
バランスの取れた甘めのウイスキーは2,3日で飲みきってしまい、毎回後悔するいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事では、スコッチウイスキーのハイランドモルト「グレンモーレンジィ ネクター・ドール」について、
- 評価・レビュー
- おすすめの飲み方
- どんな人におすすめのウイスキーか
- ネット上での評判
これらについてご紹介していきます。
グレンモーレンジィ ネクター・ドール


- 度数:46%
- 容量:700ml
- 分類:シングルモルト(ハイランド)
- 蒸溜所:グレンモーレンジィ
- 樽:バーボン樽・ソーテルヌワイン樽
- 受賞歴:サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2020【ダブルゴールド】
グレンモーレンジィ ネクター・ドールの1番の特徴は、デザートワイン(極甘口)の1つである「ソーテルヌ」を熟成させた後の樽で2年間フィニッシュしてあることです。
後熟とも言う。熟成したウイスキーを別の樽に移し、再度熟成をすること。一般的には1年未満でおこなわれることが多いが、中にはフィニッシュ(仕上げ)なのに2年以上熟成させるウイスキーも。
商品名にもなっているネクター・ドールの由来は、神々が飲む生命の酒「ネクタル」を語源とする「NECTAR(ネクター)」と、フランス語で「黄金の」という意味の「D’OR(ドール)」から来ています。



こんなに大層な名前を…と思う人もいるかも知れませんね。
では、実際の評価を見てみましょう!
グレンモーレンジィ ネクター・ドールの評価・レビュー





あくまで個人の感想であって、全員が同じように感じるわけではないので、ご了承ください。
もし「自分はこう感じました!」という人がいたら、この記事の最後でコメントをくれたら嬉しいです。
テイスティング評価
評価項目 | ノート | 評価 |
香り | バニラ、ハチミツ、白ワイン、 ナッツ、ライム | (3.5 / 5.0) |
味わい | ライム、オレンジ、スパイス、 ハチミツ、クッキー | (4.5 / 5.0) |
フィニッシュ | バニラ、ナッツ、クリーム、 シトラス、スパイス | (4.0 / 5.0) |
コスパ | 価格分の味わいはある。 美味しくてスイスイ飲めるので、 燃費自体は悪いか。 | (3.0 / 5.0) |
基本的に甘めのタッチで、華やかかつなめらかです。
お酒の世界でたまにされる表現なのですが、とても「女性的」なウイスキーだなと感じます。



ジェンダーレスの時代に言う言葉ではありませんが、なんとなくのニュアンスは伝わるかなと思います。
飲み方別の評価
評価項目 | ノート | 評価 |
ストレート | アルコール刺激はあまりなく、なめらかで飲みやすい。 味わいもしっかりと楽しめる。 | (4.5 / 5.0) |
ロック | 甘さが少し抑えられ、 フルーティーさとスパイシーさが出てくる。 | (3.0 / 5.0) |
水割り | ハチミツのような甘さで、とてもなめらか。 優しい味わいで、スッと染み込む。 | (4.5 / 5.0) |
ソーダ割り | バランスは良い。 華やかで、甘くフルーティー。 | (3.5 / 5.0) |
けっこう万能選手で、どの飲み方でも美味しく飲めます。
豊かな表情を見せてくれるので、ぜひいろんな飲み方を試してみましょう。
総合評価 4.0
グレンモーレンジィ ネクター・ドールは、いろんな飲み方が楽しめ、味わい自体も素晴らしいウイスキーです。
ネガティブな要素があまり見つからず、どんな人にもおすすめできます。
一点だけ注意が必要なのは、度数が46%あるにもかかわらず、飲みやすすぎてすぐにボトルが空いてしまうことでしょうか。



僕は3連休で全部なくなってしまいました…
グレンモーレンジィ ネクター・ドールはこんな人におすすめ


- アルコール刺激の少ないウイスキーが飲みたい人
- 華やかで甘口のウイスキーが好きな人
- いろんな飲み方で楽しみたい人
グレンモーレンジィ ネクター・ドールは、甘口でとても飲みやすいウイスキーなので、初心者には特におすすめです。
飲み慣れた人でも、疲れたときや一息つきたいとき飲むとホッとします。
グレンモーレンジィ ネクター・ドールの評判



良い評判と悪い評判のどちらも載せようと思ったのですが、悪い評判が全然見つかりませんでした!


グレンモーレンジィ ネクター・ドールと飲み比べてみたいウイスキー



せっかくグレンモーレンジィ ネクター・ドールを飲むなら、飲み比べるとおもしろいウイスキーがあるのでご紹介します。
バスティーユ 1789


バスティーユ 1789は、初のコニャック地方産ウイスキーです。
ブレンデッドなのでとても飲みやすく、度数を感じさせない柔らかさがあります。
この記事でご紹介したグレンモーレンジィ ネクター・ドールと同じく、熟成にソーテルヌ樽が使われているため、飲み比べてみるとおもしろいです。



グレンモーレンジィの方が味わいや香りがしっかりしていますが、バスティーユはコスパの良さや軽さがあります。
ソーテルヌ樽が使われていてフルーティーな味わいという共通点はありますが、全体的な印象はだいぶ違います!


まとめ:グレンモーレンジィ ネクター・ドールは甘く華やかでバランスが良い
今回は、スコッチウイスキーのアイラシングルモルト「グレンモーレンジィ ネクター・ドール」についてご紹介しました。
「甘めの味わいのウイスキーで、リッチにいろんな飲み方で楽しみたい」
なんて人にはぴったりのウイスキーです。



これを機にぜひ一度飲んでみましょう!




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