レビュー|ロイヤルロッホナガー 12年の特徴・味・飲み方を紹介【王室御用達に相応しい上品な味わい】

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ロイヤルロッホナガー 12年の評価・レビュー
ご紹介するウイスキーの簡単まとめ
  • 過去、ヴィクトリア女王から王室御用達の証である「ロイヤル」という称号を授かる
  • 白檀(サンダルウッド)のようなオリエンタルな香り
  • 甘く上品でまとまりのある味わい
いのかず

どうも、バーテンダー兼ブロガー&ライターのいのかずです。

今回の記事では、スコッチのハイランドで造られるシングルモルトウイスキー「ロイヤルロッホナガー 12年」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ロイヤルロッホナガー 12年

ロイヤルロッホナガー 12年
原産国スコットランド
分類シングルモルト
(ハイランド)
容量700ml
度数40%
熟成樽リフィルのシェリー樽
リフィルホグスヘッドのバーボン樽

ロイヤルロッホナガー 12年は同名の蒸溜所で造られるウイスキーですが、実は昔の蒸溜所名は「ニューロッホナガー蒸溜所」でした。しかしヴィクトリア女王を蒸溜所に招待した際に、英国王室御用達の証である「ロイヤル」の称号を授かったため、蒸溜所名を「ロイヤルロッホナガー蒸溜所」に改名。ロイヤルワラントを授かるった素晴らしいクオリティは、現在もそのまま受け継がれています。

熟成にはシェリー樽とバーボン樽の2種類の樽が使われていますが、それぞれ樽の個性が出すぎないリフィルの樽(過去に使用済みの樽)を使っているため、樽由来の風味が尖っておらず、味わいのバランスがとても良いです。

ちなみに、実はブレンデッドウイスキーの「ジョニーウォーカー ブルーラベル」や「VAT69」のキーモルト(ブレンドの核となるウイスキー)に使われています。

ロイヤルロッホナガー 12年の評価・レビュー

評価・レビュー

バーテンダーである筆者がロイヤルロッホナガー 12年を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

香り

フレッシュなフルーティーさとモルトやバニラの甘い香り、干し草のようなフローラルさも感じます。

味わい

繊細さがあるものの、オイリーかつなめらかな口当たりです。甘み・酸味・フルーティーさ・ウッディさのバランスが良く、上品にまとまっています。

余韻

ほどよく続き、白檀のような心地良い香りが抜けていきます。

全体的に優しく飲みやすい印象です。バランスが良くて華やかさがあり、ロイヤルワラントを授かるにふさわしい味わい。繊細さと複雑さのどちらも兼ね備えていて、初心者から飲み慣れた人まで幅広い人におすすめできます。どんなときでも美味しく飲める安心感があるので、いつでも家に置いておきたい1本です。

飲み方別の評価

独特の風味と上品な味わいを楽しむなら、ストレートが1番おすすめです。ちゃんとテイスティンググラス(スニフターグラス)で楽しみたいところ。

おすすめ度 [star-list number=5] 5

トワイスアップ

繊細な味わいなので、水と1:1だとボヤケてしまう印象です。甘みとフルーティーさはグッと上がりますが、加水は少しだけのほうがよいでしょう。

おすすめ度 [star-list number=2.5] 2.5

ロック

氷で冷えたウイスキーが舌の上で少しあたたまることで、飲むときに樽由来の独特な白檀の風味がしっかりと感じられます。酸味を少し感じやすくなり、スッキリと飲めるでしょう。

おすすめ度 [star-list number=4] 4

水割り

優しい飲み口で、香り高い水割りになります。華やかさをしっかりと感じるためにも、あまりキンキンに冷やしすぎないほうが美味しいです。

おすすめ度 [star-list number=4] 4

ソーダ割り

繊細さがソーダの刺激と発泡性にかき消されてしまう印象です。美味しいですが、わざわざロッホナガーをソーダ割りにする意味もそんなに感じません。

おすすめ度 [star-list number=2] 2

総合評価 [star-list number=4] 4

ロイヤルロッホナガー 12年どの飲みかたでも美味しく飲めますし、コスパも良好です。12年熟成とスタンダードな熟成感ではありますが、しっかりと落ち着いた味わいが楽しめます。個人的にはあまりネガティブな印象はありませんが、人によっては少し味わいに物足りなさを感じる可能性も。ただ、それが良さでもあるので、気になったら飲んでみても損はありません。

いのかず

バーでも、あまりウイスキーを飲んだことのない人にけっこうおすすめします!けっこう高評価をいただくことが多いです。

まとめ:ロイヤルロッホナガー 12年は白檀のような香りと繊細で上品な風味が楽しめる

ウイスキーの価格高騰により、12年熟成のスコッチでも4,000~5,000円するようになってきました。ロイヤルロッホナガー 12年も少しだけ高くなってしまいましたが、普通に買う価値は大いにあるでしょう。まだ価格的にコスパがいい今、ぜひ一度飲んで見ることをおすすめします。

いのかず

個人的にけっこう好きな銘柄の1つで、本当におすすめです!

いのかず

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