こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターのもとでチーフバーテンダーを務めています。
今回の記事では、スコットランドのスペイサイド地域にあるスペイバーン蒸溜所で作られているシングルモルトウイスキー【スペイバーン10年】を評価・レビューしていきます。
実際にバーで説明するときのように簡潔にわかりやすく説明するので、詳しい蒸溜所の情報や歴史は他のサイトをご覧ください。
【レビュー】スペイバーン10年
香り: 2シトラスやハチミツの香り。ピートは弱め。若干アルコール刺激がある。
味わい: 2.5若めの酒質。オークの感じが出ている。スタンダードなスペイサイド感。
飲みやすさ: 3.5クセがなく、穏やか。軽めのボディで飲みやすい。
コスパ: 2.5値段相応の味。
総合評価: 2.5可もなく不可もない。
- 王道のスペイサイド感
- ライトボディでウイスキー初心者でも飲みやすい
- バランスはよく取れている
- 普段のみには最適
個人的には割りとすべてが平均的に感じました。
同じスペイサイド地域には有名な【グレンフィディック】などがありますが、正直フィディック12年の方が出来はいいです。(スペイバーン10年と値段が変わらないのに12年熟成)
フィディックと比べてスペイバーンの方がスッキリはしています。
こんな人にオススメ
- スッキリ目のウイスキーが飲みたい人
- シングルモルト初心者
- 家飲み用に一本買いたい人
- いつもと違うスペイサイドウイスキーが飲みたい人
飲む人やコンディション、シチュエーションをある程度選ばないウイスキーかなと思いました。
オススメの飲み方
-
- ストレート:△
熟成年数が若いため、アルコール刺激がまだある。
-
- トワイスアップ:△
味わいがボヤけてしまって中途半端になる。
-
- ロック:○
アルコール刺激が和らぎ、まろやかでスッキリと飲みやすい。
-
- 水割り:○
優し目の水割りだが、オークやモルトの香りもして意外と軽すぎない。
-
- ソーダ割り:◎
ライトなピートとライトな飲み口。スッキリと飲める。
ソーダ割りが最適で、食事のときにもよく合います。
水割りでもそこそこ美味しいのですが、やや個性が引っ込んでしまう気がしました。
まとめ
- バランスが取れたウイスキー
- スペイバーンをあえて飲む動機付けが弱め
- ソーダ割りでスッキリ飲むのがオススメ
- ウイスキー初心者でも飲みやすく、買いやすい
特徴的なところがあまりなく、平均的な印象を受けました。
しかし飲みやすく低価格なウイスキーではあるので、家飲み用に1本持っておいてもいいかもしれません。
【バーテンダーも愛用】低価格なのに上質なテイスティンググラスはこちら
これからも有益な情報を発信していきますので、ブックマークや記事のシェアをしていただけたら僕も励みになります。
Twitterではカクテルのメイキング動画等、ブログでは見られない情報も発信するのでフォローもぜひお願いします。
Comment