レビュー|ホワイトマッカイ スペシャル【最強コスパのシェリー系】

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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、スコッチのブレンデッドウイスキー「ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2025/2/18時点のものです。

総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 低価格とは思えない飲みやすさとコクのある味わい
  • お手軽にシェリー樽の風味が楽しめる
  • 飲み方の汎用性も高い
デメリット
  • あくまで良い部分は価格との相対評価であって、“低価格らしさ”は少なからずある
CONTENTS

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)とは

ホワイトマッカイ スペシャル
基本情報
生産国

スコットランド

分類

ブレンデッド

容量 / 度数

700mL / 40%

キーモルト
  • ダルモア
  • フェッターケン(フェッターケアン)
  • タムナヴーリン
主な受賞歴
ISC-2024-silver
international spirits challenge 2022 gold
World Whiskies Awards 2022
Silver

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」は、シェリー樽で熟成されたモルト原酒をブレンド(ヴァッティング)し、再度シェリー樽で熟成、最後にシェリー樽で熟成されたグレーンウイスキーをブレンドして再々度熟成するという、3段熟成(トリプルマチュアード)で造られるウイスキーです。

特定のキーモルトの風味が突出しないよう、バランス良くブレンドされています。

1,000円台で買えるウイスキーの中でも、特に手間をかけて造られるウイスキーで、低価格帯にありがちな“安っぽさ”や“アルコール刺激”がありません。

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)の評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が「ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

テイスト
香り

バニラ、カラメル、オレンジ、フローラル、シナモン。

味わい

価格のわりにアルコール刺激はなく、甘さはあるがライトな飲み口。
キャラメル、モルト、ドライフルーツ、シナモン、ハーブ、わずかにスモーク、オーク香。

余韻

ほんのりビターでスパイシーな余韻が程よく続く。

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」の味わいは、優しくシェリー樽を感じるような甘さがメインです。

1,000円台とは思えないコクのある味わいで、バランスも良好。

ケミカル感のないナチュラルな味わいですし、ウイスキー初心者から飲み慣れた人まで、幅広い人が楽しめることでしょう。

いのかず

テイスティンググラスでスワリングするとよくわかるのですが、液体の粘性は皆無で、甘さのわりに口当たりはサラッとしています。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

若干アルコール感はあるものの、低価格の割には感じない。甘さをしっかり感じられておすすめ。

おすすめ度

トワイスアップ

意外と味わいが薄まらず、甘さとフルーティーさの輪郭がわかりやすくなる。アルコール感やビターさも取れる。少量の加水よりも、「ウイスキー : 水=3 : 1」くらいがおすすめ。

おすすめ度

ロック

飲み始めは甘さが強く、後半は酸味とフルーティーさが際立ち、パインのような風味になる。渋さやエグミはそこまでなく、ネガティブな印象はない。濃厚で芳醇な味わい。

おすすめ度

水割り

ウッディで柔らかい甘さのある水割りに仕上がる。雑に作ると樽の渋みが出るので、丁寧に作りたい。

おすすめ度

ソーダ割り

コクのあるソーダ割りに仕上がる。ほんのり甘さはあるものの、酸味と若干のビターさが相まってバランスが良く、キレが良い。シェリー樽のソーダ割りはエグみが出がちだが、ブレンデッドなのでネガティブな部分が感じられない。

おすすめ度

総合評価

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」は、1,000円台で買えるウイスキーの中ではトップクラスに満足できる味わいです。

総合評価の点数は、あくまで価格と照らし合わせた結果なので、当然「めちゃくちゃおいしい!」というわけではありません。

しかし、お手軽にシェリー樽の風味が楽しめますし、ネガティブな要素もそこまで感じられず、飲み方の汎用性も高いという、家飲みウイスキーの評価としては順当でしょう。

いのかず

おいしく飲めて、しかもガブガブ飲んでも罪悪感がない価格なんて悪魔的…。

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)が「まずい」という意見について

「ウイスキー まずい」h2見出し用画像

ネットで「ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」を調べると、「 まずい」という検索候補が出てきます。

上記のような検索結果が出てくる理由は、まずいウイスキーなのか気になって調べる人や、実際にまずいと主張する人がいるからでしょう。

もちろん個人の味覚によって好みは分かれるのですが、個人的には「まずいとは1ミリも思わず、むしろ価格以上においしすぎる」くらいの印象です。

ただし、味わいの厚みがそこまでないため、水やソーダで割ったときにややペラくなってしまいやすいので、分量にだけは注意したいところ。

他のウイスキーもそうですが、「ウイスキー : 水=3 : 2.5」程度、「ウイスキー : ソーダ=3 : 1」程度にとどめましょう。

いのかず

水割りやソーダ割りの評価が低いレビューを見ると、明らかに加水しすぎな画像をよく見かけますが、分量を守って丁寧に作れば、とてもおいしく仕上がります。

ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)の評価まとめ

今回は、スコッチのブレンデッドウイスキー「ホワイトマッカイ スペシャル(ホワイト&マッカイ)」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • 3段階熟成によって生まれる、1,000円台とは思えない飲み口の柔らかさ
  • お手軽な価格でシェリー樽の風味が楽しめる
  • 甘さがメインでバランスが良く、コスパは最強クラス

記事を書いていて、自分でも少々褒めすぎなのではないかと心配になりました。

しかし、実際においしいものはおいしいですし、どのウイスキーも値上がり続きのなか、低価格でここまで高品質な銘柄はそうそうありません。

誰でも気軽に購入できる価格帯ですし、気になっている人や、まだ飲んだことのない人はぜひ一度飲んでみてください。

いのかず

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