レビュー｜シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク【シェリーは控えめだが馴染みの良さ◎】

今回の記事では、スコッチのブレンデッドウイスキー「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない！という人は、ぜひ最後までご覧ください。

※このレビュー・評価は2025/12/8時点のものです。

シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスクとは

「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」は、一部の原酒をオロロソシェリー樽で熟成させて造られるウイスキーです。

そのため、すべての原酒をブレンドした後、シェリー樽に詰め替えてフィニッシュ（後熟）させているウイスキーとは異なります。

シェリー樽の味わいをハッキリと付けているわけではなく、あくまで「シーバスリーガル」の味わいに「シェリー樽で深みを与えている」という位置付けです。

シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスクの評価・レビュー

バーテンダーである筆者が「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

テイスティングレビュー

※数値が高い＝良いウイスキーではありません

「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」は、たしかにシェリー樽由来の風味を少し感じますが、やはり控えめで、「シーバスリーガル」が持つスタンダードな味わいに、リッチさが乗っかっている印象です。

ボディはそこまで強くないものの、バランスは良好で、質の高さを感じます。

味わいにクセがなく口当たりも滑らかで、多くの人に親しまれるような味わいでした。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

総合評価

「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」は、そのまま飲むというよりも、ロックや水割り、ソーダ割りで飲んだときに真価を発揮する印象でした。

上記の飲み方にしたときのクオリティは高く、3,000円台にしては芳醇さも感じられ、コスパは良好です。

シェリー樽の風味は控えめでしたが、「シーバスリーガル 12年」にリッチさを加えたウイスキーとして、多くの人が楽しめるのではないでしょうか。

シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスクの評価まとめ

今回は、スコッチのブレンデッドウイスキー「シーバスリーガル エクストラ 13年 オロロソシェリーカスク」についてご紹介しました。

「シェリー樽のクセをガッツリ楽しみたい」という人には物足りないかもしれませんが、日常的に飲みやすく、それでいてちょっと贅沢感もあるウイスキーを探している人には非常におすすめです。