レビュー|ウォータープルーフ【汎用性高めでバランスの良いシェリー系】

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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、スコッチウイスキーのブレンデッドモルト「ウォータープルーフ」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2026/6/14時点のものです。

ウォータープルーフ
総合評価
( 4 )
メリット
  • シェリー系の風味とほどよい飲み応えで満足感がある
  • 重さはそこまでなく爽やかさもあるため、飲みやすい
  • どの飲み方でもおいしく飲める
デメリット
  • 複雑さや深み、個性はあまりない
  • やや若さを感じる
CONTENTS

ウォータープルーフとは

ウォータープルーフ
生産国

スコットランド

分類

ブレンデッドモルト

容量 / 度数

700mL / 45.8%

熟成樽
  • シェリー樽
  • バーボン樽
主な受賞歴
ISC-2024-gold
SFWSC-2024-silver
WWA 2021 category winner

ウォータープルーフ」は、スペイサイド・ハイランドのシェリー樽モルト原酒を多めにブレンドした、ブレンデッドモルトウイスキーです。

「ウォータープルーフ(WATERPROOF)」という名前は、ウイスキー造りに欠かせない「水」と、アルコール度数を示す言葉として使われていた「プルーフ(Proof)」を組み合わせたものです。

「Proof」にはもともと「証明」という意味があり、かつては火薬を使って蒸留酒のアルコール度数を確かめていたことに由来します。

さらに「Waterproof」には英語で「防水」という意味もあります。

ラベルに描かれた雨粒やラバー製のネックタグには、1823年にゴムを使った防水布の製法で特許を取得し、のちの防水コート「マッキントッシュ」につながる技術を生み出したスコットランド人発明家、チャールズ・マッキントッシュへのオマージュも込められているそうです。

いのかず

2025年に、インチデアニー蒸溜所を保有する「InchDairnie Whisky Limited」と合併したため、おそらくモルトにも「インチデアニー」が使われているのでしょう。

ウォータープルーフの評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が「ウォータープルーフ」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

香り

甘く穏やかな香り。
ハチミツ、モルト、オレンジ、青リンゴ、オーク香。

味わい

サラリとした口当たりだが、味わいはしっかりめ。
ハチミツ、モルト、ドライフルーツ、青リンゴ、わずかにスモーク、スパイス、オーク香。

余韻

甘さとスパイシーさが程よく続く。

ウォータープルーフ」は、シェリー樽由来の味わいがしっかりと感じられ、少し高めの度数もあって満足感のある飲み応えです。

シェリー樽の風味も強すぎず、口当たりの軽さと爽やかさもあるため、誰でも飲みやすいでしょう。

深みや複雑さはそこまでないものの、価格帯で考えればこんなものではないでしょうか。

いのかず

苦味や渋味、シェリー樽特有の硫黄っぽさはそこまでなく、比較的飲みやすいシェリー系ですね。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

若さは感じるものの、味わいがしっかりしているため、飲み応えがあって良い。余韻がもう少しあるとより高評価。

おすすめ度

トワイスアップ

ややモルティさが強まり、スパイシーさが和らぐ。少量加水だとフルーティーさをよく感じられる。

おすすめ度

ロック

飲み始めは、甘さと芳ばしさがしっかりと感じられるようになる。時間が経つと甘さは落ち着き、やや渋めの味わいになる。

おすすめ度

水割り

口当たりが柔らかく、飲みやすさもありつつ、味わいもボヤけない。甘さとフルーティーさの抜け方が心地良い。

おすすめ度

ソーダ割り

フルーティーさがしっかりと感じられ、ほんのりビターでキレが良い。軽すぎず飲み飽きず、良いバランス。

おすすめ度

総合評価

ウォータープルーフ」は、しっかりとシェリー樽のニュアンスも感じられますが、そこまで主張は強くなく、バランスは良好でした。

飲みごたえもあり、飲んだときの満足感はそこそこ高めです。

さらにどの飲み方にしてもおいしく、価格に見合った味わいもあるため、コスパはそこそこ良いでしょう。

点数が伸び切らなかった理由として、ややアルコール感があり熟成感に乏しい点と、深みや複雑さがあまりなく、単調に感じてしまう点が挙げられます。

ただし前述のとおり、約4,500円という価格を考えると、そこまで気にならないレベルです。

いのかず

普通においしいので、飲んでみる価値は大いにあるでしょう。

ウォータープルーフの評価まとめ

今回は、スコッチウイスキーのブレンデッドモルト「ウォータープルーフ」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • シェリー樽原酒が多く使われ、スペイサイド・ハイランドモルト原酒を使用している
  • しっかりとした味わい・飲み応えだが、重さはなく飲みやすい
  • どの飲み方でも楽しめ、コスパもそこそも良い

ゴリゴリのシェリー系を求めている人にとってはやや物足りなさを感じるかもしれませんが、これからシェリー系のウイスキーを試したいと思っている人には非常におすすめです。

まだ飲んだことのない人は、これを機にぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。

いのかず

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