レビュー|エドラダワー 10年【濃厚で個性派なシェリー樽モルト】


バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチウイスキーのハイランドモルト「エドラダワー 10年」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
※このレビュー・評価は2025/8/19時点のものです。


- 濃厚なシェリー樽の風味が楽しめる
- 他の王道なシェリー樽系のウイスキーとは違った味わいが楽しめる
- 甘く芳醇だが飲み口は重くない
- 値上がりで以前ほどのコスパはなくなった
- 人によっては樽香が強すぎる可能性がある


エドラダワー 10年とは


- 生産国
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スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(ハイランド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
オロロソシェリー樽
「エドラダワー 10年」は、ハイランド地方にあるエドラダワー蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。
100%シェリー樽1、ナチュラルカラーで造られており、10年熟成にしては非常に濃い色味をしています。
ピートを焚かずに造られているため、スモーキーなクセがなく、比較的誰でも飲みやすいでしょう。



かつてはパフューミーな風味(おしろいや石鹸のような風味)で飲む人を選びましたが、今のボトルはパフューミーさはなく、樽の使い方の質も高くなっています。
エドラダワー 10年の評価・レビュー


バーテンダーである筆者が「エドラダワー 10年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。



どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
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甘く芳醇な香り。
ドライフルーツ、チョコレート、ナッツ、スパイス、オーク香。 - 味わい
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濃厚な味わいだが、酒質はそこまで重くない。クリーミーな口当たり。
ドライフルーツ、チョコレート、クリーム、ナッツ、オレンジ、スパイス、オーク香。 - 余韻
-
甘さとあたたかみのあるスパイシーさ、ほんのりビターな余韻が長く続く。
「エドラダワー 10年」は、シェリー樽由来の風味が非常にハッキリと感じられます。
数あるシェリー樽系のウイスキーの中でも特に樽香が強く、濃厚な味わいです。
しかし決して口当たりが重々しい感じではなく、意外にもサラッと飲めます。
また、度数が40%と低めであるものの、味わいしっかりしているため飲みごたえは十分です。



若干樽香が強いと感じる人もいるでしょうが、シェリー樽のネガティブな部分は出ていないので、一度は飲む価値アリです!
飲み方別の評価
自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。
ストレート
甘く芳醇な味わいを楽しむならストレートが1番。ややスパイシーだが、そこまで気にならない程度。
おすすめ度
トワイスアップ
ボディがかなり薄まり、単純な加水には弱い印象。少量加水でもリッチさが失われるため、あまりおすすめしない。
おすすめ度
ロック
フルーティーさや甘さ、樽香がしっかりと感じられる。樽のエグみなど、あまりネガティブな要素は感じられない。加水が進んでもボディは失わず、長く楽しめる。
おすすめ度
水割り
甘く華やかな味わいに仕上がる。雑に作ると樽のエグみが出るため、丁寧に作りたい。
おすすめ度
ソーダ割り
やや樽香と酸味が強く、バランスがそこまで良くない。ソーダの分量を増やす(1:4)と落ち着いておいしいが、わざわざソーダ割り用として買う必要は感じない。
おすすめ度
総合評価
「エドラダワー 10年」は、シェリー樽系の味わいが好きな人にとっては、かなり高評価になるはずです。
上品で華やかなシェリー樽の風味というよりも、良い意味で土臭さというか、とにかくシェリー樽の風味を引き出している風味がする印象。
味わいのバランスが良いとは言えないものの、それを補うだけの味わいの良さや満足感があり、飲んでいてストレスを感じません。
ウイスキー初心者向けという感じではありませんが、飲み慣れていて繊細な部分まで味わいを感じられる人なら、楽しめること間違いなしでしょう。



ショップによって価格が異なりますが、7,000円位で買えたら最高!見つけたら買っておきましょう。
エドラダワー 10年の評価まとめ
今回は、スコッチウイスキーのハイランドモルト「エドラダワー 10年」についてご紹介しました。
- シェリー樽の風味をふんだんに感じられる
- しっかりと甘くてフルーティーだが、飲み口は重くなく、意外にも飲みやすさも兼ね備えている
- 以前はパフューミーだったが、今のボトルはパフューミーさがなく飲みやすい
王道のシェリー系ウイスキーである「グレンドロナック 12年(レビュー)」や「グレンファークラス 12年(レビュー)」とはまた違ったシェリーの効き方(個性)ですので、まだ飲んだことのない人は、ぜひこれを機に飲んでみましょう。



ちなみに、アメリカ市場向けには、度数43%で販売されているらしいです。羨ましいですね…


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