レビュー|クラウンローヤル ファインデラックス【ライトで滑らかな優しい味わい】

いのかずバーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、カナディアンウイスキーの「クラウンローヤル ファインデラックス」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
※このレビュー・評価は2026/9/2時点のものです。


- クセがなく、穏やかでライトな口当たりで誰でも飲みやすい
- 甘さが主体で、バニラやカラメルを思わせる味わいが楽しめる
- 飲み方の汎用性は高め
- 複雑さや飲み応えがないため、飲んだときの満足感はあまりない
- 同価格帯で他においしいウイスキーがたくさんある
クラウンローヤル ファインデラックスとは


- 生産国
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カナダ
- 分類
-
ブレンデッド
- 容量 / 度数
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750mL / 40%
- 主な受賞歴
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「クラウンローヤル ファインデラックス」は、カナダ・マニトバ州ギムリにある蒸溜所で造られている、クラウンローヤルを代表するブレンデッドウイスキーです。
ライ麦・トウモロコシ・大麦を原料とし、50種類のカナディアンウイスキーをブレンドして造られています。
クラウンローヤルが誕生したのは1939年で、当時カナダを訪問したイギリス国王ジョージ6世とエリザベス王妃のために造られたのが始まりです。
5種類のマッシュビルと12基の蒸溜塔を使って個性の異なる原酒を造り分け、チャーした新しいオーク樽や再利用したオーク樽などで熟成した後にブレンドしています。
なかでも「クラウンローヤル ファインデラックス」のブレンドで重要な役割を担っているのが、カフェスチルで蒸溜されるライウイスキー。
この原酒がファインデラックス特有のクリーミーな口当たりを生み出しているそうです。



ロイヤルと名は付いていますが、ロイヤルワラント(英国王室御用達)ではありません!
クラウンローヤル ファインデラックスの評価・レビュー


バーテンダーである筆者が「クラウンローヤル ファインデラックス」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。



どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
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甘く穏やかで、控えめな香り立ち。
メープル、カラメル、ナッツ、リンゴ、オーク香。 - 味わい
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サラリとしていて軽い口当たり。甘さが主体。
バニラ、カラメル、リンゴ、メロン、ナッツ、スパイス、オーク香。 - 余韻
-
短めで、甘さとほろ苦さ、スパイシーさが抜けていく。
「クラウンローヤル ファインデラックス」は、ライトで滑らかな口当たりと、優しく上品な甘さが特徴のウイスキーです。
バニラやカラメルのような甘さを中心に、リンゴやメロンを思わせる柔らかなフルーティーさがあります。
その後から穀物やオーク香、ライウイスキー由来のスパイシーさが重なりますが、どの香味も強く主張するタイプではありません。
ノンエイジながらもアルコールの刺激は比較的穏やかで飲みやすいです。
一方で、香りの強さや味わいの厚み、複雑さは控えめでした。
50種類ものウイスキーを使ったブレンドではありますが、次々と異なる香味が現れるような複雑さを楽しむタイプではなく、むしろ全体をきれいにまとめた印象です。



ややグレーンの効き方とオーク香がバーボン寄りで、接着剤感もありましたが、バーボンよりも非常にライトな味わいです。加えて、シングルグレーンよりもさらにライトで飲みやすい印象。
飲み方別の評価
自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。
ストレート
甘さがしっかりと感じられる。複雑さはないが、気軽に飲める味わい。口当たりも滑らか。
おすすめ度
トワイスアップ
やや味わいがボヤけてしまう。少量加水のほうがおすすめだが、そこまで風味は開かない。
おすすめ度
ロック
甘さが少し抑えられ樽香・フルーティーさが感じられる。やや接着剤感も出るか。ストレートよりも輪郭が生まれ、引き締まった印象。
おすすめ度
水割り
優しく丸みのある甘さが中心となり、非常に飲みやすい水割りに。口当たりも柔らかく滑らか。
おすすめ度
ソーダ割り
穀物の甘さがしっかりと感じられつつも、サラッと飲みやすい。飲み口は軽いが、風味はしっかりと感じられる。
おすすめ度
総合評価
「クラウンローヤル ファインデラックス」のもっとも評価できるところは、クセが少なくライトでありながら、ただ薄いだけのウイスキーになっていないことです。
バニラやカラメルを中心とした甘さに、リンゴやメロンのようなフルーティーさ、穀物、オーク、スパイスが重なり、軽快ながらも一定の味わいがあります。
クラウンローヤル自身もブランドを象徴する特徴として滑らかさを重視していますが、実際に飲んでもその方向性はハッキリと感じられました。
一方で、香りの強さやボディの厚み、複雑さ、余韻という点ではイマイチ。
このまとまりの良さを「完成度」と捉えることもできますが、ウイスキー単体としての奥行きや飲み応えまで考えると、高い点数を付けるとなるともう一歩欲しいところです。
派手な個性や濃厚さはありませんが、甘さ・バランス・滑らかさ・アルコールのまとまりという点では完成度の高いカナディアンウイスキーでしょう。



約3,300円という価格帯は、他にも良いウイスキーがたくさんある価格帯ですから、相対的にそこまで評価は上がりませんでした。
クラウンローヤル ファインデラックスの評価まとめ
今回は、カナディアンウイスキーの「クラウンローヤル ファインデラックス」についてご紹介しました。
- イギリス国王夫妻の訪問がキッカケで造られ、実際に献上されたウイスキー
- 50種類もの原酒をブレンドし、バランスの良い味わいに仕上がっている
- 甘さが主体で、滑らかでライトな口当たり
カナディアンウイスキーらしいライトな飲み口と、非常に滑らかな口当たりを楽しめる1本です。
濃厚で複雑な味わいのウイスキーが好きな人には少し物足りないものの、クセが少なく飲みやすいウイスキーを探している人にはおすすめ。
カナディアンウイスキーをまだ飲んだことがない人の最初の1本としても選びやすいでしょう。






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