レビュー|ジョニーウォーカー ブルーラベル【上品さが際立つ贈答用の定番】
バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチの高級ブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ブルーラベル」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
- リッチで複雑な風味が楽しめる
- バランスがとても良く、口当たりもなめらかで非常に飲みやすい
- プレゼント用として贈ると大変喜ばれる
- 度数が40%なのが残念
- ストレート以外で飲むと若干ペラくなりがち
ジョニーウォーカー ブルーラベルとは
原産国 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド |
容量 | 750ml |
度数 | 40% |
キーモルト | カーデュ クライヌリッシュ ベンリネス |
主な受賞歴 | TSWM 2020:マスター SWSC 2013:ダブルゴールド |
「ジョニーウォーカー ブルーラベル」は、スコッチの世界販売量でNo.1のブランド「ジョニーウォーカー」の中でも、限定品を除けば最高級に位置する銘柄です。
年数表記はありませんが、中には50年クラスの原酒もブレンドされています。
ラグジュアリーな外箱、シリアルナンバーが刻印されたボトルなど、特別感があるため、贈答用に最適です。
これを贈られて嬉しくない人はいませんね…。
ジョニーウォーカー ブルーラベルの評価・レビュー
バーテンダーである筆者が、「ジョニーウォーカー ブルーラベル」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。
どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
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優雅で暖かみのある香り。
レーズン・ハチミツ・品の良いスモーク・熟成感のあるオーク。
- 味わい
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なめらかな口当たりで芳醇な風味。
モルト・ダークチョコ・ナッツ・リンゴ・オレンジ・スパイス。
- 余韻
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心地良い風味が程よく続く。
スパイス・スモーク・フローラル。
「ジョニーウォーカー ブルーラベル」はとてもバランスの良い味わいでありながら、複雑味も感じます。
価格相応のリッチさはあり、ウイスキー初心者から飲み慣れた人まで、誰が飲んでもおいしく感じられるでしょう。
筆者が1番良く飲むウイスキーである「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」(ジョニ黒)とはまた別の味わいで、ジョニ黒よりも風味は豊かで、スモーキーさはおとなしめ、スパイシーさは強め、口当たりは優しめといったところでしょうか。
価格帯が違うので、比べてはいけないかとは思いますが、一応飲み比べてみました。とはいえ方向性は同じです。
飲み方別の評価
複雑味や華やかさをちゃんと感じたいなら断然ストレート。繊細な味わいを大切にしたいところ。
おすすめ度
水と1:1だと風味が薄まりすぎる。ごく少量の加水に留めておきたい。数滴の加水ならフルーティーさとフローラルさが増す。
おすすめ度
バランスの良さを崩さずに飲める。優しい口当たりに、スモーキーさとスパイシーさが前に出てくる。後半は甘くフルーティー。
おすすめ度
とてもなめらかでおいしいのだが、繊細な部分で感じられた、華やかで複雑な風味がボヤけてしまう。とはいえフルーティーで華やか。
おすすめ度
こちらもおいしいのだが、水割りと同様に繊細さが失われる。華やかな風味とほんのりビターで締まりの良さを感じる。
おすすめ度
総合評価
「ジョニーウォーカー ブルーラベル」は、ブランド内で最高級という位置づけに恥じない質の高さが感じられます。
とても複雑でリッチさを感じる一方で、度数が40%でそこまで飲みごたえはありません。
口当たりの良さも合わせてとても優しい印象を受けるため、しっかりとした飲み心地を求める人には不向きでしょう。
しかし風味の良さとバランスの良さは一級品なので、飲む価値は非常に高いと思います。
価格を考えても、この点数が妥当かな?おいしいけど、若干高いなと感じるから5点には近づきませんでした!
ジョニーウォーカー ブルーラベルの評価まとめ
今回は、スコッチの高級ブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ブルーラベル」についてご紹介しました。
- ジョニーウォーカーブランドの中では最高級レンジで、それに恥じないリッチさが感じられる
- フルーティーかつフローラルな風味で、複雑で繊細な味わい
- 非常にバランスが良く飲みやすい反面、ボディはそこまで厚くない
- 贈答用に最適
試しに飲むならバーでも良いのですが、バーで飲むとかなり高くついてしまうので、自宅で買ったほうがだいぶ安上がりです。
また、このウイスキーを贈られて喜ばない人は多分誰もいないので、プレゼント用のウイスキーで迷ったら第一候補に挙がります。
経験としても一度試しておいて損はありませんので、ぜひコレを機に飲んでみてはいかがでしょうか。
ウイスキー好きは一度は通る道という感覚があります!
\筆者も自宅用で使うテイスティンググラス/
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