レビュー|グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ【あらゆる面で優秀】
バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチのスペイサイドモルト「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
- スコッチの入門編として初心者にもおすすめ
- スペイサイドモルトの特徴がしっかりと感じられる
- フルーティーでクセもそこまでなく、飲みやすい
- 悪く言えば平均的な味わい
グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブとは
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト (スペイサイド) |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成樽 | アメリカンオーク樽 ヨーロピアンシェリー樽 |
受賞歴 | ISC 2020:金賞 IWSC 2014:金賞 他多数 |
「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」は、シングルモルトの世界売上でNo.1になったブランド・グレンフィディックのエントリーモデルとなる銘柄です。
スコッチシングルモルトの入門編ウイスキーとしてもよく知られており、実際にウイスキー初心者にも勧めやすい飲みやすい味わいで造られています。
フルーティーで華やかな風味、クリーミーな口当たりなど、スペイサイドモルトのスタンダードな特徴を持っているのもポイントです。
以前はもっと安くて手軽に買えたのですが、今は4,000円を超えてしまいました…
グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブの評価・レビュー
バーテンダーである筆者が、「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。
どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
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甘くフルーティーで軽やか。
ハチミツ・洋梨・シトラス・シェリー。
- 味わい
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口当たりはクリーミーで優しく、飲みやすい。
バニラ・洋梨・フローラル・モルト。
- 余韻
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そこそこ続く。
柔らかなスモーキーさ・オーク香・スパイシーさが感じられる。
「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」はとてもバランスの取れた味わいで、初心者におすすめのウイスキーだというのも納得です。
飲みやすいけれど決して軽すぎず、しっかりとした味わいもあります。
スペイサイドモルトの味わいの特徴もしっかりと有しているため、まだスペイサイドモルトの風味が掴めていない人にも飲んでもらいたいウイスキーです。
スタンダードな味わいながらも、バランスが取れています!
飲み方別の評価
ほんの少しアルコール感はあるものの、比較的口当たりが優しくて飲みやすい。シングルモルトの豊かな風味・力強さを感じるなら、まずはストレートがおすすめ。
おすすめ度
フルーティーさとスモーキーさが増す。少量加水のほうが美味しい。
おすすめ度
爽やかな風味とビターさ・スモーキーさ・樽香が増す。好みが分かれそうな感じ。
おすすめ度
フルーティーで甘みのある、飲みやすい水割りに。非常に飲みやすい。
おすすめ度
全体的にどの風味のニュアンスも感じられて、バランスが良い。スッキリ飲める。
おすすめ度
総合評価
「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」は、価格・味わい・飲み方の汎用性など、あらゆる面で優秀なウイスキーです。
悪く言えば特筆すべき点がないとも言えますが、それでも安定して世界中に供給できている点や、一定の品質を保ち続けている点は、やはり高く評価できます。
今まで飲んだことのある人もブラインド(銘柄を隠して)で飲んでみると新たな発見があるため、いつまでも変わらず楽しめるでしょう。
僕も久々に飲んだら、良い意味で「こんな感じだっけ…?」となりました!
グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブの評価まとめ
今回は、スコッチウイスキーのスペイサイドモルト「グレンフィディック 12年 スペシャルリザーブ」についてご紹介しました。
- 有名なブランドなので、スコッチ初心者は絶対に飲んでおきたい
- フルーティーで飲みやすく、スペイサイドモルトの特徴をしっかりと感じられる
- どの飲み方にしても美味しいため、家飲み用に最適
世界的に有名なウイスキーですし、まだ飲んだことのない人は絶対に飲んでおきたいところです。
多くのバーに置いてある銘柄でもあるので、いきなりフルボトルを買うのは気が引けるという人は、まずはバーで1杯飲んでみてもいいかもしれません。
良い意味でとっつきやすく、おそらくほとんどの人がネガティブな印象を持たないと思います。
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