【レビュー】クラガンモア12年【スペイサイドといえばコレ】
こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターのもとでチーフバーテンダーを務めています。
今回の記事では、スコットランドのスペイサイドで作られているシングルモルトウイスキー【クラガンモア 12年】を評価・レビューしていきます。
クラガンモア 12年とは
- クラガンモア蒸溜所で作られるウイスキーで、度数は40%
- スペイサイドの決定版と呼ばれている。
- 王道なスペイサイドモルトの味わいだが、実はいろんな風味がして複雑
- バーボン樽熟成
- ブレンデッドウイスキーの【オールドパー】のキーモルト
実際の評価
香り:[star-list number=3.5] 3.5花のような香りとオレンジの爽やかさ、紅茶、ビスケットの香ばしさと甘さがある。
味わい:[star-list number=3.5] 3.512年の割りにはリッチで、青りんご、ハチミツやスパイス、かすかなスモーキーさもある。
ボディ:[star-list number=3] 3ミドルボディ。しっかりしているが、まろやかでクリーミー。
コスパ:[star-list number=4] 4いろんな風味を感じられて、初級者から上級者まで楽しめる1本。
総合評価:[star-list number=4] 4ウイスキーとしての総合力が高く誰にでもオススメできる。
- スペイサイドならではの華やかさを感じる
- 甘さ・ピート・スパイス・フローラル・フルーティ・オーキー(オーク樽の感じ)と、複雑な味わいが楽しめる
- グラスに注いでからの時間経過やグラスの種類、飲み方で表情が変わる
クラガンモアはスペイサイドの代表格として名高く、僕がバーテンダーをやり始めて最初に自分で買ったシングルモルトでもあります。
最初は飲みやすいなと思っていましたが、今飲んでみるとこんなに味わい深いのかとビックリしました。
こんな人にオススメ
- シングルモルト自体が初めての人やスペイサイドモルトを飲んだことがない人
- ウイスキーを飲み慣れてきた人
- あまりウイスキーを自宅で買ったことがなく、最初の1本をどうしようか迷っている人
オススメの飲み方
- ストレート:◎
- トワイスアップ:○
- ロック:○
- 水割り:○
- ソーダ割り:○
いろんな風味を味わうにはストレートが一番わかりやすい。
スペイサイド特有の華やかさがさらに広がる。甘さが強くなる。
スパイスと青りんご感がよく分かるようになる。
バーボン樽由来のオークの甘みが出てくる。優しく飲みやすい。
スッキリとした飲み口。
本当によくできたウイスキーで、どんな飲み方にも対応します。
12年熟成と若めなので、水で割ってもハイボールにしても風味が負けません。
まとめ
- バーボン樽熟成
- オールドパーのキーモルト
- スペイサイドの代表格
- 飲みやすいが複雑な味わいで、幅広い人が楽しめる
- 色んな飲み方で味わいの変化が楽しめるため飽きない
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