【レビュー】グリーンスポット【有名人にもファンがいる!?】

こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターのもとでチーフバーテンダーを務めています。

今回の記事では、アイルランドのミドルトン蒸溜所で作られているシングルポットスチルウイスキー【グリーンスポット】を評価・レビューしていきます。

あまり聞き慣れないかもしれませんが、【シングルポットスチルウイスキー】とはアイリッシュウイスキー特有のジャンル分けです。

【シングルポットスチルウイスキー】の特徴

  • 単一蒸溜所内で30%以上の大麦麦芽(モルト)と30%以上の未発芽の大麦、その他のライ麦などの穀物を原料とする
  • ポットスチルで3回蒸溜
  • スパイシーな味わいが特徴
  • 元はコストを下げるための方法だった(大麦を発芽させずに済むため手間が減る)
  • 結果的に複雑な味わいを生み出した

グリーンスポットとは


まず注目してもらいたいのがラベルと名前です。

グリーンスポットという名前の通り、ラベルには緑の点がつけられています。

これは昔、【スポットウイスキー】を作り出したロバート・ミッチェルが「ウイスキーを樽でどのくらい熟成させるか」を決めるとき、ペンキで樽に”スポット”をつけて、色別に熟成年数を分けていたのが由来です。

青は7年間緑は10年間黄色は12年間赤は15年間で分けていました。

今回ご紹介するグリーンスポットは7~10年熟成の原酒がブレンドされています。

度数は40%で、使用されている樽はバーボン樽・シェリー樽・マラガワイン樽(ごく僅かに使用)です。

(マラガワインとは、スペインで作られる甘口の酒精強化ワイン)

演劇では有名な『ゴドーを待ちながら』という不条理劇があるのですが、その劇作家のサミュエル・ベケットがグリーンスポットを愛飲していたと言われています。

他にも俳優のダニエル・デイ・ルイス、ミュージシャンのミック・ジャガーもこのウイスキーのファンのようです。

実際の評価

グリーンスポット

香り: 3メロンやレーズン、トロピカルな香りと、スパイシーさもある。
味わい: 3.5青りんごやバニラの甘さ・フルーティーさがある。奥にスパイスも感じられる。
飲みやすさ: 4ライトでスムース。カドもなくて飲みやすい。
コスパ: 4アイリッシュとして飲むならコスパはいい。
総合評価: 4あまり欠点がなく、非常によくできていると思う。

  • 香りも味わいもけっこうフルーティー
  • サラサラしすぎず、軽すぎない
  • 誰にでも愛されるようなウイスキー

このウイスキーはあくまでアイリッシュウイスキーであって、点数も”そのウイスキーとして”、”アイリッシュとして”の点数です。

スコッチ好きがスコッチと比較してはいけません。

アイリッシュの良さは抜群に出ています。

こんな人にオススメ

  • 軽めのウイスキーが好きな人
  • アイリッシュはジェムソンやタラモアデューなどのメジャー商品しか飲んでない人
  • 優しい甘みのウイスキーが飲みたい人
  • クセがなく、美味しいウイスキーを探している人

アイリッシュでなにか探している人がいたら本当にオススメです。

オススメの飲み方

  • ストレート:◎
  • 一番おすすめ。アルコール感も感じづらい。

  • トワイスアップ:✕
  • ボディが強くないため、味がぼやける。

  • ロック:○
  • スパイス感がよくわかる。

  • 水割り:✕
  • 軽すぎてしまう。

  • ソーダ割り:✕
  • こちらもソーダの酸味と発泡性に負けがち。

丸みがあって上品な感じのアイリッシュはなるべくそのまま飲んだほうが美味しいです。

もしくは数滴の加水。

まとめ

  • 7~10年熟成
  • バーボン樽・シェリー樽・マラガワイン樽で熟成
  • 丸みのある優しい甘さ
  • アイリッシュとしての出来がいいウイスキー

生産本数や輸入本数が少ないウイスキーなので、あるうちに一度は飲んだほうがいいウイスキーです。

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グリーンスポットのレビュー
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