レビュー|ジム ビーム ライ【ライ初心者におすすめの高コスパウイスキー】

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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、ライウイスキーの「ジム ビーム ライ」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2024/12/11時点のものです。

ジム ビーム ライ
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 高コスパで初めてのライウイスキーには最適
  • アルコール刺激が柔らかく、飲みやすい
  • バーボンだと甘すぎるという人におすすめ
  • ソーダ割りや水割り、カクテルなど、さまざまな楽しみ方ができる
デメリット
  • スパイシーで刺激的な味わいではなく、とにかく優しい味わいが好きな人にはミスマッチ
  • 複雑味はそんなになく、飲みごたえはない
CONTENTS

ジム ビーム ライとは

ジムビーム ライ
生産国

生産国

アメリカ

分類

分類

ライ

容量・度数

【内容量・度数】

700mL / 40%

受賞歴

【主な受賞歴】

international spirits challenge 2018 silver
international wine & spirits competition 2017 silver

ジム ビーム ライ」は、世界一のバーボン販売量を誇るブランド「ジム ビーム」が販売するライウイスキーです。

ライウイスキーとは?

アメリカンウイスキーの1種で、原料の51%以上がライ麦で造られるウイスキー。他の原料としてトウモロコシ・モルトも使われる。同じアメリカンウイスキーであるバーボンウイスキーと同じく、内側を焦がしたオークの新樽で2年以上の熟成が必要。ライ麦由来のスパイシーかつハーバルな味わいが特徴。

1945年から販売されている銘柄で、ライウイスキーとしてはもっとも低価格で買える銘柄でしょう。

甘さを求めるなら通常の「ジム ビーム」、甘さは控えめでキレの良い味わいを求めるなら「ジム ビーム ライ」と、同メーカーの中でもハッキリと味わいが分かれています。

いのかず

バーボンの原料は51%以上がトウモロコシなのに対し、ライの原料は51%以上がライ麦で造られることと、スパイシーかつハーバルな味わいが特徴であることの2点は覚えておきましょう!

ジム ビーム ライの評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が「ジム ビーム ライ」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

香り

ウイスキーの香り

ライトな香りで、低価格ながらもアルコール臭はなく、ライウイスキーらしいスパイシーな香り。

バニラ、スパイス、リンゴ、除光液、ハーブ。

味わい

ウイスキーの味わい

アルコール感はなく口当たりは滑らかで、ライ特有の芳ばしさやスパイシーさがしっかりと感じられる。

キャラメルポップコーン、バニラ、チェリー、力強いスパイス、ハーブ、オーク香。

余韻

ウイスキーの余韻

ややドライめで、しっかりとしたスパイシーさと柔らかいオーク香、ほのかなキャラメルが程よく続く。

ジム ビーム ライ」は、低価格ながらアルコール感が少なく、かつライウイスキーの風味がしっかりと感じられます。

スパイシーなピリッとした味わいは、アルコール感とはまた違う刺激なのですが、初心者だと勘違いしてしまう人もいるかもしれません。

しかしネガティブな刺激要素ではないため、そこまで違和感飲めるはずです。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

ストレート

スパイシーさをしっかりと感じたいならストレート一択。シンプルながらもライウイスキー初心者は一度ストレートで飲んでもらいたい。

おすすめ度

トワイスアップ

トワイスアップ

甘さが強くなり、飲みやすくなるが、ストレートよりもややアルコールの風味が出てくる印象。

おすすめ度

ロック

ロック

ハーブや除光液のような風味、スパイシーさが強くなる。味わいに奥行きがなくなり、おもしろみがない。

おすすめ度

水割り

水割り

余韻のスパイシーさはほのかに感じつつ、他の飲み方以上にフルーティーさや甘さが引き立つ。樽のエグみも出ず、馴染は非常に良い。

おすすめ度

ソーダ割り

ソーダ割り

鼻から抜ける香りは甘さもあるが、舌にいつまでも残らず、爽やかでキレが良い。スッキリと飲めて好印象。

おすすめ度

カクテル(ベース)

カクテルベース

やや主張は弱いものの馴染みが良く、家飲みカクテルなら申し分ないおいしさ。

おすすめ度

総合評価

ジム ビーム ライ」は、ライウイスキーの味わいがハッキリと感じられるのはもちろんのこと、コスパにも優れ味わいにも満足できるため、非常に高評価です。

ソーダ割りが合うのは当然だろうと思っていたのですが、水割りがおいしかったのはとても意外で、嬉しい誤算でしたね。

もちろんストレートでも飲めますし、カクテルベースとしても価格帯で考えたら優秀です。

日常的に飲むウイスキーとしてはもちろん、ライウイスキーベースのカクテルは種類が多いため、1本持っておくとさまざまな用途で重宝するでしょう。

いのかず

低価格ながらも出来は良く、数あるライウイスキーの中でも特にシンプルな味わいで、ライウイスキー初心者に特におすすめです。

ジム ビーム ライの評価まとめ

今回は、ライウイスキーの「ジム ビーム ライ」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • ライウイスキーの中ではもっとも低価格で買えるが、質は高い
  • スパイシーでハーバルな味わいで、アルコール感が少ない
  • さまざまな飲み方で楽しめ、コスパも良いため、1本あると重宝する

「バーボンだと少し甘くて重たい」という人でも、スパイシーでキレの良い味わいのライウイスキーなら、抵抗感なく飲めるはず。

非常にコスパに優れた1本ですので、ライウイスキー初心者はもちろんのこと、ウイスキーの消費量が多い人もぜひ一度お試しください。

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いのかず

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