【レビュー】アイル・オブ・ジュラ 10年【アイランズなのに甘く華やか】
今回の記事では【アイル・オブ・ジュラ 10年】について、
- テイスティングレビュー
- おすすめの飲み方
- どんな人におすすめのウイスキーか
これらをご紹介していきます。
【アイル・オブ・ジュラ 10年】ってどんなウイスキー?
原産国 | スコットランド(アイランズ) |
分類 | シングルモルト |
容量 | 700ml |
度数 | 40% |
熟成年数 | 10年 |
熟成樽 | ・バーボン樽 ・オロロソシェリー樽(フィニッシュ) |
価格帯 | 約4,500円 |
【アイル・オブ・ジュラ 10年】は、スコットランドの「アイランズ」に分類される島々の中にある「ジュラ島」のジュラ蒸溜所で造られるウイスキーです。
【アイル・オブ・ジュラ 10年】の評価・レビュー
※基本的にストレートでの風味を記載しています。
香り [star-list number=3] 3
オレンジ系のフルーティーさと、シェリー感も若干感じます。軽いスモークに接着剤のようなニュアンスも。
味わい [star-list number=3] 3
ダークチョコやハチミツのしっかりとした甘さ、オレンジ、シナモンと、10年熟成ながらいろんな味わい楽しめます。独特の土っぽさも特徴的です。若干オイリー。
アフターフレーバー [star-list number=2.5] 2.5
短めです。ほのかのピートと麦の甘さ、土っぽさが残ります。
飲みやすさ [star-list number=3.5] 3.5
10年熟成の割にはアルコールのアタックはかなり抑えめです。バランスがよく、嫌なクセもありません。
コストパフォーマンス [star-list number=3.5] 3.5
出来のいいウイスキーなので、個人的には10年熟成で4,500円でもコスパはいいほうです。
総合評価 [star-list number=3] 3
味自体はおいしく、特徴もあるので全体的にはおすすめです。いつものアイランズモルトとは一味違った個性を楽しめます。
2017年に新ボトルになりましたが、ボトルの刷新を重ねるごとに味もよくなっている印象です。
【アイル・オブ・ジュラ 10年】の飲み方別の評価
意外と個性的なので、個性を消さない飲みかたがおすすめです。
ストレート:◎
雑味やアルコール感はそこまでないので、ネガティブな要素はあまり感じません。味もしっかり感じられます。
トワイスアップ:○
そんなにボヤけませんでした。甘さがメインになり、だいぶ飲みやすいです。
ロック:○
リンゴっぽさが出ます。土の香りとオークの香りが混ざり、ストレートに比べてビターになる印象です。
水割り:△
甘めの水割りです。おいしいけれど、これといって特徴を感じず、わざわざジュラで水割りを飲む感じではありません。
ソーダ割り:△
結構フルーティーさを感じます。水割りと同様、特筆しておいしかったり、特徴が前面に出たりはしません。
【アイル・オブ・ジュラ 10年】はこんな人におすすめ
- アイランズモルトのなかでも優しい味のウイスキーが飲みたい人
- 甘めのウイスキーが好きな人
- バランスの取れたウイスキーが好きな人
マイナーなウイスキーながら出来はよく、バランスも取れていて好感が持てます。
ボトルがリニューアルするたびにおいしくなっているので、これから先が楽しみです。
まとめ:【アイル・オブ・ジュラ 10年】は個性もありつつアイランズの中では甘く華やか!
アイランズモルトは【タリスカー】や【ハイランドパーク】が有名すぎるがあまり、他のウイスキーはマイナーです。
しかし今回ご紹介した【アイル・オブ・ジュラ 10年】も特徴的でおいしいので、飲んだことのない人にはぜひおすすめしたいです。
\ウイスキーの香り・味わいを引き立てるグラス【高コスパ・高品質】/
Comment