”ロイヤル” の名を冠した!? ウイスキーまとめ【今も購入可能なもの】
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こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターのもとでチーフバーテンダーを務めています。
ウイスキーをたくさん飲んでいると”ロイヤル(ROYAL)”と名の付くウイスキーをたくさん見かけませんか?
今回はそんなロイヤル!?なウイスキーたちをまとめてみました。
CONTENTS
英国王室御用達のウイスキー
英国王室から英国御用達(ロイヤルワラント)と名乗ることを許可されたウイスキーの一覧。
とても品のある上質なウイスキーばかりです。
ロイヤル ハウスホールド
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- ウイスキー会社であるジェームズ・ブキャナン社が、皇太子専用のブレンデッドウイスキーを作るようにと英国王室から勅命を受け作り上げたウイスキー
- 45種類の原酒をブレンドしてあり、繊細で上品な味わい
- キーモルトはダルウィニー
ロイヤルブラックラ
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- ウィリアム4世からロイヤルワラントを授かったハイランドモルトウイスキー
- シェリー樽で後熟させるのが特徴で、フルーティーな甘さがある
- 12年がスタンダードだが、紹介した16年のほうが高コスパで味のバランスがよく上品
- デュワーズのキーモルト
ロイヤルロッホナガー
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- ビクトリア女王からロイヤルワラントを授かったハイランドモルトウイスキー
- ジョニーウォーカー ブルーラベルのキーモルト
- 白檀(サンダルウッド)のような香りが特徴
ラフロイグ
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- チャールズ皇太子からロイヤルワラントを授かったアイラモルトウイスキー
- 王室御用達になってからもウイスキーや蒸留所の名前を変更せず【ラフロイグ】のまま
- ”好きになるか、嫌いになるか”しかないウイスキーで有名
- しっかりとした酒質でかなりピートが強い
王室御用達ではないが王室に関係するウイスキー
ロイヤルワラントこそ授かっていませんが、王室に捧げるために作られたウイスキーの一覧です。
高い品質と見た目の高級感があります。
ロイヤルサルート
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- エリザベス2世の戴冠式で放たれた【ロイヤルサルート】という英国王室へ敬意を表する21回の皇礼砲をイメージし、英国女王のために捧げられたウイスキー
- ストラスアイラがキーモルトのブレンデッドスコッチウイスキー
- シーバスリーガルの上位版と勘違いされがちだが、同じシーバス・ブラザーズ社が作っているというだけでまったくの別商品
- 箱やボトルの装飾・デザインが豪華
- 21年以上の原酒を使っており、ブレンデッドモルトのバージョンやブレンデッドグレーンのバージョンも存在する
クラウンローヤル
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- イギリス国王とその王妃のカナダ訪問を記念して献上されたカナディアンウイスキー
- 50種類以上のウイスキーがブレンドしてある
- 甘さがメインのウイスキーで¥2,000~¥3,000と低価格
- 安酒の部類になってしまうが、おいしい
ザ イングリッシュウイスキー ロイヤル アーチー
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- ヘンリー王子とメーガン妃の第一子 ”アーチー” の誕生を祝って作られたウイスキー
- このウイスキーを作っているセント・ジョージズ蒸溜所にはチャールズ皇太子が所有している樽がある
- イギリスのイングランドで作られるシングルモルトウイスキー
- 甘く華やかな香りと味わい
昔存在したスコットランド王室を”イメージ”して作られたウイスキー
あくまで”イメージ”です。
実際の王室とは何の関係もありません。
スコティッシュ ロイヤル
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- 戦いや紛争が耐えなかった当時のスコットランドを勇敢に導いたという君主の歴史からインスピレーションを受けて作られた
- 25種類以上の原酒をブレンドしたブレンデッドスコッチウイスキー
- 他の情報が皆無
- スッキリとしていて柑橘系の味わい
王室はまったく関係なくおそらく”高級品”や”傑作”という意味での【ROYAL】
今でこそ安く買えますが以前はかなり高価だったウイスキーで、【ROYAL】の名に恥じない1本です。
サントリー ローヤル
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- サントリーの創業者である鳥井信治郎が作ったプレミアムクラスのブレンデッドウイスキー
- 1980年半ばくらいまでは富裕層向けの商品だった
- ボトルの形が「酒」のつくりである「酉」の字の形を模してある
- 甘く上品な味わいで、サントリーらしい個性が全面に出ている
ロイヤルチャレンジ
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- インドのウイスキー
- スコッチモルトとインディアンモルトをブレンドしてあり、糖蜜から作られるスピリッツ(ほぼラム)も入っている
- ウイスキー風味のラム酒的な立ち位置で、ウイスキーとして売れない国もある
- インド国内ではプレミアムウイスキーの位置付け
- 甘くナッティ。成分と製法は怪しいが、味は意外と不味くはない
高級感出るからとりあえずロイヤルと名乗っただろうウイスキー
まったくロイヤルではない「とりあえず名前にロイヤルをかぶせとけ!」という感じのウイスキーです。
ただ安いので大量にお酒を飲みたい人には嬉しいかも。
ロイヤルオーク ウイスキー
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- ロイヤルオークの由来がわからない
- いい樽を使っているのか…? 絶対にそんなわけない
- そもそも情報が全然ないウイスキー
- 原材料:グレーン、モルト、スピリッツ
- ケミカルな味わい
【番外編】もはや”ロイヤル”違いのウイスキー
英国王室の”ロイヤル”とはまったく違う意味での”ロイヤル”と名の付くウイスキーです。
ロッホローモンド 19年 ロイヤルポートラッシュ
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- 2019年に開催されたゴルフの国際試合である全英オープンに使われた【ロイヤルポートラッシュ】というコースにちなんだ公式サポートウイスキー
- 2011年全英オープンでの優勝選手とロッホローモンドのマスターブレンダーが共同で作り上げた
- ノンチルフィルタード
- 度数が50.3%と高い
- フルーティーでオークの甘みがしっかりと出ている
今回は【ロイヤル】と名の付くウイスキーをまとめてみました。
メジャーなものからマイナーなものまで意外と種類がありますよね。
オールドボトルやレアなボトルを入れるとさらに数が増えますが、まず買えないので今回は紹介しませんでした。
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