【レビュー】ラフロイグ 10年【好きになるか、嫌いになるか】

今回の記事では【ラフロイグ 10年について、

  • テイスティングレビュー
  • おすすめの飲み方
  • どんな人におすすめのウイスキーか
  • ラフロイグの他ラベル

これらをご紹介していきます。

【ラフロイグ 10年】ってどんなウイスキー?

原産国スコットランド(アイラ)
分類シングルモルト
容量750ml
度数43%
熟成年数10年
熟成樽1stフィルバーボン樽
価格帯約5,000円

ラフロイグは「アイラの王」と呼ばれ、シングルモルトで初の英国のロイヤルワラント(王室御用達)を戴いたウイスキーです。

そのクセの強さから「好きになるか、嫌いになるかのどちらか。」と言われ、好きになる人はとことんハマるが、嫌いな人はまったく受け付けないという特徴があります。

スタンダードボトルの【ラフロイグ 10年】には

  • 正規品の容量750ml・度数43%
  • 並行品の容量700ml・度数40%

の2つのバージョンがあります。

値段はそこまで変わらないため、容量が多く、飲みごたえのある正規品がおすすめです。

いのかず
度数が高いのは後からいくらでも調節できます!

【ラフロイグ 10年】の評価・レビュー

ウイスキーの評価

※基本的にストレートでの風味を記載しています。

香り 3.5

力強いスモーキーさ、ヨードのような薬品香、潮気、革製品、ほんの少しバニラっぽい甘さも感じます。「正露丸のよう」と言われることも。

味わい 3.5

フルボディで重めの酒質。潮気をしっかり感じ、オーク感、甘草、オイリー、フィニッシュはドライめスパイシーです。

スモーキーさ 4

フェノール値は約45ppmと、強めのピート感です。ウイスキー初心者が挑むにはリスキー。

コストパフォーマンス 3.5

飲みごたえがあって容量が750ml、それで約5,000円ならそこそこコスパは高いと言えます。

総合評価 3.5

10年という熟成年数を考えれば、出来はいいでしょう。重めでパワフルなウイスキーなので、好きな人はいいが、慣れていない人だと飲み疲れてしまうこともあるので注意です。

【ラフロイグ 10年】の飲み方別の評価

おすすめの飲み方

【ラフロイグ 10年】はパワフルなので、どの飲みかたでもその存在を感じられます。

ストレート:

ラフロイグの強い個性をダイレクトに味わえます。まずはストレート。

トワイスアップ:○

加水してもボディが失われません。味も香りもしっかり拾えます。

ロック:◎

スモーキーさが引き立ち、舌の上で温度が上がると甘みを感じます。味の変化が楽しい。

水割り:☓

味自体は悪くないが、酒質の重さがミスマッチ。味ではなく飲み口に違和感があります。

ソーダ割り:◎

ソーダに負けないパンチがあり、重い酒質のはずが意外とスッキリと飲めます。

【ラフロイグ 10年】はこんな人におすすめ

こんな人におすすめのウイスキー

  • しっかりピートを感じたい人
  • フルボディのウイスキーが好きな人
  • クセの強いウイスキーが飲みたい人

ピーティーかつ独特の薬品香というクセの強さは、唯一無二です。おすすめしても、苦手な人はとことん合わないので注意。

いのかず
ラフロイグはアイラモルトの1つの壁で、このクセを受け入れられるかどうかが、ハマるかどうかの分かれ道になるでしょう。

ラフロイグの他のラベルを紹介

ラフロイグはエイジング違いのものや、造りかたの違うシリーズがあります。

※今もある程度手に入るボトルのみのご紹介です。

  1. ラフロイグ セレクトカスク
  2. ラフロイグ クォーターカスク
  3. ラフロイグ QAカスク
  4. ラフロイグ PXカスク
  5. ラフロイグ ブローディア
  6. ラフロイグ トリプルウッド
  7. ラフロイグ フォーオーク
  8. ラフロイグ ロア
  9. ラフロイグ 1815 レガシー エディション
いのかず
カスクストレングスやアンカンモア、長熟ものはほぼ手に入らないので、省きました。

ラフロイグ セレクト

【ラフロイグ セレクト】は、以前【セレクトカスク】として販売されており、オロロソ・PXシェリー樽、アメリカンオーク、クォーター カスク、1stフィルバーボン樽など、さまざまな樽が使われています。

スモーキーさは10年と比べるやや控えめで、ドライフルーツの深い甘さ、レモンの爽やかさ、大麦の香りと、かなり複雑な味わいです。

いのかず
ラフロイグらしさを考えたら10年に軍配が上がる気がしますが、飲み比べるのもおもしろい!

ラフロイグ クォーターカスク

【ラフロイグ クォーターカスク】はバーボン樽で熟成後、1stフィルバーボン樽を解体して小さく組み直した「クォーターカスク」で後熟させたウイスキーです。

ピートの強さはそのままに、オークの香りをしっかりと感じ、ダークチョコやトフィーの甘さ、シナモンのようなスパイシーなフィニッシュを楽しめます。飲み口は少し柔らかめ。

いのかず
オーキーなウイスキーが苦手な人は注意!味わいは10年と甲乙つけがたいです。

ラフロイグ QAカスク

免税店向けに発売された【ラフロイグ QAカスク】のQAカスクとは「クエルカス アルバ」の略で、樽の内側を焦がしていないアメリカンオークのことです。バーボン樽とQAカスクの2つの樽を使って熟成されています。

新鮮で柔らかいオーク香、ピートは少し控えめで、爽やかなフルーティーさをほのかに感じ、全体的に落ち着いた感じです。

いのかず
10年のほうがラフロイグらしさはありますが、QAの味もおもしろいです。

ラフロイグ PXカスク

免税店向けに発売された【ラフロイグ PXカスク】は、バーボン樽とクォーターカスクで熟成後、ペドロ・ヒメネス(PX)という極甘口のシェリー樽で後熟しています。

ダークチョコとシェリーの深い甘さがあって、ビターなオーク、スモークは穏やかで、バランスの取れた味わいです。

いのかず
上品なラフロイグで、個人的にかなり高評価。容量1L・度数48%と、高コスパ。

ラフロイグ ブローディア

免税店向けに発売された【ラフロイグ ブローディア】は、バーボン樽での熟成の後、ルビーポートワインカスクで後熟させたボトルです。(ブローディアは古ノルド語で兄弟という意味)

ポートカスクからくるフルーティーさ、ダークチョコやハチミツの甘さ、潮気、しっかりしつつも柔らかめのスモークを感じます。

いのかず
こちらも上品で、リッチなテイストです。

ラフロイグ トリプルウッド

免税店向けに発売された【ラフロイグ トリプルウッド】は、バーボン樽→クォーターカスク→オロロソシェリー樽の順に熟成させてあります。

フレッシュな薬香・オーク香・ピートをしっかり感じ、ナッツ感、ハチミツやバニラの甘みがあり、豊かな味わいです。

いのかず
10年よりまろやか、かつ複雑さがあります。

ラフロイグ フォーオーク

【ラフロイグ フォーオーク】は「バーボン樽・クォーターカスク・ヴァージンオーク樽・ヨーロピアンオークのホッグスヘッド樽」の4つの樽で熟成しています。

やはりしっかりとオークの香りがし、パインのようなフルーティーさ、酸味、ローストナッツ、バニラの味わいです。

いのかず
意外と好き嫌いがわかれそう。

ラフロイグ ロア

【ラフロイグ ロア】の熟成には、複数の樽が使われています。

  • 新樽のヨーロピアンオーク樽
  • 1stフィルのバーボン樽
  • オロロソシェリーのホグスヘッド樽
  • 1st・2ndフィルのクォーターカスク
  • ラフロイグのリフィル樽

ヨーロピアンオークで熟成させた後、1stフィルバーボン樽で後熟させたダブルマチュアード原酒と、他の樽で熟成させた原酒をブレンドし、最後にバーボン樽でフィニッシュしたラフロイグです。

かなり複雑でリッチな味わいがし、クリーミーかつオイリーで甘く、ふくよかなピートと爽やかなフルーティーさもあります。

いのかず
味の奥行きが楽しめます。

ラフロイグ 1815 レガシーエディション

【ラフロイグ 1815 レガシーエディション】は1stフィルバーボン樽とヨーロピアンオークのホッグスヘッド樽(新樽)で熟成されています。1815年に稼働した蒸溜所の200周年を祝うためにボトリングされました。

アプリコットやドライフルーツのようなフルーティーさ、ローストナッツ、トフィーやキャラメルの甘さ、オイリーで、しっかりとスモークも感じます。

いのかず
フルボディでおいしいが、価格が少し気になるところ。

まとめ:【ラフロイグ 10年】は独特の薬品香に引き込まれる!

【ラフロイグ 10年】はボディがしっかりしていて強い存在感があるので、ウイスキー初心者がいきなり飲むのはリスキーです。アイラモルトを知らない人は、まずはボウモアあたりでアイラモルトとの相性を見てもよいでしょう。

【ラフロイグ 10年】の特徴のまとめ

  • 好きになるか、嫌いになるか、そのどちらか
  • しっかりしたボディと重めの酒質
  • 独特の薬品香を感じる強いピート

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ラフロイグ10年
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