レビュー|アランモルト 10年【フルーティーで満足感のある飲みごたえ】


バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチのアイランズモルト「アランモルト 10年」についてレビュー・評価をしていきます。
ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない!という人は、ぜひ最後までご覧ください。
※このレビュー・評価は2025/7/18時点のものです。


- 味わいのバランスが良いだけではなく、飲みごたえもある
- どの飲み方にもよく合う
- 初心者から飲み慣れた人まで幅広い人におすすめ
- 若干アルコール感がある


アランモルト 10年とは


- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(アイランズ)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46%
- 熟成樽
-
- 1stフィルバーボン樽
- ホグスヘッドシェリー樽
- 主な受賞歴
-
「アランモルト 10年」は、カラメル添加や冷却ろ過をせず、ナチュラルに造られるウイスキーです。
加水にも耐えられるアルコール度数46%でボトリングされていて、飲みごたえがあります。
10年熟成としてはかなり良い出来で、味わいのバランスも良好です。
シェリー樽原酒の比率は低いため、シェリー樽由来の味わいはあまり見つけられません。



度数が高い割りには飲みやすいので、幅広い人におすすめできます!
アランモルト 10年の評価・レビュー


バーテンダーである筆者が、「アランモルト 10年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。



どんな味わいか・どんな飲み方がおすすめなのかを詳しくご紹介!
テイスティングレビュー
※数値が高い=良いウイスキーではありません
- 香り
-
力強く甘めの香り。
ハチミツ、青リンゴ、アールグレイ、シトラス、ハーブ。 - 味わい
-
フルーティーさがメインで口当たりは優しく、香りほど甘くない。
青リンゴ、メロン、スパイス、モルト、シトラス、潮気。 - 余韻
-
甘くフルーティーで、ほんのりスパイシーかつビターな余韻がほどよく続く。
「アランモルト 10年」は、いわゆる優等生のような立ち位置にいるウイスキーだと感じました。
総合力が高く、味わいに関してはあまりネガティブな印象を持ちません。



本当に、発売当初の価格帯だったらどれだけ良かったことか…。
飲み方別の評価
自分がいつもしている飲み方に合うウイスキーなのか、ぜひ参考にしてみてください。
ストレート
ややアルコール刺激はあるものの、飲みごたえがあって好印象。フルーティかつスパイシー。
おすすめ度
トワイスアップ
加水してもバランスが崩れず、味もボヤけない。甘くフルーティーな味わいが増す。
おすすめ度
ロック
アルコール感がなくなり、フルーティーさも消えない。若干シェリー樽由来の風味が感じられるようになる。
おすすめ度
水割り
水割りまで行くと若干ボディが薄れる。この銘柄の良さを考えると、水割りでなくてもよい。
おすすめ度
ソーダ割り
フルーティーで爽やか。飲みやすくバランスが良い。わずかにソルティさも感じられる。
おすすめ度
総合評価
以前、一時ですが「アランモルト 10年」は人気のため品薄気味になり、価格高騰が起きていました。
しかし今は価格も落ち着き、コスパは以前のように高めとなっています。
度数が46%と高めで飲み応えがあり、ウイスキー好きでも飲んだ時の満足度は高めです。
飲みやすさも兼ね備えており、飲み方の汎用性もあるため、初心者にもおすすめできるでしょう。



フルーティーなウイスキーが好きな人には特にピッタリ!
アランモルト 10年の評価まとめ
今回は、スコッチのアイランズモルト「アランモルト 10年」についてご紹介しました。
- 青リンゴ系のフルーティーさをメインに感じる
- 飲みやすさと飲みごたえのどちらも感じられる
- どの飲み方でも比較的おいしく飲める
バランスが良くて飽きの来ない味わい、飲み方の汎用性など、自宅に1本あったら重宝すること間違いなしです。
10年熟成としては少々高くても、コスパはそこそこ高め。
まだ飲んだことのない人は一度買ってみても損はありません。



ファンが多く、ネット上の評価も高めです!


\コスパ最強のテイスティンググラス/


\ウイスキーが美しく映えるロックグラス/


\リムが薄く口当たりが良いグラス/


Comment