カードのサイン認証廃止!バーにおすすめの決済端末はAirペイ1択

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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

2025年3月末に、クレジットカードのサイン認証が廃止されることが決まりました。

最新の決済端末を利用しているバーはそこまで大きな変化がないものの、有線の決済端末を使ってサイン認証でカード決済をしているバーだと、今後会計時のオペレーションが面倒になることも。

そこで今回の記事では「サインが不要になるのはいいけど、実際にどんな影響があるの?」「お客様の決済がスムーズに進むように、何を準備すればいいの?」と悩む人のために、サイン廃止によって起こるバーへの影響をはじめ、最適な決済端末の選び方について解説していきます。

いのかず

僕の働くバーも、実際に新しい決済端末を導入します。今後は買い替えが必須になるので、ぜひ参考にしてみてください。

\バーに最適なポータブル型決済端末/

CONTENTS

2025年3月末にクレジットカードのサイン認証が廃止

クレジットカード決済時のサイン認証が、2025年3月末をもって原則廃止となったのは、日本クレジット協会(JCCA)によるクレジットカード利用のセキュリティ向上を目的とした施策の一環です。

今後はサイン認証(PINバイパス)に代わり、暗証番号(PINコード)の入力が必須となります。

サイン認証の廃止によって、バーでは決済端末の更新やオペレーションの見直しが必要になる可能性があり、今後の変更にスムーズに対応するためにも、以下の点を理解しておくことが重要です。

  • なぜポータブル型決済端末の導入が必須なのか?
  • サイン廃止によるリスクとは何か?

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

今後はポータブル型の決済端末導入が必須

バーではお会計しているところをなるべくお客様に見せないために、有線の決済端末を使い、離れた場所(カウンター内)で会計をする店がほとんどです。

しかし現在のまま有線の決済端末を利用する場合、今後はカード会計時に暗証番号を入力していただくため、お客様に会計場所までお越しいただく必要が出てきます。

わざわざ席を移動していただくのはサービスの低下にもつながるため、テーブル会計をするのが一般的なバーでは、今後ポータブル型の決済端末導入が必須です。

サイン廃止後に予想される3つのリスクとその対策

サイン認証が廃止されることで、バーにおいては以下のようなリスクが考えられます。

それぞれのリスクに適切な対策を施し、スムーズに会計対応をしましょう。

新たな決済端末にするときのリスクと対策法
PIN設定のない海外カードの対応

海外のカードは、そもそもPIN設定のない場合があります。近年では海外のお客様が増えてきましたが、PIN設定のない海外カードの場合は、引き続きサイン認証が可能だそうです。そのため、PIN入力ができなかった場合のみ、サイン認証をしてもらうように対応しましょう。ただし、これを英語で伝えるためのフレーズは覚えておく必要があります。

決済端末の買い替えコスト

新しい端末に替えるには、当然コストがかかります。各々の決済端末会社がおこなうキャンペーンのチェックや、導入に際して補助金が受けられるかどうかチェックし、無駄なコストを払わないようにしましょう。また、決済手数料の差が各社でどれだけあるかもチェック必須です。

新端末導入後の操作ミス

新しい決済端末の導入後は、新たに操作方法を覚える必要があります。最新の決済端末は使いやすいものが多く、昔の決済端末より難しい操作が求められることはほとんどありませんが、会計時のミスを無くすためにも、新端末導入後は必ず端末の操作練習をしましょう。

新端末に替えるといっても、そこまで大きなリスクはありません。

「面倒そうだし、クレジット決済はやめて現金対応のみにしよう」という判断はせずに、お客様へのサービス向上のためにも、新しくポータブル型端末を取り入れてみましょう。

いのかず

新端末導入に際し、補助金が受けられるかどうかは、以下のリンクをチェックしてみましょう!

ポータブル型決済端末を導入するメリット・デメリットを紹介

クレジットカードのサイン認証が廃止される今、ポータブル型決済端末を導入し、決済環境を見直すことは急務です。

本章では、バーにおけるポータブル型決済端末の導入メリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。

バーでポータブル型の決済端末を導入するメリット3選

3月末までに新たな決済端末を導入しようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

ポータブル型決済端末を導入するメリット
会計時のオペレーションが良くなる

ポータブル型決済端末を利用することで、今までどおりテーブルでの会計が可能になります。サロンの中に入れられるようなコンパクトな端末なら、スタッフが無駄に会計場所とお客様との行き来をする必要もなくなるでしょう。会計を手早く済ませることで、他の業務の効率化にもつながります。

顧客満足度が向上する

最新の決済端末は、QRコード決済や電子マネー決済にも対応しているため、お客様がより多くの決済方法を選択できるようになります。その結果、顧客満足度は向上し、会計スピードも速くなるでしょう。ストレスのない決済は、お客様のリピート率の向上にもつながります。(小型端末の場合、QRコード決済は別途iPhoneやiPad等の端末が必要)

決済管理が楽になる

iPhoneやiPadがあれば決済端末とデータの同期が可能になるため、売上の集計がデジタル上で簡単におこなえるようになります。さらに専用のプリンターがあれば、利用控えの印刷や売上集計時の印刷も可能です。(iPhoneやiPad等で管理アプリの操作が必要)

バーの雰囲気が崩れる?ポータブル型決済のデメリットと対策

最新のポータブル型決済端末を使うのはたくさんのメリットがありますが、一方でデメリットはないのか心配になる人もいることでしょう。

そこで、主なデメリットと対策法についてご紹介します。

ポータブル型決済端末を使うデメリットと対策法
バーの雰囲気を損なう

オーセンティックな雰囲気の中に、最新のガジェットやテクノロジーが見えてしまうと、雰囲気が変わってしまうのはたしかです。しかし今後もカード決済をおこなうなら、絶対に避けては通れない道でもあります。そこで「小型・シンプルなデザイン・黒色」の3点をおさえた決済端末にすることで、極力店の雰囲気を損なわずに導入可能です。

端末の充電切れや通信不良の心配

ポータブル型端末はバッテリー駆動なので、充電は必須です。しかし、基本的にどの決済端末でも営業時間以上の充電は持つため、よほど長時間営業するバーでない限りは、充電切れの心配はありません。もし心配な場合、使用中以外は充電しておけばOK。通信不良はWi-Fi環境が悪いと起こり得るので、不安な場合はいま一度通信環境を整備してみましょう。

上記のようなデメリットはたしかに存在しますが、しっかりと対策を講じればそこまで問題になりえません。

それでは、メリット・デメリットを理解したうえで、実際にどのような決済端末を選べばいいのか解説していきます。

バーにおすすめのポータブル型決済端末はAirペイ1択

ポータブル型決済端末を導入しようと思っても、選択肢が多く、どの会社の端末にすればいいのか迷ってしまうでしょう。

実際にポータブル型決済端末を使用している知人に聞いたり、筆者が調べたりした結果、バーにおすすめしたい決済端末は「Airペイ」です。

なぜ「Airペイ」がおすすめなのか、他社のポータブル型決済端末と比較(使用率の高いもののみ比較)しながら理由を解説していきます。

Airペイと他社端末を徹底比較

スクロールできます
サービス名
(端末名)
決済対応決済手数料初期費用
(端末費用込み)
月額料金入金サイクル端末サイズ
(縦×横×高さ)
サイト
Airペイ
Airペイ
対応決済
(QR決済時は別途端末が必要)
クレジット:2.48%~
電子マネー・QR:2.95%
20,167円
(3月末まで0円)
0円三菱・三井・みずほ:月6回
その他銀行:月3回
QR:月1回
103mm × 71mm × 18mm公式サイトを見る
Square ターミナル
Square ターミナル
対応決済クレジット:2.5%~
電子マネー・QR:3.25%
39,980円
(抽選に当たると0円)
0円三井・みずほ:最短翌日
その他銀行:月4回
142.2mm × 86.4mm × 63.5mm
(プリント用紙内蔵)
公式サイトを見る
STORES 決済
STORES 決済
対応決済
(QR決済時は別途端末が必要)
クレジット・QR:3.24%
電子マネー:1.98%
19,800円0円自動入金:月1回
手動入金:最短翌々日
103mm × 71mm × 18mm公式サイトを見る
PAYGATE Station L
PAYGATE Station L
対応決済クレジット:1.98%〜
電子マネー:3.24%
QR:2.00%~
0円3,300円銀行:月2回
QR:月1回
183mm × 84mm × 64mm
(タッチパネルが大きい)
公式サイトを見る

本記事内でもご紹介したとおり、バーという非日常空間をなるべく崩さないために必要な「小型・シンプルなデザイン・黒色」の3つの要素を満たしているのが「Airペイ」のみです。

対応している決済方法も多いですし、3月末までの導入で一切費用がかかりません。

いのかず

手数料が「〇〇%~」と書かれているものは、適応条件があるので注意が必要です!適応外になると、通常通り3.24%になります。キャンペーン等は以下の公式サイトをご覧ください。

\バーに最適なポータブル型決済端末/

今後のカード決済についてのQ&A

「PINバイパス」と「PINレス」って何が違うの?

PINレスとは、1万円以下のカード利用の場合、最初からPINコードの入力を求めずに決済が行われる取引のことです。オンライン取引やETC、公共交通機関(バスや地下鉄)での非接触決済などに適応されます。バーを含む飲食店等の対面決済では、PINレス決済は適応されないため、暗証番号入力が必須となります。一方、3月末で廃止されるPINバイパスは、本来PINコードの入力が必要な取引で、PINを入力せずに決済を完了する方法です。

各種サービスを導入するには審査が必要?

必要ですが、すべてWeb上で完結します。必要な確認書類の写真撮影は必要ですが、基本的に煩雑な作業は必要ありません。審査はだいたい3日程度で完了し、審査通過後に端末が送付されます。

まとめ

2025年3月末にクレジットカード決済時のサイン認証が廃止され、暗証番号(PINコード)入力が必須化されます。

これにより、バーを経営する方々にとって、決済端末の更新やオペレーションの見直しが必要となるでしょう。

今後のクレジットカード決済をどうしようか悩むとは思いますが、ぜひこれを気に、顧客満足度を高めつつもバーの雰囲気を壊さないような決済端末を導入してみてはいかがでしょうか。

いのかず

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