飲みやすいという理由で、フルーティーなウイスキーは1周間もかからずにボトルが空いてしまういのかず(@InoKazuBlog)です。
スコッチのアイランズモルトの1つであるアランは、2020年にボトルデザインが一新し、味わいにも変化がありました。
今回の記事では、
- アラン 10年の評価・レビュー
- おすすめの飲み方
- 旧ボトルとの味わいの変化
- どんな人におすすめのウイスキーか
これらについてご紹介していきます。
アラン 10年
原産国 | スコットランド |
分類 | シングルモルト(アイランズ) |
度数 | 46% |
容量 | 700ml |
熟成樽 | 1stフィルバーボン樽 シェリー樽(ホグスヘッド) |
受賞歴 | サンフランシスコ ワールドスピリッツ コンペティション 2018:ダブルゴールド 他 |
アラン10年はとてもフルーティーで軽やか、バランスの取れた味わいが特徴なウイスキーです。
10年熟成としてはかなり良い出来で、若干スペイサイドモルトのような華やかさも感じます。
アラン 10年の評価・レビュー

アラン10年は、いわゆる「優等生」のような立ち位置にいるウイスキーだと感じています。
味わいのバランスが良いのと、ある程度どの飲み方でも美味しく飲めるからです。
テイスティング評価
評価項目 | ノート | 評価 |
香り | 意外と力強く、甘め ハチミツ、青リンゴ、 インク、アールグレイ | (3.5 / 5.0) |
味わい | 香りほどは甘くないが、 とてもフルーティー 青リンゴ、メロン、スパイス | (3.5 / 5.0) |
フィニッシュ | 10年にしては長め オークとスパイス | (3.0 / 5.0) |
コスパ | 発売当初は良かったが、 徐々に値上がりしてきた | (2.0 / 5.0) |
飲み方別の評価
評価項目 | ノート | 評価 |
ストレート | アルコール刺激はあるが、 飲みごたえがあって好印象 フルーティかつスパイシー 少量加水の方がおすすめ | (3.0 / 5.0) |
ロック | 飲みやすくなる シェリーを感じやすくなる | (4.5 / 5.0) |
水割り | 水割りにするとボディが薄れ、 アランの良さが薄れる | (2.0 / 5.0) |
ソーダ割り | フルーティーで爽やか 飲みやすくバランスが良い | (4.5 / 5.0) |
総合評価 3.0
アラン10年は全体的に見ると高評価ですが、だんだん値上がりしてきていて、コスパの良さが薄れ始めています。
ただ、味わいにネガティブイメージが少なく、度数も46%と飲みごたえも丁度いいので、購入して損はありません。
あとは、値上がりが進まないかが心配…
旧ボトルとの味わいの違い

リニューアルごとに味わいが良くなっていると噂されるアランですが、本当のところはどうなのか、個人的なレビューにはなりますが、ご紹介します。
旧ボトルは新ボトルよりもリッチさがあって、甘さが強い印象です。
一方新ボトルはというと、シェリー感が増して、フルーティーな感じがします。
アラン 10年はこんな人におすすめ!

- バランスの良いウイスキーが好きな人
- いろんな飲み方で楽しみたい人
- 飲みごたえのあるウイスキーが好きな人
アラン10年はシンプルなボトルデザインのイメージに反して、飲み心地は意外としっかりしています。
ストレートよりも少量加水やロック、ソーダ割りがおすすめなので、普段からストレートで飲まない人にはかなりおすすめです。
しかし飲み方の汎用性はそれなりにあり、いろんな楽しみ方ができるので、自宅用に買うのはおすすめです。
まとめ:アラン10年は今のうちに家飲みで買っておこう!
全体的な印象としては、なかなか高評価なアラン10年ですが、このままだと徐々に値上がりしていくので、買うなら今のうちでしょう。
味わい自体はバランスが良くて美味しいので、まだ飲んだことのない人はぜひ一度飲んでみましょう。
飲む価値は大いにあります。
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