レビュー|ヘブリディアンジャーニー【潮気とスモークが心地良くバランス◎】

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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、スコッチウイスキーのブレンデッドモルト「ヘブリディアンジャーニー」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2026/9/2時点のものです。

ヘブリディアンジャーニー
総合評価
( 4 )
メリット
  • ピート感を主体に、バランスの良い味わいが楽しめる
  • クセはあるが重さはなく、飲みやすさがある
  • どの飲み方にしてもおいしく飲める
デメリット
  • 熟成感や味わいの奥行きはない
  • 同価格帯の他のウイスキーを見ると、購入する決定力に欠ける
CONTENTS

ヘブリディアンジャーニーとは

ヘブリディアンジャーニー
生産国

スコットランド

分類

ブレンデッドモルト

容量 / 度数

700mL / 46%

使用原酒
  • アイラの複数の蒸溜所原酒
  • 4~6年前後熟成のアイル・オブ・ジュラ
主な受賞歴
international spirits challenge 2023 silver

ヘブリディアンジャーニー」は、インディペンデントボトラーの「ハンターレイン」が手掛ける「ジャーニーシリーズ」のブレンデッドモルトウイスキーです。

インディペンデントボトラーとは
蒸溜所から原酒や樽を仕入れ、独自に熟成・選定・瓶詰めして販売する独立した業者のこと。蒸溜所の定番商品とは異なる個性的なウイスキーを楽しめるのが特徴。

ハンターレインとはハンターレイン | 株式会社ジャパンインポートシステム
スコットランド・グラスゴーを拠点とする家族経営のインディペンデントボトラー。2013年に設立され、「オールド・モルト・カスク(OMC)」など数多くのブランドを展開。アイラ島のアードナッホー蒸溜所も所有している。

「ジャーニーシリーズ」は、スコットランド各地を「旅する」ことをコンセプトに、それぞれの土地をイメージしたブレンデッドモルトを造っているシリーズです。(他にも、「アイラジャーニー」「ハイランドジャーニー」「キャンベルタウンジャーニー」がラインナップ)

その中でも「ヘブリディアンジャーニー」は、アイラ島の複数蒸溜所のモルト原酒と、4〜6年熟成のアイル・オブ・ジュラを使用。

アイラモルトを前面に出している「アイラジャーニー」とは違い、スモーキーさだけでなく、潮気やフルーティーさ、モルトの甘さなどがより感じられ、バランスの取れた味わいが楽しめます。

いのかず

バランスが良いとはいえ、しっかりとスモーキーなので注意しましょう!

ヘブリディアンジャーニーの評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が「ヘブリディアンジャーニー」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

香り

スモーキーかつフルーティーで力強く、バランスの取れた香り。
バニラ、レモン、青リンゴ、潮気、スモーク。

味わい

しっかりとピーティさはありつつバランスが良く、滑らかでオイリーな口当たり。
バニラ、リンゴ、モルト、スモーク、スパイス、潮気。

余韻

ほんのり甘さ、スモーク、スパイシーさが程よく続く。

ヘブリディアンジャーニー」は、しっかりとスモーキーさや潮気などの力強い味わいはありつつも、どこか穏やかさも感じられ、バランスの良い味わいです。

熟成感はないものの、若々しくフルーティーで爽やかな風味が楽しめます。

度数が46%少し高めで、味わいのパンチもあるため飲み応えはありますが、飲みやすさも感じられました。

薬品香系ではなく、燻製系のスモーキーさで、風味や飲み口に重さはないため、「スモーキーなウイスキーは好きだけど、ラフロイグのような重い薬品っぽさは苦手」という人にも比較的おすすめしやすい1本です。

いのかず

良い意味で若々しい味わいですね。“荒さ”は若干ありつつも、“粗さ”は感じません。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

良い意味で、若さを感じるパワフルな味わい。バランスが良く、重さもないため飲み進められる。

おすすめ度

トワイスアップ

甘さがしっかりと感じられ、飲みやすくなる。味わいもボヤけず、柔らかいスモークが心地良い。

おすすめ度

ロック

クセが1番強い飲み方。甘さは控えめになり、潮気や薬品香、スモーキーさが前面に出る。飲み応えが欲しい人におすすめ。加水が進むと甘さも出てくる。

おすすめ度

水割り

潮気やスモーキーさなどパンチはありながら、非常に柔らかい口当たりに。余韻も心地良く抜けていく。

おすすめ度

ソーダ割り

爽やかなピート感でおいしいが、特筆すべき点はあまりなく、他の安い銘柄でもいい。

おすすめ度

総合評価

ヘブリディアンジャーニー」で個人的に評価したいのは、やはりバランスの良さです。

スモーキーさや潮気など、ピートの風味一辺倒にならず、モルティさ・フルーティーさなど、さまざまな要素をしっかりと感じられました。

また、どの飲み方にしてもおいしく、価格帯を考えても家飲みウイスキーとしては良い銘柄でしょう。

点数が伸び切らなかったのは、個性や奥深さ、複雑さがそこまであるわけではなく、このボトルを買う大きなキッカケが見つからなかったからです。

約5,500でこの出来ならコスパは悪くないのですが、同価格帯で他の銘柄も視野に入ってくるため、やや決定力に掛けてしまいました。

いのかず

とはいえ、前述のとおりスモーキーなウイスキーの中でも重くないものを飲みたい人や、ピート一辺倒ではないバランスの取れた味わいが好きな人には非常におすすめできます。

ヘブリディアンジャーニーの評価まとめ

今回は、スコッチウイスキーのブレンデッドモルト「ヘブリディアンジャーニー」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • アイラ島の複数蒸溜所とジュラの4〜6年前後のモルト原酒をブレンド
  • 味わいのバランスが良く、ピーティさを中心に、フルーティーさや甘さもある
  • どの飲み方にしてもおいしく飲める

クセはありつつも、比較的親しみやすい味わいなのかなと感じました。

よくセールにもなる銘柄ですから、飲んだことのない人はぜひこれを機に飲んでみてはいかがでしょうか。

いのかず

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