レビュー|サントリーウイスキースペシャルリザーブ【クリーミーで滑らかな口当たり】
バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、ジャパニーズのブレンデッドウイスキー「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
※このレビュー・評価は2024/11/6時点のものです。
- 味わいのバランスが良い
- 飲み方に汎用性がある
- 高コスパ
- ストレートで飲むと少しアルコール感がある
サントリーウイスキースペシャルリザーブとは
【生産国】
日本
【分類】
ブレンデッド
【内容量・度数】
700mL / 40%
【使用原酒】
白州蒸溜所のモルト原酒
「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」は、1971年のスコッチウイスキーの輸入自由化に向け、国産ウイスキーはスコッチに負けないんだという気概のもと、1969年に発売されました。
キーモルト(味わいの核となるモルト原酒)に白州蒸溜所のモルト原酒が使われているため、シングルモルトの「白州」と風味の系統が似ており、爽やかな風味となめらかな口当たりが楽しめます。
ちなみに、日本洋酒酒造組合の定める「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に即したウイスキーです。
サントリーのブレンデッドウイスキーの中では、響とローヤルに次いで、上から3番目の価格帯となります!それでも3,000円程度ですけど。
サントリーウイスキースペシャルリザーブの評価・レビュー
バーテンダーである筆者が、「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。
どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
香り
優しめの香りで、甘く軽やか。
バニラ、クリーム、優しいオーク香。
味わい
クリーミーで優しい口当たり。
バニラ、カスタード、青リンゴ、オーク香、柔らかいスモーク。
余韻
爽やかなオーク香とほのかなスモークが程よく続く。
「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」は、クリーミーな口当たりとバニラやカスタードのような風味が特徴的です。
とはいえ飲み口は軽めで飲みやすく、味わいのバランスも優れています。
確かに「白州」に似た雰囲気が感じられるため、飲み比べてもおもしろいでしょう。
この味でこの価格帯ならコスパ高すぎ!
飲み方別の評価
いつも自分がしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。
ストレート
アルコール感はそこまでなく、口当たりがクリーミーで飲みやすい。ほんの少しアルコール感はあるものの、価格の割にはとてもおいしい。
おすすめ度
トワイスアップ
味はボヤけないが、なぜかアルコール感がストレートと同程度に感じる。スモーキーさが感じられるようになる。
おすすめ度
ロック
1番スモーキーさを感じる飲み方。飲み口のなめらかさは変わらず、余韻で甘さも感じやすい。他の飲み方とはまったく違った表情が見られる。
おすすめ度
水割り
ほのかな甘味とリンゴのようなフルーティーさが感じられ、全体的に優しい印象。優しいがボヤけはせず、バランスは良い。
おすすめ度
ソーダ割り
ほんのり甘さがあるが、とても抜けが良く軽やか。風味の強さもちょうどいいバランス。
おすすめ度
総合評価
「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」は、3,000円程度で買えるウイスキーながらも、非常にバランスの取れた味わいです。
飲み方の汎用性も高く、家飲み用としては申し分ないパフォーマンスを発揮します。
クリーミーな口当たりと特徴的なオーク香は飲んでいてとても心地良く、コスパにも優れているため、高評価となりました。
スーパーでも普通に売っているので、気軽に手に入る点も嬉しいですね。
サントリーウイスキースペシャルリザーブの評価まとめ
今回は、ジャパニーズのブレンデッドウイスキー「サントリーウイスキースペシャルリザーブ」についてご紹介しました。
- 白州蒸溜所のモルト原酒を使用
- クリーミーな口当たりと爽やかなオーク香が特徴
- おいしくて飲み方の汎用性もあり、コスパに優れる
味わい・飲み方の汎用性・価格帯・手に入れやすさなど、家飲み用のウイスキーに求めるものがすべて揃ったような銘柄です。
価格以上の良さは間違いなくあるので、まだ飲んだことのない人はぜひ一度飲んでみてください。
サントリー、やっぱすごいです…。
\さり気なくおしゃれでシンプルなタンブラー/
\筆者も自宅用で使うテイスティンググラス/
\ウイスキーが美しく映えるロックグラス/
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