レビュー|ザ・グレンリベット 12年【必ず飲んでおきたいシングルモルト】

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ザ・グレンリベット 12年のレビュー・評価
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いのかず

バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。

今回の記事では、スコッチのスペイサイドモルト「ザ・グレンリベット 12年」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。

このレビュー・評価は2025/8/3時点のものです。

ザ・グレンリベット 12年
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • クセがなく、誰でも飲みやすく初心者には特におすすめ
  • 甘さがメインで、フルーティーさもある
  • どの飲み方でも比較的おいしく飲める
デメリット
  • 値上がりにより、以前よりコスパが悪くなった
  • 味わいに深みがなく、ややおもしろみに欠ける
CONTENTS

ザ・グレンリベット 12年とは

ザ・グレンリベット 12年
基本情報
生産国

スコットランド

分類

シングルモルト(スペイサイド)

容量 / 度数

700mL / 40%

熟成樽
  • バーボン樽
  • ヨーロピアンオーク樽
主な受賞歴
ISC 2025 Silver
World Whiskies Awards 2025 Bronze
ISC-2024-gold

ザ・グレンリベット 12年」は、世界一売れているシングルモルトに輝いた実績のある、非常に有名なウイスキーです。

スペイサイドで造られる銘柄の中でもとても王道な味わいで、ウイスキー初心者でも飲みやすく、「シングルモルトウイスキーの入門銘柄」としてよく名前が挙がります。

名前の由来

グレンリベット(Glenlivet)は、ゲール語で「静かな谷」という意味。スコッチには「グレン(Glen)」と名の付く銘柄が多いが、これは豊かな水源がある「谷」に蒸溜所が立ち並ぶことに由来している。

ちなみに「ザ・グレンリベット 12年」を造るグレンリベット蒸溜所は、1824年に英国政府の公認蒸溜所第一号になった歴史ある蒸溜所です。

いのかず

そんな歴史ある蒸溜所だからこそ、これだけベストセラーになっても原酒不足に陥らず、安定供給できるような設備がしっかり整っているんですね。

ザ・グレンリベット 12年の評価・レビュー

ウイスキーの評価・レビューh2見出し画像

バーテンダーである筆者が、「ザ・グレンリベット 12年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

いのかず

どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!

テイスティングレビュー

数値が高い=良いウイスキーではありません

テイスト
香り

少しアルコール感はあるが、甘くて華やかな香り。
バニラ、青リンゴ、ナッツ、フローラル。

味わい

こちらもほんのりアルコール感があるものの、甘さが強い。
モルト、バニラ、ハチミツ、青リンゴ、シトラス。

余韻

モルトの芳ばしさ、フルーツ、スパイス、オーク香が柔らかく続く。

ザ・グレンリベット 12年」は非常にバランスが良く、誰でも飲みやすい感じに仕上がっています。

以前のボトルはよりフルーティーでしたが、現行ボトルはモルト感が強くなり、味わい的には平たくなった印象です。

突出した個性はありませんが、誰が飲んでも満足感は得られるでしょう。

いのかず

とてもスタンダードな味わいです!以前はコスパに優れていたのですが、値上がりした今、そこまでコスパは高くありません。普通くらいですね。

飲み方別の評価

自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

ストレート

飲みやすいがそこまで深みがないため、ゆっくりストレートで飲む感じでもない。若干のアルコール刺激はある。

おすすめ度

トワイスアップ

アルコール感が弱まり、甘さとフルーティーさがよりしっかり感じられる。

おすすめ度

ロック

甘さが引き締まり、樽香とビターさを感じられるようになる。シャープな味わいが好きな人にはおすすめだが、まったく印象に残らない。

おすすめ度

水割り

柔らかい味わいになる。甘さとフルーティーさはしっかりと感じられ、馴染みも良い。

おすすめ度

ソーダ割り

バランスがとても良く、フルーティーさが際立つ。爽快感もありサッパリとした飲み心地で、誰にでもおすすめできる。

おすすめ度

個人的にはそこまでストレートをおすすめしない銘柄ではあるものの、ウイスキー初心者・本銘柄を初めて飲む人は、今後飲むさまざまなウイスキーとの違いを知るためにも、一度はストレートや少量加水で飲んでもらいたいところです。

ザ・グレンリベット 12年」は他のスコッチの比較対象として取り沙汰されるくらい、(歴史的背景や味わいにおいても)スタンダードな銘柄ですから、まずはこの銘柄を飲んで何を感じるかを大事にしてもらいたいと思います。

「もっとスッキリした味わいが好き」「スモーキーでパンチの効いた味わいが欲しい」など、おそらく出てくる感想は人それぞれでしょう。

いのかず

好みが派生してくると、より自分にピッタリの銘柄が見つかっていきます!まずはここからスタートしてみましょう。

総合評価

ザ・グレンリベット 12年」は、総合的に良くできたウイスキーだなと感じました。

コスパが良く、飲み方の汎用性もあり、飽きの来ない味わいと、家飲みに欲しいポイントを押さえています。

味わいに少々おもしろみが欠ける部分はありますが、シングルモルトの12年熟成でこれだけ安定供給できるのですから、素晴らしいですね。

いのかず

どんなコンディションで飲んでもおいしく飲めるのも高評価!

ザ・グレンリベット 12年の評価まとめ

今回は、スコッチのスペイサイドモルト「ザ・グレンリベット 12年」についてご紹介しました。

ご紹介したウイスキーのまとめ
  • シングルモルトウイスキーの入門編というくらい王道の銘柄
  • シングルモルト世界売上1位に輝いた実績がある
  • どの飲み方にも合うため、家飲みとしては最適の銘柄

今後ウイスキーを飲んでいくなら、間違いなく一度は飲むことになる銘柄です。

クセがなくて手に入れやすい価格帯ですので、これを機にぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。

いのかず

原酒不足による値上がりと終売が続く中、安定供給とコスパは正義!

\リムが薄く口当たりが良いグラス/

いのかず

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