
「ザ・グレンリベット 12年」はシングルモルトの中でも本当に有名なので、ウイスキーを飲むなら絶対に一度は飲んでおくべきだと思っているいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチウイスキーのスペイサイドモルト「ザ・グレンリベット 12年」について、
- 評価・レビュー
- おすすめの飲み方
- どんな人におすすめのウイスキーか
- ネット上での評判
これらについてご紹介していきます。
ザ・グレンリベット 12年


- 度数:40%
- 容量:700ml
- 分類:シングルモルト(スペイサイド)
- 蒸溜所:グレンリベット
- 樽:バーボン樽・ヨーロピアンオーク樽
- 受賞歴:サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2020【ダブルゴールド】
「グレンリベット 12年」は、世界で2番目に売れているシングルモルトスコッチです。(1位はグレンフィディック)
とても王道な味わいで、ウイスキー初心者でも飲みやすく、シングルモルトウイスキーの入門銘柄としてよく名前が挙がります。
蒸溜所名、ブランド名にもなっているグレンリベット(Glenlivet)は、ゲール語で「静かな谷」という意味があり、同蒸溜所は1824年、英国政府公認第一号の蒸溜所になった歴史ある蒸溜所です。



そんな歴史ある蒸溜所だからこそ、これだけベストセラーになっても原酒不足に陥らず、安定供給できるような設備がしっかり整っているんですね。
ザ・グレンリベット 12年の評価・レビュー


「ザ・グレンリベット 12年」は、とてもスタンダードな味わいなので、良くも悪くも飲みやすさがあります。



(それぞれが個性的なシングルモルトに対してスタンダードなんてあるわけないだろという声が聞こえてきそうですが…)
この良くも悪くもと言うのは、クセがなくて飲みやすいウイスキーが好きな人もいれば、飲みやすすぎてつまらないという人もいるからです。
ウイスキーは嗜好品なので、飲み手によって好みがかなり分かれます。
その点「ザ・グレンリベット 12年」はクセがなく、甘くてフルーティー、かつライトめな飲み心地で、比較的幅広い人に受け入れられやすい味わいと言えるでしょう。



そのため、ウイスキー初心者には特におすすめです!
コスパも良好で、シングルモルトの12年熟成で3,000円代はなかなかありません。
家飲みで買おうか考えている人にとっては、気軽に買える価格帯は嬉しいですね。
ザ・グレンリベット 12年の味わい



グラフにテイスティングをしたときの印象をまとめましたが、「この数値が高いほど高評価!」ということではありません。
あくまで味わいの強さやニュアンスを表しています。
「ザ・グレンリベット 12年」は、ウイスキーの原料である大麦麦芽(モルト)やバニラ、ハチミツ系の甘さがあります。
フルーティーさもしっかり感じられ、こちらは青リンゴやパイン、柑橘系のフルーツです。
若干ビターさやアルコールのアタックも感じられますが、比較的飲みやすい方でしょう。
香りもバニラや青リンゴ、ナッツ、フローラルな香りが楽しめます。



シングルモルトの中ではけっこう低価格帯なため、それを考えると概ね高評価!
バランスはなかなか良い方で、ライトでクリーミー、まろやかな飲み心地です。
「ザ・グレンリベット 12年」はよく「とりあえず飲んでおくべき・知っておくべきウイスキー」と言われるウイスキー(僕も言ってしまっていますが)なので、逆に敬遠してしまう人もいるのではないでしょうか?
スーパーなどでも売っているため、「別に今度買えばいいや~」となる人もいるでしょう。



実際に僕の周りでもけっこういました。
それだけ身近なウイスキーではありますが、飲んでみるとやはり好印象で、比較的安いお酒でも侮ってはいけません。
飲んだことのない人は、一度飲んでみる価値は間違いなくあります。
ザ・グレンリベット 12年の飲み方別の評価





ストレート・トワイスアップ・ロック・水割り・ソーダ割りでそれぞれ飲んだ評価をご紹介します。
「ザ・グレンリベット 12年」の1番おすすめの飲み方はソーダ割り(ハイボール)です。
スッキリと爽やかなフルーティーさが際立ち、ソーダ割りに求める爽快感や、サッパリとした飲み心地が楽しめます。
ただドライな感じでもなく、程よく甘さも感じ、バランスが良いです。ビターさも少しだけ。



ドライでキレのあるソーダ割りが飲みたい人だと「少し違うな?」という印象があるかもしれません。
トワイスアップや水割りにすると、アルコールの角が取れ、ふんわりとした甘さとフルーティーさが感じられます。
ロックはビターさや樽の渋みを感じるようになり、甘さとフルーティーさが締まってシャープな印象になるため、好みが分かれるでしょう。
ストレートも美味しいのですが、アルコールのアタックは感じます。しかし、味わいの個性や奥行きは1番よく感じられるので、アルコールに強い人は試してみましょう。



僕はもっぱらストレートで飲んでいます。慣れてくるとストレートでもしっかり味わいがわかるようになっていきますが、無理は禁物!水などのチェイサーをしっかり飲みましょう。
「ザ・グレンリベット 12年」を飲んで感じたのは、どの飲み方でもけっこう美味しく飲めることです。
家飲みで買おうか迷っている人は、気分によって飲み方を変えられるような汎用性の高いウイスキーを1本置いておくと、とても重宝します。
総合評価 3.0
僕が個人的に感じる「ザ・グレンリベット 12年」の1番の良さは味わいの良さではなく、
- 気軽に買える価格帯
- いろんな飲み方で楽しめる汎用性
- どんなコンディションでも飲めるような飲みやすさ
この辺りがとても高評価です。
これからウイスキーを飲むなら避けては通れないウイスキーですので、「まだ飲んでないよ!」という人は必ず飲んでおきましょう。そのくらい有名で王道な銘柄です。



僕も1番最初に覚えたシングルモルトでした!
ザ・グレンリベット 12年はこんな人におすすめ!


- まず最初にどんなウイスキーから飲めばいいか迷っている人
- コスパに優れたウイスキーが飲みたい人
- クセのないウイスキーがいい人
- 家飲みでいろんな飲み方を楽しみたい人
「ザ・グレンリベット 12年」はクセがなくスッキリしていて、バランスの良い味わいのため、ウイスキー初心者には特におすすめです。
シングルモルトの12年熟成としては低価格帯で、日常的に飲むお酒としてなかなかのコスパを誇ります。



スタンダードな味わいの銘柄を知っておくと、これよりももっとクセのあるウイスキーが好き、もっと甘いウイスキーが好き、もっとスッキリしたウイスキーが好きなど、自分の好みの指標が立てやすくなります。


ザ・グレンリベット 12年のSNSでの評判



8割以上は良い評判でした!
やはり、コスパの良さと飲みやすさの評価が高かったです。
良くない評判ですが、飲みやすさが仇となり、甘さが苦手という人や、「ザ・グレンリベット 12年」を買うならよく比較されがちな「グレンフィディック 12年」の方が好きという意見がありました。
この辺りは好みの問題なので、しょうがないところもありますね。
ザ・グレンリベット 12年のレビュー・評価まとめ
今回ご紹介した「ザ・グレンリベット 12年」のまとめです!
- ウイスキーを飲むならまずは知っておきたいシングルモルトスコッチ
- コスパが良く、家飲み用にぴったり
- いろんな飲み方で楽しめるウイスキー
とても王道の銘柄で、世界的にも有名なウイスキーです。
クセがなく価格帯も低めなシングルモルトなので、これから本格的にウイスキーを飲み始めようかなと思っている人は、ぜひ一度飲んでみましょう。



ウイスキーの良さを感じる第一歩になれば幸いです!


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