
どうも、バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
「いろんなウイスキーをハイボールで飲んだけど、おいしい銘柄がなかなか見つからない…」
僕がまだウイスキー初心者だった頃、いつもこのように悩んでいました。



それもそのはず、ウイスキーを何百本と飲まない限り「ハイボールに本当に合うウイスキー」はなかなか見つけられません!
とはいえ、ウイスキーは安い買い物ではないため、家飲みのためにそこまでお金をかけられないのも事実。
そこで今回の記事では、バーテンダーの筆者が厳選した「ハイボールに合うおすすめのウイスキー」をご紹介します。
ハイボールにおすすめのウイスキーの銘柄一覧
この記事で紹介するウイスキーのまとめです。
画像をクリックまたはタップすると、各ウイスキーをより詳しく解説した部分にジャンプします。
銘柄 | ![]() ![]() ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 | ![]() ![]() デュワーズ 12年 | ![]() ![]() モンキーショルダー | ![]() ![]() オリジナル | ![]() ![]() グレンゴイン 10年 | ![]() ![]() グレングラント アルボラリス | ![]() ![]() ザ・シングルトン ダフタウン 12年 | ![]() ![]() タリスカー 10年 | ![]() ![]() フィンラガン オリジナル ピーティー |
分類 | ブレンデッド | ブレンデッド | ブレンデッドモルト | シングルモルト (ハイランド) | シングルモルト (ハイランド) | シングルモルト (スペイサイド) | シングルモルト (スペイサイド) | シングルモルト (アイランズ) | シングルモルト (アイラ) |
内容量 | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml |
度数 | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 43% | 45.8% | 40% |
ハイボールの味 | スモーキーで深い甘さも感じる。多少クセはあるものの、バランスが良い。コスパ◎ | こちらもバランスが良い。突出した個性はないものの、上品で優しい仕上がりに。 | フルーティーで麦の風味もよく感じられる。スッキリしつつも甘め。 | オレンジのようなフルーティーさをしっかり感じる。爽やかで飲みやすい。 | 麦の甘さと青リンゴのようなフルーティーさ。バランスが良く、優しい。 | 洋梨のようなフルーティーさと紅茶のような香り高さ。ライトで爽やか。コスパ◎ | 青リンゴの爽やかさ、ナッツの芳ばしさ、優しいオーク香を感じる。スッキリ華やか。 | 強いスモーキーさ・潮気・スパイシーさがあり、飲みごたえ抜群。クセは強め。 | 力強いスモーク香。パンチはあるが、シトラス系の爽やかさもあり飲みやすい。 |
【スコッチ】ハイボールに合うおすすめのウイスキー9選


スコッチウイスキーは銘柄ごとに味わいがハッキリ分かれるので、定まった特徴がありません。
強いて言えば「スモーキーな風味のウイスキーが多い」ということくらいですが、スモーキーさのない銘柄も存在します。
紹介する銘柄はすべてコスパの良いものばかりなので、気になる銘柄があったら、まずは飲んでみましょう。
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年は、通称「ジョニ黒」としても親しまれているウイスキーです。
ハイボールにすると、軽やかなスモーキーさと柔らかいフルーティーさを感じ、しっかりとした味わいながらも爽やかな飲み口になります。
ドライフルーツやダークチョコのようなニュアンスがあり、安酒なのに深みを感じられる珍しいウイスキーです。
ほんの少しクセはありますが、とてもバランスが良く、価格以上の味わいが楽しめるでしょう。



飲んだことのある人も多いでしょうが、あらためてしっかり味わうと、その出来の良さに驚きます。


デュワーズ 12年


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
デュワーズ 12年は、初心者でも美味しく飲みやすい、非常になめらかな飲み口のウイスキです。
ハイボールにすると、ハチミツのような柔らかい甘さ、フレッシュなフルーティーさ、優しいオークの香りが楽しめます。
クセがあまりなく、どんなコンディションでも安定して美味しく飲めるでしょう。



スタンダードで飽きが来ない味わいで、家飲みにはピッタリ!他の飲みかたでも美味しいです!


分類 | ブレンデッドモルト |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
モンキーショルダーは、複数のシングルモルトウイスキーをブレンドした「ブレンデッドモルト」という分類のウイスキーです。
3つのモルトウイスキーがブレンドされているため、非常にバランスの取れた味わいになっています。
ウイスキーにあまり慣れていない人でも飲みやすいでしょう。
ハイボールにすると、モルトやバニラの甘さ、オレンジのような爽やかさが楽しめます。



アルコール感があまりないため、スイスイ飲めてしまいます。


グレンモーレンジィ オリジナル


分類 | シングルモルト (ハイランド) |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
グレンモーレンジィ オリジナルは「オレンジピールを絞り入れたオレンジハイボール」をブランドが公式で推しているくらい、ハイボールにピッタリな銘柄です。
爽やかかつほんのり甘みのある味わいが特徴で、有名なので一度は飲んでおきたい銘柄の1つでもあります。
ハイボールにすると、オレンジのようなフルーティーさ、バニラの甘さ、ほのかにスパイシーさがあり、バランスが良いです。



爽やかなハイボールが好きな人には特におすすめ!


グレンゴイン 10年


分類 | シングルモルト (ハイランド) |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
グレンゴイン 10年はピートを焚かずに造られるため、スモーキーな風味が一切ありません。
そのためクセのあるウイスキーが苦手な人でも飲みやすいです。
優しくスッキリとした飲み口が特徴で、どんなコンディションでも飲みやすく、またハイボール以外の飲みかたでも美味しくのめるため、自宅に1本あると重宝します。
ハイボールにすると、モルトやハチミツの甘み、青リンゴや柑橘系のフルーティーさ、ナッツの香ばしさを感じ、クリーミーな口当たりです。



僕がけっこう好きな銘柄でもあります。


グレングラント アルボラリス


分類 | シングルモルト (スペイサイド) |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
グレングラント アルボラリスは、おそらくシングルモルトの中でもっともコスパの良いウイスキーではないでしょうか。
誰でも飲みやすい優しい味わいと、クセのないライトな飲み口が特徴です。
ハイボールにすると、ハチミツや麦の優しい甘さ、柑橘や洋梨の爽やかなフルーティーさ、紅茶のような風味が楽しめます。



夏や暑い日にピッタリの、爽やかで明るい雰囲気の味わいです!


ザ・シングルトン ダフタウン 12年


分類 | シングルモルト (スペイサイド) |
内容量 | 700ml |
度数 | 43% |
おすすめ度 |
ザ・シングルトン ダフタウン 12年は、販売元であるディアジオが公式でハイボールを推している銘柄です。
スッキリとした味わいはありつつも、華やかな風味も楽しめます。
ハイボールにすると、青リンゴのフルーティーさ、バニラの甘さ、ナッツの香ばしさを感じ、なめらかな飲み口です。



バーで「ハイボールに何がおすすめ?」と聞かれると、僕はけっこうこの銘柄を答えています。


フィンラガン オリジナル ピーティー


分類 | シングルモルト (アイラ) |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
フィンラガン オリジナル ピーティーは、中身がどの蒸溜所のウイスキーかわからないように造られているウイスキーです。
味の性質的に中身はカリラと言われていますが、確かな情報はありません。
シングルモルトなのにかなりの低価格、高コスパで入手可能です。
ハイボールにすると、しっかりとしたスモーキーさと塩辛さ、ハチミツのような甘み、シトラスやスパイシーな風味も楽しめます。



クセは強めですが、とても飲みやすく、ハマる人はけっこうハマります。


【アイリッシュ】ハイボールに合うおすすめのウイスキー4選


アイリッシュウイスキーの特徴は、優しい口当たりとクセがなくクリアな味わい、麦の甘さがしっかりと感じられることです。
ウイスキー初心者でも非常に飲みやすく、ハイボールにするとスッキリと軽い口当たりが楽しめます。
タラモアデュー


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
タラモアデューは、飲みやすくも厚みのある味わいが楽しめるウイスキーです。
ハイボールにすると、モルトやバニラの甘み、パインやオレンジのようなフルーティーさ、ナッツのような香ばしさを感じます。
爽やかな飲み口で、甘さ・酸味・ビターさのバランスが丁度いいです。



「アイリッシュはあまり飲まない」という人の入門編としてもおすすめ!


ジェムソン スタウトエディション


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
ジェムソン スタウトエディションは、”黒ビール(スタウト)を熟成した後の樽”を使ってウイスキーを熟成させています。
黒ビール由来のビターさや芳ばしさが特徴ですが、ビールの味がするわけではありません。
モルトやダークチョコのような甘み、コーヒーのようなビターさ、フレッシュなフルーティーさを感じ、複雑でありつつも爽やかで飲みやすいハイボールになります。



少し独特な感じはありますが、バランスは良く、ビールが嫌いという人にも試してもらいたいです。


バスカー


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
バスカーは、バーボン樽・シェリー樽とともに、マルサラワイン樽で熟成した原酒も使用している珍しいウイスキーです。
トロピカルなフルーティーさがあり、アルコールのアタックもそんなに感じないため、誰でも飲みやすいでしょう。
スッキリとライトな風味のハイボールに仕上がりますが、味わい自体は軽すぎず、華やかな印象もあります。



3つの樽に由来する複雑な風味をお楽しみください。


ROE & CO(ロー アンド コー)


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 45% |
おすすめ度 |
ロー アンド コーは、日本では2022年9月に発売したばかりの比較的新しいウイスキーです。
ハイボールで飲むと、バニラの甘さと洋梨のようなフルーティーさ、ウッディさを感じます。
味わいが軽くなりがちなアイリッシュですが、こちらは度数が少し高めなので、物足りなさを感じません。



バーテンダー向け、かつカクテル向けのウイスキーとして造られました。カクテル向けということは、ソーダ割りにももちろん合います。


【アメリカン】ハイボールに合うおすすめのウイスキー4選


アメリカンウイスキーには、主に以下の5つの分類があります。
- バーボンウイスキー
-
原料の51%以上がトウモロコシ
- ライウイスキー
-
原料の51%以上がライ麦
- コーンウイスキー
-
原料の80%以上がトウモロコシ
- モルトウイスキー
-
原料の51%以上が大麦麦芽
- ウィートウイスキー
-
原料の51%以上が小麦
さらにこの他に、バーボンウイスキーの中でも、テネシー州にて造られ、サトウカエデの木炭で濾過する工程を踏むウイスキーを「テネシーウイスキー」と言います。



ハイボールに合う銘柄を厳選した結果、今回ご紹介するのはバーボンとライウイスキーのみになりました。
バーボンはバニラのような甘さと強いオーク香が特徴、ライはスパイシーな味わいが特徴です。
メーカーズマーク


分類 | バーボン |
内容量 | 700ml |
度数 | 45% |
おすすめ度 |
メーカーズマークは居酒屋などでも置いてあることが多く、すでに飲んだことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし、家でちゃんとハイボールを作ってみると、やっぱりおいしいと僕自身もよく感じます。
優しい味わいで、ハチミツのような甘さとオレンジのような爽やかさも持ち合わせ、ハイボールにしたときの味もスッキリめです。



オレンジの皮(ピール)を絞りかけると、よりおいしくなります。


バッファロートレース


分類 | バーボン |
内容量 | 750ml |
度数 | 45% |
おすすめ度 |
バッファロートレースは、パワフルながらも上品でキレイな味わいのバーボンです。
バーボン特有のクセ(強いオークの香りと独特の穀物の甘さ)があまりなく、初心者でも飲みやすいでしょう。
ハイボールにすると、バニラやキャラメルのような甘さ、ミントやオレンジのような爽やかさ、スパイシーさもあり、バランスの取れた味わいになります。



度数40%・容量700mlのバージョンも売られていますが、断然今回ご紹介した45%・750mlの方がおいしいですし、お得です!


エズラ・ブルックス ブラック


分類 | バーボン |
内容量 | 750ml |
度数 | 45% |
おすすめ度 |
エズラ・ブルックス ブラックは、王道なバーボンの味わいが楽しめるウイスキーです。
ハイボールにすると、キャラメルのような甘さとオーク樽やナッツのような芳ばしさを感じます。
甘さはありつつも意外と爽やかで、かつバーボンの良さがしっかり感じられるので飽きが来ません。



750mlで度数も45%と、コスパが良いのも嬉しいポイントです。


テンプルトン ライ 4年


分類 | ライ |
内容量 | 750ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
テンプルトン ライ 4年は、スパイシーな味わいが特徴のライウイスキーという分類のアメリカンウイスキーです。
ライ麦由来のスパイシーさはもちろん、ハチミツのような甘さやミントのような爽やかさもあり、ハイボールにしたときにスッキリとした風味が楽しめます。
「バーボンではちょっと甘さが強いかな」と感じている人に特におすすめ。



Amazonにはなぜか700mlと書いていますが、750mlです。


【ジャパニーズ】ハイボールに合うおすすめのウイスキー3選


ジャパニーズウイスキーは日本で造っているだけあり、日本人の舌に合うような味わいのものが多いです。
繊細な味わいの銘柄が多いジャパニーズウイスキーですが、今回はハイボールにしても風味が崩れないものを厳選しました。
サントリー スペシャルリザーブ


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
サントリー スペシャルリザーブには、実はサントリーのシングルモルト「白州」の原酒が使われています。
味の系統はやはり似ていて、お手軽に白州のような味わいが楽しめるのが魅力です。
ハイボールにすると、バニラの甘さ、ドライフルーツや青リンゴのフルーティーさ、爽やかなオーク香、ほんのりスモークも感じます。
クリーミーかつ爽やかな口当たりで、食中酒としても馴染みやすいです。



けっこうコスパは良し!白州との飲み比べもおもしろい!


ニッカ セッション


分類 | ブレンデッドモルト |
内容量 | 700ml |
度数 | 43% |
おすすめ度 |
ニッカ セッションは、ニッカのシングルモルト「宮城峡」「余市」と、スコッチの「ベンネヴィス」を始めとする、複数のスコッチシングルモルトをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。
他国のウイスキー同士をブレンドしていますが、とてもよくブレンドされていて、複雑な味わいでありつつもバランスが取れています。
飲みやすさの中に複数の味わいが隠れているので、初心者からウイスキーを飲み慣れた人まで、幅広い人が楽しめるでしょう。
ハイボールにするとほんのりスモーキーで、リンゴやナシのようなフルーティーさ、バニラの甘さを感じます。



ボトルデザインもキレイですね。ちなみにコスパも良いです。


シングルグレーン 富士


分類 | シングルグレーン |
内容量 | 700ml |
度数 | 46% |
おすすめ度 |
シングルグレーン 富士は、モルト以外の穀類を原料に造られる「グレーンウイスキー」のみを使ったウイスキーです。
軽やかな風味、バナナのようなフルーティーさなど、グレーンウイスキーの特徴的な味わいがしっかりと出ています。
ハイボールにすると若干バーボンのような風味を感じ、優しくスッと染み込むような味わいに。



優しいと言っても、飲みごたえがないわけではありません!


【カナディアン】ハイボールに合うおすすめのウイスキー1選


カナディアンウイスキーは他の生産国のウイスキーと比べて、ライトでクセがなく、初心者でも飲みやすいのが特徴です。
そもそも日本に流通している銘柄が少ないこともあり、今回は1種類のみの紹介になります。
カナディアンクラブ


分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
おすすめ度 |
カナディアンクラブはC.C.(シーシー)の名でも親しまれていて、スーパーなどにも売っている”いわゆる安酒”です。
しかし実はおいしくて飲みやすい、コスパ最強のウイスキー。
クセはまったくなく、ハイボールにするとバニラの甘さ、オレンジや甘草のような爽やかさ、軽い飲み口が楽しめます。



1,000円台でこの味わいは、個人的にかなり高評価です。しかもスイスイ飲める。


ハイボールにおすすめのウイスキーTOP3


たくさんのウイスキーを紹介しましたが、結局どれがおすすめなのか、わからなくなった人もいることでしょう。
そんな人のために(本当は全部おすすめですが、断腸の思いで)今回ご紹介した中から「おすすめTOP3」を決めました。



何を買おうか迷った人は参考にしてみてください!
迷ったらこれ1択!ハイボールにおすすめの炭酸水


ウィルキンソン タンサンは、多くのバーテンダーが愛用する、価格と質に優れた炭酸水です。
強めに持続する発泡性は、ハイボールの爽やかさを長時間損ないません。
コスパの良さと味わい、使いやすさのバランスの取れた炭酸水を探しているなら、間違いなくウィルキンソン一択です。


ハイボールを飲むときにおすすめのグラスを紹介
ハイボールを飲むとき、グラス選びで味わいの感じ方が変わります。
これは、飲み口の薄さや形状によって、口に流れ込む感触や香りの上がり方が変化するためです。
サイズ感で言うと、おすすめは10oz(約300ml)もしくは12oz(約360ml)のタンブラーが望ましく、これ以上小さいとすぐに飲み終わって再度作るのが大変で、大きすぎても飲むのに時間がかかり、炭酸が抜けてしまいます。



実際にバーでも10ozもしくは12ozのタンブラーを使うことが多いです!僕も家ではこの2つのサイズを愛用しています。
![]() ![]() 木村硝子店 コンパクト10ozタンブラー | ![]() ![]() 松徳硝子 うすはり タンブラーL | |
---|---|---|
容量 | 約320ml | 約375ml |
サイズ | 高さ:121mm 口径:69mm | 高さ:135mm 口径:70mm |
製造方法 | ハンドメイド | ハンドメイド |
割れやすさ | 割れやすい | かなり割れやすい |
口当たりの良さ | 良い | とても良い |
希望小売価格 | 1,980円(税込) | 2,200円(税込) |
購入する | 購入する |
木村硝子店 コンパクト10ozタンブラー


木村硝子店のコンパクト10ozタンブラーは、リム(グラスの縁の部分)がとても薄く、ハイボールを飲んだときの口当たりが柔らかく感じられます。
薄くてハンドメイドのグラスなので、割ってしまわないように取り扱いには注意が必要です。
10ozタンブラーの中でも形がシンプルで美しく、ハイボールはもちろん、ビールにも使えます。



とても質の高いグラスで、1脚持っておくだけでも家飲みがグレードアップすること間違いなし!


松徳硝子 うすはり グラス タンブラーL


松徳硝子のうすはり タンブラーLは、職人によってハンドメイドで作られ、上でご紹介した木村硝子店のグラスと同様にリムが薄く、飲んだときの口当たりが柔らかくなります。
商品名にもある「うすはり」は、松徳硝子が商標登録を取った、タンブラーの厚みを極限まで薄くする技術です。
とても薄いグラスなので、丁寧に扱わないとすぐに割れてしまうので注意しましょう。



ギフト用としてもおすすめです!ちなみに、写真に載っている黒い丸はシールで、模様ではありません!


ハイボールのおいしい作り方をバーテンダーが解説


家飲みでハイボールをおいしく作るためのポイントを、6つのステップに沿って解説していきます。



わかりやすいよう、ステップの紹介後に動画も載せておきますので、ぜひご覧ください。
氷は冷凍庫の製氷皿で作ったのものではなく、コンビニなどで買える「かち割り氷」を使った方が溶けづらく、ハイボールが水っぽくなりません。
薄いグラスだと、勢いよく氷を入れた拍子にグラスが割れる可能性があるので、丁寧に入れましょう。
グラスも冷やすことで、より氷が溶けづらくなります。



なお、STEP1とSTEP2は、グラスをあらかじめ冷蔵庫に入れて冷やしておけば省略できておすすめです!
目分量でも問題はないのですが、一定の量を入れることで作るときの味わいが安定し、「昨日は美味しかったのに今日は美味しくない」ということが防げます。
加えて計量ができれば、濃くするのも薄くするのも自由自在です。



1杯でだいたい30mlを目安にしましょう。
ソーダを入れる前にウイスキーをステアすることで、作り終わったときの味わいの一体感が増します。
いのかずの作り方ですが、ポイントはウイスキーが冷え、香りがしっかりと立つまでステアすることです。
こうすることで、味も香りもどちらもしっかりと楽しめるハイボールに仕上がります。
ソーダを入れるときは、氷に当てずに優しく入れましょう。
氷に当ててしまう&乱暴に注いでしまうと、炭酸がその時点で抜けてしまいます。
爽快感が大切なハイボールにおいて、炭酸の抜けは致命傷になってしまうので注意しましょう。



ウイスキー:ソーダの量は、だいたい1:3がおすすめ!
ソーダを入れた時点でほとんどウイスキーは混ざっていますが、より一体感を出すために、1回だけステアします。
ステアの回数が多かったり、乱暴にステアしたりすると、それだけで炭酸が抜けてしまいます。
なるべく静かにステアしましょう。



家飲みでこれだけのことができれば、かなり本格的でおいしいハイボールが飲めます!ぜひお試しください!
- アイストング
-
おすすめのグラスのときにも少しだけ触れましたが、グラスに乱暴に氷を入れてしまうと、割れることがあるため、それを防ぐためにも買っておきましょう。氷に手が触れないため、衛生面でもプラスです。
ポチップ - メジャーカップ
-
ウイスキーの量を量るために必要です。おすすめなのは30ml/45mlのサイズで、内側にメモリが付いているタイプです。10ml/15ml/20ml/30ml/45mlが正確に量れるようになります。
ポチップ - バースプーン
-
ステアをするときに使います。マドラーでもいいのですが、より味わいに一体感を出したい場合、バースプーンが必須です。技術は必要ですが、一度覚えてしまえばずっと使えます。おすすめの長さは35-37cmのものです。長いほうが圧倒的に使いやすく、ステア時のストレスが軽減されます。
ポチップ



実際にどんな感じで作ればいいのかイメージできるよう、動画でも解説します!
こちらの動画は、素人から見たとき「ステアのし過ぎじゃないか?」と思われがちですが、実はこれはかなり技術が必要で、味の仕上げ方を考え抜いた作り方です。
まず初心者は「ウイスキーが氷で冷えたな」と思うくらいまでに留めておきましょう。



ステアをしすぎると氷がどんどん溶けてしまい、発泡性が弱く味もボヤケたハイボールになってしまいます。
こちらの動画はステアの解説動画です。
最初はなかなか上手にできませんが、何度も練習すると必ず慣れていきます。
ステアの上手さはハイボールのおいしさにも関わってくるため、何度も動画を見返してイメージを付けましょう。
ハイボールに関するよくある質問
まとめ:合う銘柄と作り方を知れば自宅でもおいしいハイボールが飲める!
今回ご紹介したウイスキーはコスパに優れたものばかりで、価格以上の味わいがあるものばかりです。
まだ飲んだことのない銘柄があったら、ぜひ1度飲んでみてください。
作りかたも、最初は面倒かもしれませんが、一度覚えてしまえばおいしく作れるようになります。
銘柄 | ![]() ![]() ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 | ![]() ![]() デュワーズ 12年 | ![]() ![]() モンキーショルダー | ![]() ![]() オリジナル | ![]() ![]() グレンゴイン 10年 | ![]() ![]() グレングラント アルボラリス | ![]() ![]() ザ・シングルトン ダフタウン 12年 | ![]() ![]() タリスカー 10年 | ![]() ![]() フィンラガン オリジナル ピーティー |
分類 | ブレンデッド | ブレンデッド | ブレンデッドモルト | シングルモルト (ハイランド) | シングルモルト (ハイランド) | シングルモルト (スペイサイド) | シングルモルト (スペイサイド) | シングルモルト (アイランズ) | シングルモルト (アイラ) |
内容量 | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml | 700ml |
度数 | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 43% | 45.8% | 40% |
ハイボールの味 | スモーキーで深い甘さも感じる。多少クセはあるものの、バランスが良い。コスパ◎ | こちらもバランスが良い。突出した個性はないものの、上品で優しい仕上がりに。 | フルーティーで麦の風味もよく感じられる。スッキリしつつも甘め。 | オレンジのようなフルーティーさをしっかり感じる。爽やかで飲みやすい。 | 麦の甘さと青リンゴのようなフルーティーさ。バランスが良く、優しい。 | 洋梨のようなフルーティーさと紅茶のような香り高さ。ライトで爽やか。コスパ◎ | 青リンゴの爽やかさ、ナッツの芳ばしさ、優しいオーク香を感じる。スッキリ華やか。 | 強いスモーキーさ・潮気・スパイシーさがあり、飲みごたえ抜群。クセは強め。 | 力強いスモーク香。パンチはあるが、シトラス系の爽やかさもあり飲みやすい。 |
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