レビュー｜デュワーズ 12年【どの飲み方にも合う最高のバランス】

今回の記事では、スコッチのブレンデッドウイスキー「デュワーズ 12年」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない！という人は、ぜひ最後までご覧ください。

※このレビュー・評価は2024/10/11時点のものです。

デュワーズ 12年とは

「デュワーズ 12年」は、2024年1月にボトルをリニューアルし、デザインは茶色から透明のボトルに、熟成樽はオーク樽から1stフィルバーボン樽の2度熟成（ダブルエイジド）に、味わいのニュアンスはよりバニラ感が強く変更されました。

原酒の構成等は変えず、熟成樽のみ変更したことで生産コストは上がったそうですが、販売価格はほぼ変わっていません。

ちなみに、過去には日本のバーテンダーによる投票にて、ソーダ割り（ハイボール）に最適なウイスキーとして選ばれたこともあるそうです。

デュワーズ 12年の評価・レビュー

バーテンダーである筆者が「デュワーズ 12年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

テイスティングレビュー

※数値が高い＝良いウイスキーではありません

12年熟成ではあるものの、香りではアルコールの風味をほんのり感じる部分があります。

とはいえ味のバランスは良くて非常に飲みやすく、マイナス点を補って余りあるだけの良さがたくさん感じられるでしょう。

以前のボトルと比べると甘さがしっかりと感じられるようになり、より口当たりは滑らかになりました。

飲み方別の評価

いつも自分がしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。

総合評価

「デュワーズ 12年」は誰でもおいしく飲めて味のバランスも良く、さらにはどの飲み方にも対応できるという汎用性の高さが魅力です。

ごくわずかなスモーキーさもありますが、クセというほどの強さはなく、バニラやハチミツ系の甘さと樽の芳ばしさをよく感じます。

コスパも高く、家に1本は常に置いておきたいと思わせてくれるウイスキーです。

デュワーズ 12年のまとめ

「デュワーズ 12年」は、その飲みやすさと汎用性の高さから、初心者～飲み慣れた人、さらには家でカクテルを作るという人まで、幅広い人におすすめできる万能なウイスキーです。

リニューアル後にわずかな味の変化がありましたが、飲み比べてみても（特にソーダ割りや水割り）、そこまで大きな違いはありませんでした。

ウイスキーの中でもなかなか見つからないほどの使い勝手の良さがあるので、ぜひ一度は飲んでみてください。