【付き合ってはいけない3B】バーテンダーのイメージと実際
こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターの元でチーフバーテンダーをしています。
世間で【付き合ってはいけない職業】とされている3B
- バンドマン
- バーテンダー
- 美容師
ですが、現役バーテンダーの僕が
本当に付き合ってはいけないかどうか
をご紹介します。
バーテンダーのイメージ
正直人によって印象はまちまちだと思います。
しかし広く浸透しているのはやっぱり
【水商売】
という括りで見られます。
やはり飲食業なので長時間労働でも低賃金ですし、2020年10月時点ではコロナウイルスの影響もあり、収入が安定しないことも。
社会的な地位としては、どうしても低く見られてしまいます。
ネットでバーテンダーのイメージを検索してみると、だいたいは悪いイメージばかりが出てくるのでそちらもご紹介します。
悪いイメージ・噂
- 異性との出会いが多い
- チャラい
- 他の仕事の片手間でやっている
- 教養が無く頭が悪い
- 楽しくお酒を出す楽な仕事
こういった方も少ないとは思いますが実際にいらっしゃいます。
本来同業者がこんな事を言ってはいけないのですが、、悪いイメージを広げる一因になっているのは確かでしょう。
仕事として成り立っているなら、別に悪いことではないと思いますけどね。
需要と供給ですから。
実際のバーテンダー【店によります】
この見出しにも書きましたが、これは本当に店によってバーテンダーの雰囲気は変わります。
いわゆるオーセンティックバーに行けば髪型や服装がしっかりとしたバーテンダーがいますし、カジュアルなバーに行けばカジュアルなバーテンダーがいます。
いのかずはオーセンティックバーで勤めていますので、そちらをメインに、実際のバーテンダーはどうなのかをお伝えします。
異性との出会いが多いのではなく、関わることが多い
確かに男女比で言うとお客様は男性7:女性3くらいの割合なので、関わること自体は多いかもしれません。
しかしあくまで相手をしているのはお客様です。
プロ意識を持って仕事をしているので、お客様は恋愛対象には一切なりません。
同じ会社の同僚に異性がいる方がよっぽど距離が近いので、そういった点ではバーテンダーはむしろ安全物件だと思います。
チャラけている暇はない
いのかずの店は一流のマスターだからかもしれませんが、カッコつけたりチャラけている暇なんて一切ありません。
練習や接客の訓練、勉強をしないとあっという間に使い物にならなくなります。
他の仕事をしながらなら、どっちも全力でやらないと無理
- かなり詳しいお酒の知識
- 飲み方別におすすめの銘柄
- カクテルの種類・レシピ
- かなり高めの接客スキル
- 日々のカクテルの練習
- 常にマルチタスクで仕事をこなすスキル
これらを全部こなせても、なお片手間で出来ているなら天才です。
常人には無理です。
たとえ学歴はなくても博識
どのお客様とも話ができないといけません。
だいたい全ての話題を知っているか、知らなくてもお客様から知識を引き出す質問力があります。
バーテンダーはどの分野においても勉強熱心です。
楽しいが本当に厳しい仕事
まず楽しいが基本にはありますが、求められるスキルがかなり高いです。
キツイこと、ツライことも多く、それをやりがいと捉えられない人はすぐに辞めていきます。
[word_balloon id=”1″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true” font_color=”#222222″]ちなみに僕の店は2日~2周間でみんな辞めていきます(泣)[/word_balloon]
付き合っていはいけないかどうか
常に彼氏(彼女)と一緒にいたい、というタイプの方は確かに付き合わないほうがいいかもしれません。
しかしそれはあくまで仕事に対する情熱が凄まじいのと、どうしても仕事時間が長く昼夜逆転の生活になってしまうことが理由です。
勘違いしてほしくないのは、決してバーテンダーはちゃらんぽらんだったり、マイナスイメージを持つような人間ではないということです。
むしろ付き合ったら仕事はプロフェッショナルにこなすし、知識は豊富だし、何より家で美味しいカクテルを作ってくれますよ。
結局の所は人それぞれ好みや価値観、相手に求めるものが何なのかに尽きると思います。
今回も読んで頂いてありがとうございます。
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