【レビュー】キルホーマン マキヤーベイ【アイラの中でもライトで爽やか】

今回の記事では、スコッチのアイラモルト「キルホーマン マキヤーベイ」について、

これらを中心にご紹介。

「ウイスキーを買いたいけど失敗したくない！」

というあなたも、この記事を読めば「キルホーマン マキヤーベイ」がどんなウイスキーかがわかります。

キルホーマン マキヤーベイ

度数	46％
内容量	700ml
原産国	スコットランド
分類	シングルモルト（アイラ）
蒸溜所	キルホーマン
熟成樽	バーボン樽 シェリー樽
受賞歴	インターナショナルスピリッツチャレンジ 2021【シルバー】 他

キルホーマン マキヤーベイは、自社蒸溜所で作られる大麦を原料に使って造られる珍しいウイスキーです。

商品名にもなっている「マキヤーベイ（MACHIR BAY）」は、キルホーマン蒸溜所の近くにあるアイラ島で最もキレイと称される砂浜の名前に由来しています。

3～5年熟成で、バーボン樽をメインに、シェリー樽で熟成された原酒もブレンド。

強いスモーキーフレーバーが特徴で、フェノール値（ざっくり言うとスモーキーさ）は約50ppmと、クセの強いアイラモルトの中でもかなり強めです。

厳密に言うとフェノール値だけでスモーキーさが計れるわけではありませんが、実際に飲んでもスモーキーさは表の順位です。

キルホーマン マキヤーベイの評価・レビュー

バーテンダーである筆者がキルホーマン マキヤーベイを実際に飲んだときの評価・レビューをします。

キルホーマン マキヤーベイの味わい

グラフにテイスティングをしたときの印象をまとめましたが、「この数値が高いほど高評価！」ということではありません。

あくまで味わいの強さやニュアンスを表しています。

キルホーマン マキヤーベイは、強いスモーキーさと、若い原酒ならではのフレッシュな味わいが特徴です。

アイラモルトのなかでも酒質は比較的軽めなので、しっかりとした味わいとは裏腹に、飲みやすさもあります。

評価項目	コメント
香り	しっかりとしたスモークと潮気、バニラのような甘い香り、シトラスや若草のような爽やかな香りです。
味わい	こちらもしっかりしたスモークと潮気、土っぽさ、バニラの甘み、シトラスのような爽やかさ、スパイシーさを感じます。
余韻	短めで、草っぽさや、コショウのようなドライでスパイシーなフィニッシュです。

キルホーマン マキヤーベイの飲みかた別の評価

ストレート・トワイスアップ・ロック・水割り・ソーダ割りでそれぞれ飲んだ評価をご紹介します。

キルホーマン マキヤーベイは、比較的どの飲みかたでも美味しく飲めます。

中でもソーダ割りとストレート、水割りが特におすすめです。

評価項目	コメント
ストレート	若干アルコール感はあるものの、特有の若さのあるフレッシュ感とスモーキーさが楽しめます。度数が46％と高めで、飲みごたえもあって良いです。
トワイスアップ	フレッシュなフルーティーさと甘さが前に出てきます。水と1:1だとボヤケてしまいがちなので、少量加水のほうがおすすめです。
ロック	甘さ・フルーティーさ・スモーキーさが、時間経過によってそれぞれ強く感じられるポイントがあり、面白いです。
水割り	酒質が軽く、かつ意外と味わいがボヤケないため、優しさがありつつもしっかりスモークも感じられる水割りになります。
ソーダ割り	とても爽やかで、風味の抜けが良いです。ソーダ割りに求めたいものが揃っている印象。

総合評価  [star-list number=4.0] 4.0

僕が個人的に感じるキルホーマン マキヤーベイの良さは、

この辺りがとても評価できます。

飲みやすさ、楽しみやすさなど、家飲み用として嬉しい要素がたくさん詰まっているのではないでしょうか。

キルホーマン マキヤーベイはこんな人におすすめ！

キルホーマン マキヤーベイは、スモーキーでクセが強いウイスキーが苦手な人には適していません。

しかし、逆にクセが強いウイスキーが好きな人にはぜひ一度飲んでもらいたい銘柄です。

キルホーマン マキヤーベイのSNSでの評判

キルホーマン マキヤーベイのレビュー・評価まとめ

今回ご紹介したキルホーマン マキヤーベイのまとめです！

好き嫌いがハッキリと分かれるウイスキーですが、味わい的にはとても良くできていると思います。

まだ飲んだことのない人にぜひ飲んでもらいたいです。