こんにちは、いのかずです。
現在、一流のマスターのもとでチーフバーテンダーを務めています。
Twitterでレモンの絞り方の動画をアップしました。
レモンの搾り方の動画です🍋
地味な動画だけど、バーテンダーって実は地味なことばっかりなんですよ。
仕込み7割。 pic.twitter.com/1h9AekGPjm— いのかず (@InoKazuBlog) February 5, 2021
この記事ではTwitterで紹介した【レモンのおいしい絞り方】をさらに詳しく解説していきます。
【誰でも簡単】おいしいレモンの絞り方
画像と動画を交えつつ、丁寧にわかりやすく説明していきます。
まずは必要な道具から紹介します。
今回使う道具
- まな板
- 包丁(ペティナイフ)
- スクイーザー(レモンを搾る器具)
- 果汁を入れる容器
- 茶こし
聞き慣れないかもしれませんが、レモンを絞る器具はスクイーザーと言います。
squeeze(搾る)に-erがついて squeezer(搾る者)でスクイーザーです。
茶こしは絞り終えたレモン果汁を容器に移すときに使います。
ダマや種を取り除くことができるので便利です。
それでは絞っていきましょう。
レモンのおいしい絞り方
今回使うレモンはSunkist(サンキスト)
よく熟していて甘みと酸味のバランスがよいです。
①まずはレモンを水洗いして横半分にカットしましょう
②半分に切ったレモンの中央部分をスクイーザーのてっぺんに当てます
レモンの真ん中は少し凹んでいるのでスッポリと入るはずです。
③絞るための手の形をつくる
右手でレモンを支え、左手で”右手の親指”を押さえるような形です。
実際の絞り方は動画を使って説明します。
④実際に絞っていく
絞るときのポイントをまとめました。
- 右手で搾らず左手で右手の親指を押して絞る
- 果汁は絞り出すのではなく、押し出すイメージ(重要)
- 押し出したら一回一回レモンを離す
- 握力で絞らない(重要)
- レモンを回転させるときは優しく
- レモンを回して2週くらい絞る
動画を合わせて読んで頂くとわかりやすいかもしれません。
⑤容器に果汁を移す
茶こしを容器の真上(少しだけ離して)に構えて、スクイーザーから果汁を流します。
このとき、零れてしまうのでは?と心配になりますが、果汁は茶こしの底面を伝って一点から流れ落ちるので心配はいりません。
茶こしを使うとダマや種を取り除くことができるほか、カクテルや他の用途に使うときに舌触りや飲み心地を悪くしない効果もあります。
茶こしがなくても絞れますが、あったらベターです。
不味くなるレモンの絞り方
NGな絞り方も動画を撮ったので、ご覧ください。
【おいしい絞り方】と違うのは、レモンをスクイーザーに押し付けてグリグリ絞っていることです。
何がダメなのかというと、レモン内側にある白い皮は苦味やエグみが強いため、力を入れて絞ってしまうと果汁と一緒に苦味成分まで一緒に絞り出してしまうからです。
一度飲み比べてみると、味の違いにびっくりしますよ。
まとめ
- 美味しく絞るならスクイーザーは必須
- 茶こしがあったらより美味しく果汁を使える
- 決して握力で絞らない
- 果汁は絞るのではなく押し出すイメージ
- グリグリ絞ると苦味やエグミが出るので注意
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