【レビュー】グレンゴイン 10年【優しくクセのない高評価ウイスキー】
どんなコンディションのときでも飲みやすいウイスキーが1番落ち着くいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチのハイランドモルト「グレンゴイン 10年」について、
- 評価・レビュー
- おすすめの飲み方
- どんな人におすすめのウイスキーか
- ネット上での評判
これらについてご紹介していきます。
グレンゴイン 10年
- 度数:40%
- 容量:700ml
- 分類:シングルモルト(ハイランド)
- 蒸溜所:グレンゴイン
- 樽:バーボン樽・シェリー樽
- 受賞歴:インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2020【ゴールド】
グレンゴイン 10年は、ノンピート麦芽(スモーキーなクセがない麦芽)を使って造られるウイスキーです。
優しく柔らかい口当たりで、初心者には特に飲みやすく、美味しいウイスキーとしておすすめできます。
10年熟成と、シングルモルトとしては少し熟成期間が短いですが、それを上回る完成度です。
ちなみに、グレンゴイン(Glengoyne)は、ゲール語で「雁の谷」という意味があり、ボトルデザインにも雁が描かれています。
どんなコンディションのときでも飲めて、本当に落ち着く感じ!
グレンゴイン 10年の評価・レビュー
あくまで個人の感想であって、全員が同じように感じるわけではないので、ご了承ください。
もし「自分はこう感じました!」という人がいたら、この記事の最後でコメントをくれたら嬉しいです。
テイスティング評価
評価項目 | ノート | 評価 |
香り | ハチミツ、青リンゴ、クリーム、ナッツ | (3.5 / 5.0) |
味わい | モルトの甘味、レモン、リコリス | (4.0 / 5.0) |
フィニッシュ | 長くはないが、ふんわりきれいに抜ける。 甘めで心地よい。 | (4.0 / 5.0) |
コスパ | 味わいと総合的なバランスからするとそこそこ。 | (3.5 / 5.0) |
ノンピートなだけあって、いわゆるスコッチの「クセ」はなく、初心者でも美味しく飲めるでしょう。
だからと言って、ウイスキーを飲み慣れた人が満足できないかと言われると、そんなこともありません。
味わいのバランスがとても良く、とてもよくできたウイスキーだなと感じます。
一応シェリー樽も使われていますが、味わいのほとんどがバーボン樽由来のものでした。
10年熟成でこのレベルはかなり満足!
飲み方別の評価
評価項目 | ノート | 評価 |
ストレート | ストレートでもアルコールのアタックは少なめ。 スッキリしつつも甘く、飲みやすい。 | (4.0 / 5.0) |
ロック | 味が締まりすぎず、意外にもしっかり風味が感じられる。 | (3.0 / 5.0) |
水割り | 優しく染み込むような甘さ。 軽めなので、水は入れすぎないように注意。 | (4.5 / 5.0) |
ソーダ割り | ストレートと同様にスッキリしつつも甘さがあり、 バランスが良い。 発泡性に負けることもない。 | (4.5 / 5.0) |
グレンゴイン 10年はとても万能選手で、どの飲み方でも美味しく飲めます。
ロックも美味しいのですが、甘さと味わいの輪郭、割り方から感じる良さを総合的に見ると、少しだけ評価が下がりました。
他の飲み方はかなり好印象です。
総合評価 [star-list number=4.0] 4.0
グレンゴイン 10年は、一般的にあまり知られておらず、10年熟成と短い熟成期間ではありますが、実はとても美味しいウイスキーです。
どの飲み方でも楽しめますし、どんな人でも比較的満足できる味わいでしょう。
僕は初めて飲んだときよりも、飲み慣れてから飲んだときのほうが良さをしっかりと感じました。
グレンゴイン 10年はこんな人におすすめ
- 飲みやすいウイスキーが好きな人
- 家飲みをいろんな飲み方で楽しみたい人
- モルトの甘味を感じるウイスキーが飲みたい人
グレンゴイン 10年は、家飲みとして飲むならとても優秀なウイスキーです。
家飲みの1番のメリットは、やはり自分なりのアレンジができることでしょう。
自分好みの量や濃さ、割り方がいろいろと楽しめるので、1本置いてあると重宝します。
グレンゴイン 10年の評判
良い評判を見ると、飲みやすい味わいが高評価な様子でした。
イマイチな評判を見ると、やはり10年という短熟からか、少しだけアルコールのアタックを感じてしまう人もいるようです。
僕はむしろそこまでアタックを感じず、10年の割にはとても飲みやすいウイスキーだなと感じました。
グレンゴイン 10年と飲み比べてみたいウイスキー
せっかくグレンゴイン 10年を飲むなら、飲み比べるとおもしろいウイスキーがあるのでご紹介します。
アラン 10年
アラン 10年は、バランスが良く、フルーティーで軽やかな味わいが楽しめます。
アイランズモルトですが、スペイサイドモルトのような華やかさもあり、おもしろいです。
味わい自体はだいぶ違いますが、グレンゴイン 10年と同じくバーボン樽・シェリー樽が使われています。
しかし、使われている樽の形やフィルの回数(何回使用した樽なのか)が少しだけ違うので、飲み比べとしては面白いでしょう。
グレンゴインの方が軽くて甘く、飲みやすいです。
アランはしっかりとした味わいと潮気、リッチさを感じます。
まとめ:グレンゴイン 10年は麦の甘さを感じる家飲みにぴったりなウイスキー
グレンゴイン 10年は、家飲みに最適なウイスキーです。
そもそもの味が美味しく、かついろんな飲み方で楽しめます。
家でウイスキーを飲む人は、1本置いておくとかなり便利です。
これを機にぜひ一度飲んでみましょう!
Comment