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バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
今回の記事ではウイスキーベースのカクテル「ゴッドファーザー」について、以下のことを中心に解説していきます。
おうちカクテルをより楽しみたい人、レベルアップさせたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴッドファーザーってどんなカクテル?
![ゴッドファーザーってどんなカクテル?](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/b9dac1ed7d25fbbfb4a389784a5433ac.jpg)
![ゴッドファーザーってどんなカクテル?](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/b9dac1ed7d25fbbfb4a389784a5433ac.jpg)
「ゴッドファーザー」は、有名な小説で映画化もされた『ゴッドファーザー(The Godfather)』をイメージして作られたカクテルです。
ウイスキーをベースに、あんずの核を使ったリキュール「アマレット」を混ぜて作られます。
さまざまなカクテルブックを見ても、材料は単に「ウイスキー」としか書かれていませんが、スコッチウイスキーを使うのが一般的です。
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ロングカクテルながらも甘く重厚な味わいで、度数は強め!ゆっくり楽しみましょう!
ゴッドファーザーの材料・レシピ
![ゴッドファーザー](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/godfather.jpg)
![ゴッドファーザー](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/godfather.jpg)
- ウイスキー:45ml
- アマレットリキュール:15ml
使用グラス:ロックグラス
氷の溶けをなるべく抑えるためにも、使う氷は冷凍庫の製氷皿でできたものではなく、コンビニ等で買えるかち割り氷や、後述の器具を使用して作る丸氷を使う。
ステアが足りないとアルコール刺激が強く、どっしりした口当たりの重たいカクテルに仕上がってしまうため、材料全体をしっかりと混ぜ込む意識を持つ。
「ゴッドファーザー」は同名小説・映画に登場するマフィアをイメージして作られているため、重厚な味わいです。
しかし重厚な味わいと飲みづらさは似て非なるものですので、飲み進めやすさと厚みのある味わいの両立を目指しましょう。
数回ステアしただけだと材料がまったく混ざらないので、最低でも20回はしたいところです。
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もちろん美味しく作るには技術が必要なので、回数はあくまで「家飲みで作る場合」の参考程度にしてみてください。
ちなみに丸氷を家で作りたい人は、ドウシシャが販売している「大人の透明まる氷」を使えば、直径6cmの透明な丸氷が約16時間で2個作れます。
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ゴッドファーザーのバリエーション
「ゴッドファーザー」はウイスキーベースのカクテルですが、このベーススピリッツを変えるだけで他にも2種類のカクテルが作れます。
- 「ゴッドマザー」:ウイスキーをウォッカに替える
- 「フレンチ・コネクション」:ウイスキーをブランデーに替える
上記のカクテルは「ゴッドファーザー」と分量も同じく3:1(45ml:15ml)で作れます。
ベーススピリッツを替えるだけで味わいがガラッと変わりますので、ぜひ一度試してみてください。
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少し別枠ですが、アマレットをドランブイに替えると「ラスティ・ネイル」というカクテルになります。ドランブイは、ハチミツ・ハーブ・スパイスの風味が強いリキュールです!
ゴッドファーザーを作るときにおすすめの銘柄
![おすすめのベース](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/c2342b8b5531ce559f1003c721f1ee29.jpg)
![おすすめのベース](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/c2342b8b5531ce559f1003c721f1ee29.jpg)
せっかく家で「ゴッドファーザー」を作るなら、より美味しく作りたくはありませんか?
美味しい「ゴッドファーザー」を作るために、バーテンダーである筆者がおすすめの材料をご紹介していきます。
ウイスキー
ウイスキーは分量の大半(45ml)を占める材料ですので、使う銘柄によってカクテルの味わいがガラッと変わります。
上質な味わいと手に取りやすい価格帯、この両方を兼ね備えた銘柄がよいですね。
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実際にバーでもよく使われる銘柄を紹介!
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年
![ジョニーウォーカーブラックラベル12年](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2022/02/johnniewalkerblack.png)
![ジョニーウォーカーブラックラベル12年](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2022/02/johnniewalkerblack.png)
原産国 | スコットランド |
分類 | ブレンデッド |
内容量 | 700ml |
度数 | 40% |
「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」は、ジョニ黒の名で多くの人に親しまれているウイスキーです。
ハチミツのような甘さ・ドライフルーツのようなフルーティーさ・程よいスモーキーさが楽しめます。
非常に味わいのバランスが良く、カクテル以外にもロック・ソーダ割り・水割りにもよく合うため、1本持っておいても損はないでしょう。
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僕が大好きな銘柄でもありますし、多くのバーでベースとして使われています!
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アマレットリキュール
アマレットリキュールはあんずの核を使って造られるリキュールで、杏仁やアーモンドのような風味が特徴です。
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実際に多くのバーで愛用されている銘柄をご紹介します!
ディサローノ オリジナル
![ディサローノ オリジナル](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/2143a79e9a83820a68f1df81df0a2477.jpg)
![ディサローノ オリジナル](https://inokazu.com/wp-content/uploads/2023/10/2143a79e9a83820a68f1df81df0a2477.jpg)
原産国 | イタリア |
内容量 | 700ml |
度数 | 28% |
「ディサローノ オリジナル」は、アマレットリキュールの中でもっとも有名で、歴史のある銘柄です。
ファッションブランドとのコラボラベルを不定期で販売していて、ボトルの美しさにも定評があります。
しっかりとした甘みと飲みごたえ、コスパの良さがあり、どの銘柄にしようか迷ったら真っ先におすすめしたいです。
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アマレットリキュールは4種類試したことがありますが、やっぱりこの銘柄に落ち着きますね。
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ゴッドファーザーに関するQ&A
ゴッドファーザーの材料/レシピのまとめ
最後に、「ゴッドファーザー」について覚えておきたいことをまとめました。
- 同名小説の『ゴッドファーザー(The Godfather)』をイメージして作られた
- ウイスキー45ml ・アマレットリキュール15mlで、ロックグラス内でステアして作る
- 口当たりや味わいの質を上げるためにも、ステアはしっかりめがおすすめ
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おうちカクテルを美味しく楽しむためにも、今回の記事をぜひ参考にしてみてください!
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