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レビュー|ジェムソン スタウトエディション【甘さと芳ばしいビターさがクセになる】

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バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、アイリッシュのブレンデッドウイスキー「ジェムソン スタウトエディション」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2025/3/19時点のものです。

ジェムソン スタウトエディション
総合評価
( 4 )
メリット
  • 低価格帯ながらも個性がしっかりと感じられる
  • 甘く芳ばしい風味の中に爽やかさもあり、バランスが良い
  • どの飲み方にもよく合い、それぞれで個性の出方が異なる
デメリット
  • ややアルコール感があるため、ストレートだと若干飲みづらい
  • 個性はあるがボディはそこまでないため、加水量には注意
CONTENTS

ジェムソン スタウトエディションとは

ジェムソン スタウトエディション
基本情報
生産国

アイルランド

分類

ブレンデッド

容量 / 度数

700mL / 40%

熟成樽
  • バーボン樽
  • シェリー樽
  • スタウトビール樽
主な受賞歴
ISC-2024-gold
san francisco world spirits competition 2024 gold
IWM 2024 silver

ジェムソン スタウトエディション」は、通常のジェムソンを「Eight Degrees Brewing(公式サイト)」のスタウト(黒ビール)樽でフィニッシュして造られるウイスキーです。

スタウト自体も、ジェムソンを熟成させた後の樽で熟成しています。

あまり知られていませんが、実はジェムソンの熟成樽はバーボン樽とシェリー樽。

そのため、「ジェムソン スタウトエディション」はスタウト樽と合わせて計3つの樽が使われており、バランスの良さと複雑な個性の両方が感じられます。

詳しくは後述しますが、黒ビールの味わいが若干あるものの、ビール自体が苦手な人でも全然楽しめる味わいです!

ジェムソン スタウトエディションの評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が「ジェムソン スタウトエディション」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのか・どこがおすすめのウイスキーなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

テイスト
香り

香りは控えめ。
ハチミツ、チョコレート、干し草、スパイス、コーヒー。

味わい

若干アルコール感はあるが、口当たりは優しい。
モルト、青リンゴ、ライム、カカオ、ナッツ、ビター、スパイス。

余韻

甘さとほんのりビターさ、芳ばしい樽香が程よく続く。

ジェムソン スタウトエディション」は、ジェムソンらしい甘くスパイシーな味わいとライトな飲み心地に加え、スタウト樽由来の芳ばしさとコクのある甘さがプラスされ、低価格帯ながらも個性をしっかりと感じられます。

スタウトの味わいは感じますが非常に柔らかく、あまりビール感はないため、ビールが嫌いな人にもおすすめです。(筆者もそこまで黒ビールは好きではない)

クセはあまりなく、バランスはそこそこ良いため、初心者でも比較的飲みやすいでしょう。

個性はありつつも飲みやすくてバランスが良い銘柄は、この価格帯ではそんなにありません。飲んだときの満足度も高いですし、初心者から飲み慣れた人まで、幅広くおすすめできます。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

濃厚でコクのある味わいを感じるならストレートだが、ややアルコール感もあるため、慣れていない人にはおすすめできない。満足感はあるが、ストレート用で飲む用ではない印象。

おすすめ度

トワイスアップ

個性を追い抜いてアイリッシュらしい味わいが1番感じられるのはトワイスアップ。1:1だと少し優しくなりすぎるが、薄まりすぎない。少量加水だとフルーティーさと甘さが際立ち、アイリッシュらしいスパイシーさも楽しめる。

おすすめ度

ロック

チョコレートのような甘さが強くなる。時間経過でフルーティーさも出てきて飲みやすい。

おすすめ度

水割り

カカオのような風味と甘さがしっかりと感じられ、飲みやすい中にもコクがある。ボディはそこまでないので、水の量が多いとペラくなるので注意。

おすすめ度

ソーダ割り

コクのある味わい。カカオのような甘さをほんのり感じつつ、フルーティーさやスパイシーさもあってキレが良いため、比較的爽やかな飲み心地。後半に少しビールのような風味も感じる。個性的でおもしろい。

おすすめ度

総合評価

ジェムソン スタウトエディション」は、スタウト樽フィニッシュの珍しい味わいを感じられるとともに、飲みやすさも兼ね備えているため、総合力という点で高評価でした。

スタウト感はありますが、ビールとはまったく違う、ウイスキーとしての味わいに昇華しています。

そこそこ低価格帯というのに加え、飲み方の汎用性も意外とあり、家飲み用のウイスキーとしては申し分ないパフォーマンスです。

もう少しボディがあればもう少し評価が高かったのですが、価格帯とバランス、飲みやすさとの兼ね合いもあるため、あまり高望みはできません。

とはいえ全体的に満足できるので、気になる人は買ってみて損はないでしょう。

ジェムソン スタウトエディションの評価まとめ

今回は、アイリッシュのブレンデッドウイスキー「ジェムソン スタウトエディション」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • スタウト(黒ビール)樽でフィニッシュしている
  • カカオやチョコレートのような甘さの中に、爽やかさとキレの良さも感じられる
  • 味わいの良さを感じるならトワイスアップやロック、個性を感じたいならソーダ割りがおすすめ

飲む前はクセが強いのかと思っていましたが、意外にもバランスが良く、ウイスキー好きとビール好きのどちらにも受け入れられやすい印象です。

甘いウイスキーが好きな人や、個性的な味わいを楽しみたい人にはもってこいの1本。

まだ飲んだことのない人は、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。

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いのかず

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