レビュー|バランタイン 12年【コスパ・味のバランスともに最高】
バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチのブレンデッドウイスキー「バランタイン 12年」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
- 味わいのバランス◎
- なめらかな口当たりで飲みやすい
- どんな飲み方にもよく合う
- バランスが良い分、個性に乏しい
バランタイン 12年とは
原産国 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
キーモルト | グレンバーギー ミルトンダフ アードベッグ オールドプルトニー など |
主な受賞歴 | ISC 2021:金賞 |
「バランタイン 12年」は、40種類以上の原酒をブレンドして造られるウイスキーです。
12年熟成ながらも、とてもなめらかな飲み心地でアルコール刺激を感じさせません。
どこのスーパーやコンビニでも売っているため、見たことのある人は多いのではないでしょうか。
以前は2,500円程度で買えたのですが、とうとう3,000円を超えてしまいました。値上げラッシュなので仕方ないですね。
バランタイン 12年の評価・レビュー
バーテンダーである筆者が、「バランタイン 12年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。
どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
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甘く華やか。
ほんのりハチミツ・モルトの芳ばしい香り・リンゴのようなフルーティーさ。
- 味わい
-
クリーミーで柔らかい口当たり。
バニラのような甘さ・リンゴや洋梨のフルーティーさ・オークの芳ばしさ・スパイス・ほんのりスモークも。
- 余韻
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12年熟成にしてはそこそこ続く。
スパイシーかつバニラの甘みが残る。
「バランタイン 12年」は味わいのバランスが素晴らしく、なめらかで飲みやすいため、初心者には特におすすめしたい銘柄です。
値上がりした今でもコスパに優れているので、飲み慣れた人でも家飲み用ウイスキーとしては満足できるでしょう。
非常に飲みやすいのですが、その分際立った個性はないため、パンチのあるウイスキーが好きな人にはミスマッチです。
飲み方別の評価
アルコール刺激はあまり感じず、口当たりも良い。バランスが良く、複雑味も感じられる。
おすすめ度
アルコール感がかなりなくなり、華やかで甘い風味になる。
おすすめ度
おいしいがビター感が強くなり、広がりが少ない印象。スモーキーさをよく感じるようになる。
おすすめ度
スッと染み込むような甘さ。奥に複雑味を感じて余韻も楽しめる。
おすすめ度
甘いのに爽快感もある。クセのない、飲みやすいハイボールに仕上がる。
おすすめ度
総合評価
「バランタイン 12年」は、マイナスイメージをそこまで持たない優等生的なウイスキーです。
どこにでも売っているため、初めて飲むときにあまり期待値は高くありませんでした。
しかし、飲んだらとても出来の良いブレンデッドだと思いましたし、コスパにも優れ、飲み方の汎用性もありと、良い意味で期待を裏切られました。
安くておいしいのは、家飲みとしては大正義!
バランタイン 12年の評価まとめ
今回は、スコッチのブレンデッドウイスキー「バランタイン 12年」についてご紹介しました。
- 味わいのバランスが良く誰でも飲みやすい
- どの飲み方でも楽しめる
- オンライン以外でも簡単に買える
さまざまなウイスキーが高騰している中、ここまで安定して手に入り、かつ味わいも良いウイスキーはそうたくさんありません。
まだ一度も飲んだことのない人は、これを機にぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。
家飲み用で考えたとき、薄型のボトルなので置くスペースを取らないのも地味に嬉しいポイント!
\筆者も自宅用で使うテイスティンググラス/
\ウイスキーが美しく映えるロックグラス/
\さり気なくおしゃれでシンプルなタンブラー/
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