルーツは「ドライフルーツ」です。
3種類の樽で熟成をすることによって生まれる深みは素晴らしく、多層的な味わいと品の良さがあります。
なめらかで柔らかく落ち着いた雰囲気で、スウィーティー・フルーティー・スパイシー・ウッディと、いろんな味わいが楽しめます。
アイリッシュウイスキーをあまり飲まない人にも、ぜひ一度飲んでもらいたいウイスキーです。
バニラやハチミツのような華やかな甘さのウイスキー
バニラやハチミツのような華やかな甘さを楽しめるウイスキーのほとんどは、「バーボンウイスキー」もしくは「アメリカンオークで熟成されたウイスキー」です。
今回はその中でもしっかりとバニラ・ハチミツを感じられるウイスキー、かつ美味しいものだけを厳選しました。
- ジョニードラム プライベートストック:バニラ
- メーカーズマーク 46:バニラ
- ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー:ハチミツ
- アバフェルディ 12年:ハチミツ
しっかりとした甘みが欲しい人におすすめです。
ジョニードラム プライベートストック
原産国 | アメリカ |
分類 | バーボン |
容量 | 750ml |
度数 | 50.5% |
【ジョニードラム プライベートストック】からはしっかりめの「バニラ」の甘さを感じられます。
度数が50.5%と少し高めですが、度数を感じさせないなめらかさがあり、とても飲みやすいウイスキーです。
こちらの記事で詳しくレビューもしていますので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
バニラの甘みとオーク香、暖かみのあるスパイスと複雑な味わいが楽しめるでしょう。
アルコールの強さが気になる人は少し加水しても美味しく飲めます。
メーカーズマーク 46
原産国 | アメリカ |
分類 | バーボン |
容量 | 750ml |
度数 | 47% |
【メーカーズマーク 46】は華やかな「バニラ」の甘さを感じられます。
「インナーステイブ」という焦がしたフレンチオークの板を樽に沈めるという特殊な製法が特徴です。
ベタベタな甘さではないのがグッド!
通常の【メーカーズマーク】よりも上品に仕上がっており、バランスも取れていてコスパも良いです。
数千円アップするだけで風味・美味しさがこれだけ増すなら確実に「買い」でしょう。
ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(アイランズ) |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | スパニッシュオーク樽 アメリカンオーク樽 (1stフィル・リフィルのシェリー樽) |
【ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー】はしっかりとした「ハチミツ」の甘さが感じられます。
柔らかいスモーキーさと潮気もあり、ボディは強めです。
甘くて飲みやすいウイスキーですが、12年熟成ながら意外と複雑な味わいもあるため、初心者から飲み慣れた人まで楽しめるでしょう。
こちらの記事で詳細なレビューをしているので、興味のある人は読んでみてください。
アバフェルディ12年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | アメリカンオーク樽 |
【アバフェルディ 12年】は柔らかい「ハチミツ」の甘みを感じられます。
とにかく優しい味わいなので初心者におすすめです。
アバフェルディはハイボールでおなじみのデュワーズのキーモルトとしても有名です。
華やかで飲みやすく、シングルモルトの中では価格も抑えめなので、気軽に飲めるウイスキーとして家に置いておくのもいいでしょう。
ダークチョコのような落ち着いた甘さのウイスキー
甘いウイスキーの中には、ダークチョコのような落ち着いた深い甘さのウイスキーもあります。
多くは「長熟のウイスキー」もしくは「シェリー樽熟成のウイスキー」に見られる甘さです。
今回ご紹介してきた他の甘さのウイスキーと比べても高価ですが、どれも深い味わいで美味しいものばかりです。
けっこう美味しくて感動します!
グレンファークラス 21年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 43% |
熟成樽 | オロロソシェリー樽 |
【グレンファークラス 21年】は落ち着いたダークチョコの甘さと、レーズンやイチジクのようなフルーティーさも持ち合わせています。
しっかりとしたシェリーの風味がありますが、重くなく、品の良い深い甘みです。
「長熟のウイスキーに手を出してみたいけど、あまり高価なものはなかなか買えない…」
そんな人にはかなりおすすめのウイスキーです。
アベラワーアブーナ
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 約60%(バッチごとに異なる) |
熟成樽 | オロロソシェリー樽 |
【アベラワー アブーナ】はダークチョコの甘さとエスプレッソのようなほろ苦さを感じられます。
樽から取り出した原酒を加水せず、そのままの度数でボトリングする「カスクストレングス」で、アルコール度数は約60%と非常に高いです。
オレンジやドライフルーツ、ナッツのようなニュアンスも感じられ、多彩でしっかりめの味わいを楽しめます。
アルコールの強さが気になる人は加水しましょう。
グレンモーレンジィ シグネット

原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 43% |
熟成樽 | 独自発注のデザイナーズカスク (オーク・シェリー樽) |
【グレンモーレンジィ シグネット】はダークチョコをはじめ、コーヒーやスパイスのニュアンスを楽しめます。
超高温で焙煎したモルトである「チョコレートモルト」を使用しているのが特徴的です。
モーレンジィ特有のオレンジの爽やかな風味も持ち合わせていて、リッチで上品かつ複雑なフレーバーが楽しめます。
ダルモア シガーモルト
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 44% |
熟成樽 | バーボン樽 マツサレムオロロソシェリー樽 カベルネソーヴィニヨン樽 |
【ダルモア シガーモルト】はダークチョコの深い甘さと、ワインやオレンジのようなフルーティーさ、スパイスの調和の取れた味わいが楽しめます。
名前のとおりシガー(葉巻)とマッチするようにブレンドされていて、芳醇な味わいはシガーの風味にも負けません。
もちろんシガー抜きでそのまま飲んでもかなり美味しいです。
「大人が嗜むウイスキー」という感じで、リッチなひとときを与えてくれるでしょう。
今後値上がりしそうな雰囲気があるので、今のうちに買っておくのをおすすめします。
こちらの記事で詳細なレビューを書いているので、ぜひ読んでみてください。
しっかりとモルトの甘さを感じられるウイスキー
穀物由来の甘さを感じるウイスキーは、全体的に少しドライめの印象があります。
ドライめな味わいであるからこそ、モルト感が引き立つのでしょう。
今回ご紹介する「モルトの甘味」を感じられるウイスキーは以下のとおりです。
甘みと言ってもあっさりめで、ウイスキーのスタンダードな良さが感じられるものばかりです。
トマーティン レガシー
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 43% |
熟成樽 | バーボン樽 アメリカンヴァージンオーク樽 |
【トマーティン レガシー】は、モルトの甘味をはじめ、スッキリとした柑橘類やスパイス感を楽しめます。
とてもクリーンな味わいで、初心者がシングルモルトを飲み始めるときにおすすめです。
バランスが良くて、価格以上の味わいを感じられるはずです。
ノンエイジはありませんが、ピリピリとしたアルコールのアタックはそんなに感じられません。
低価格帯なので、常備しておくウイスキーとしてもおすすめです。
オルトモア 12年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 46% |
熟成樽 | リフィルのバーボンホグスヘッド樽 |
【オルトモア 12年】は、モルトの甘味とフレッシュなフルーティーさ、若草のようなみずみずしさがあります。
上でも紹介した【アバフェルディ】と同じく、デュワーズのキーモルトとしても有名です。
他の12年熟成のレンジの中でもけっこうおすすめです。
ストレートではボディ感を楽しめますし、ソーダ割りでは爽やかでキリッとした表情を見せます。
オーバン 14年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(ハイランド) |
容量 | 700ml |
度数 | 43% |
熟成樽 | アメリカンオーク樽 |
【オーバン 14年】はモルトの甘味から柑橘系のフルーティーさ、ほのかなスモーク、潮気を楽しめます。
しっかりとしたボディとバランスの取れたリッチな味わいは、多くの人を虜にするウイスキーです。
オーバンはウイスキーをあまり飲まない人にはそんなに知れ渡った銘柄ではありませんが、ぜひ一度飲んでもらいたいウイスキーの1つです。
【迷ったらこれ】いのかずおすすめの甘いウイスキー5選
たくさんのウイスキーを紹介してきたので、どれを選んだらいいのか逆に迷ってしまう人も出てきてしまうでしょう。
そこで、現役バーテンダーである筆者いのかず(@InoKazuBlog)が、個人的におすすめのウイスキーを5本厳選しました。
- グレングラント 12年
- ブッシュミルズ シングルモルト 16年
- メーカーズマーク 46
- ダルモア シガーモルト
- オーバン 14年
【グレングラント12年】は味わいの素晴らしさが価格以上ですし、5,000円以下で買えます。
【ブッシュミルズ シングルモルト 16年】は、かなり完成度の高いウイスキーで、リッチなひとときを与えてくれるでしょう。
【メーカーズマーク 46】はバーボンの中でも上品な味わいで、素晴らしいバランスの良さです。
【ダルモア シガーモルト】は、とてもアダルトな質感で、大人が楽しむウイスキーとして申し分ありません。
【オーバン 14年】はクラシックな味わいながら素晴らしい出来で、一度飲む価値が大いにあります。
まとめ:甘いウイスキーと言っても甘さにはたくさんの種類がある
今回はさまざまな「甘さ」のウイスキーをまとめました。
たくさん紹介したので、紹介したウイスキーを忘れてしまう人も多くいるかと思いますので、1つずつの特徴をざっくりとまとめます。
- ジョニーウォーカー スペイサイドオリジン:青リンゴの甘さで、初心者でも美味しく飲みやすい
- グレングラント 12年:リンゴの甘さで、バランスが良くコスパも良好
- グレンフィディック 12年:洋梨の甘さで、非常にスタンダードかつ入門編にぴったり
- エックス バイ グレンモーレンジィ:オレンジの甘さで、ソーダ割りやカクテルなどミックス向け
- ジェントルマンジャック:バナナの甘さで、クリアな味わいかつしっかりしたオーク香
- アランモルト10年:メロンの甘さで、リッチでクセのない味わいかつ近年注目度が上昇
- ロイヤルサルート 21年 ブレンデッドグレーン:桃の甘さで、とても優しくクリーミー
- スターワード ノヴァ:ベリーの甘さで、珍しいオーストラリアのシングルモルト
- ブッシュミルズ 16年:ドライフルーツの甘さで、落ち着いた雰囲気の完成されたアイリッシュ
- ジョニードラム :バニラの甘さで、度数は強いがそれを感じさせないバランスの良いバーボン
- メーカーズマーク 46:バニラの甘さで、リッチな味わいのメーカーズマーク上位モデル
- ハイランドパーク 12年 :ハチミツの甘さで、柔らかいスモーキーさと潮気、海外で高評価
- アバフェルディ 12年:ハチミツの甘さで、とにかく優しい飲み口で初心者にもおすすめ
- グレンファークラス 21年:ダークチョコの甘さで、品の良い深い甘みの高コスパシェリー系
- アベラワー アブーナ:ダークチョコの甘さで、カスクストレングスながら飲みやすく高い完成度
- グレンモーレンジィ シグネット:ダークチョコの甘さで、チョコレートモルトを使ったモーレンジィの高級ライン
- ダルモア シガーモルト:ダークチョコの甘さで、シガーとマッチさせるために造られたアダルトな質感のウイスキー
- トマーティン レガシー:モルトの甘味で、安酒ながらかなり出来の良いエントリーモデル
- オルトモア 12年:モルトの甘味で、ドライめながら味わいがしっかりしており12年熟成ではおすすめ
- オーバン 14年:モルトの甘味で、クラシカルでスタンダードな味わいながら奥行きが感じられる
甘いウイスキーが飲みたくなったときは、このページを見てぜひ自分に合った甘いウイスキーを探してみてください。
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