レビュー|ラフロイグ フォーオーク【爽やかさとスモークのバランスが良好】

いのかずバーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチウイスキーのアイラモルト「ラフロイグ フォーオーク」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
※このレビュー・評価は2026/4/14時点のものです。


- 力強いスモークだがクセが強すぎない
- ライトな飲み口で爽やかさもあり、飲みやすい
- ソーダ割りで飲む人なら高コスパ
- 「ラフロイグ」のドッシリとしたクセの強さを求める人にはミスマッチ
- 飲みごたえや複雑さには欠ける
ラフロイグ フォーオークとは


- 生産国
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スコットランド
- 分類
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シングルモルト(アイラ)
- 容量 / 度数
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1L / 40%
- 熟成樽
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- バーボン樽
- クォーターカスク
- ヨーロピアンオークのホグスヘッド樽
- アメリカンオークの新樽
- 主な受賞歴
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「ラフロイグ フォーオーク」は、スコットランドのラフロイグ蒸溜所で造られるシングルモルトウイスキーです。
その名の通り、4種類の樽(バーボン樽・クォーターカスク・ヨーロピアンオークのホグスヘッド樽・アメリカンオークの新樽)でそれぞれ熟成した原酒をブレンドして造られます。
免税店向けの商品として販売されていて、容量は1Lと多めです。
ラフロイグ 10年の違いは?


「ラフロイグ」の看板商品である「ラフロイグ 10年」は、強烈なスモーキーさ、ヨード香、潮気をしっかりと感じられる“王道のラフロイグ”です。
一方、「ラフロイグ フォーオーク」は4種の樽を使うことで、力強いスモークに加えてバニラやオーク香、スパイス感が重なった、ややバランスの良い丸みのある味わいに仕上がっています。
「10年」のほうがボディと個性は力強く、「フォーオーク」のほうが少し柔らかく飲みやすい印象です。
そのため、「ラフロイグ」らしさをど真ん中で味わいたいなら「10年」、爽やかさや飲みやすさを楽しみたいなら「フォーオーク」がおすすめです。
ラフロイグ フォーオークの評価・レビュー


バーテンダーである筆者が「ラフロイグ フォーオーク」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。



どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
-
強烈なスモーキーさの中に甘さを感じる。
バニラ、モルト、薬品香、レモン、力強いスモーク、潮気、オーク香。 - 味わい
-
力強い味わいとは裏腹に、口当たりは滑らかで飲みやすい。
バニラ、洋梨、モルト、干し草、薬品香、力強いスモーク、オーク香、潮気、スパイス。 - 余韻
-
モルティさと爽やかなスモーキーさが程よく続く。
「ラフロイグ フォーオーク」の味わいは、しっかりとしたスモーキーさはありつつも、ややライトな飲み口で、クセの強さをそこまで感じさせません。
「ラフロイグ」といえば、湿り気のある重くてドッシリとした薬品香・スモーキーさをイメージする人もいるでしょうが、本銘柄は薬品香もありつつ、ややカラッとしたニュアンスもあります。
ラフロイグ信者にとっては肩透かしを喰らうかもしれませんが、ウイスキー単体で見て味わってみると、決して悪くありません。
甘くまろやかで、全体のバランスが良く、爽やかさもあるため、「10年」とはハッキリと棲み分けができている印象です。



「ラフロイグ」の中ではクセは少なめです!もちろん、ウイスキー全体で見ればしっかりとアイラモルトらしい力強いスモーキーさはありますけどね。
飲み方別の評価
自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。
ストレート
口当たりが良く意外にも飲みやすさがあるため、ストレートでもキツさを感じづらい。個性をハッキリと感じたいなら1番おすすめ。
おすすめ度
トワイスアップ
やや埃っぽい香りが立つが、甘さとフルーティーさが出てきて飲みやすい。味わいもそこまでペラくならないが、より骨格がしっかりとしている少量加水のほうがおすすめ。
おすすめ度
ロック
甘さが抑えられ、薬品香が際立つ。ややボディが薄いためか、加水が進むと味わいがボヤけてくる印象。
おすすめ度
水割り
甘さもあって丸みはあるが、わざわざこの銘柄で作らなくてもいいというのが正直な意見。もう少しコクがあればベスト。
おすすめ度
ソーダ割り
しっかりとした味わいだが、軽めの口当たりで爽やかなソーダ割り。余韻のスモーキーさが心地良い。
おすすめ度
総合評価
「ラフロイグ フォーオーク」は、何を求めるかによって評価が分かれそうなウイスキーでした。
「ラフロイグ」らしいドッシリとした風味を求めるならミスマッチですが、力強いスモーキーさはありつつも、気軽に飲める味わいを求めるならマッチします。
ソーダ割りが好きでたくさん飲む人なら、「10年」よりもむしろ「フォーオーク」のほうが爽やかさもあり、コスパも高いためおすすめです。
「ラフロイグに挑戦したいけれど、クセが強くて飲めるか心配」という人や、「ラフロイグは好きだけど、もっとスッキリした味わいのほうが好み」という人には刺さる1本でしょう。



個人的には、飲みやすさは残しつつも、あと少し複雑さがあり、ボディが厚ければベストでした。(度数が43%か46%だったら最高)
ラフロイグ フォーオークの評価まとめ
今回は、スコッチウイスキーのアイラモルト「ラフロイグ フォーオーク」についてご紹介しました。
- 名前の通り、4種の樽を使って造られている
- 「ラフロイグ 10年」と比べるとライトな口当たりで風味も穏やかめ
- 爽やかさがあるためソーダ割りがよく合う(リッターボトルでコスパもやや高め)
ネットでは「ラフロイグ 10年」の劣化版だと言う人もいますが、「ラフロイグ フォーオーク」というウイスキー単体で見て、筆者的にはまったくそんなことは感じませんでした。
「ラフロイグ」らしさはありつつも、種類の違うボトルと思って飲めば、そこまで強いネガティブは感じないでしょう。
まだ飲んだことがなければ、飲む価値は十分にあります。






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