【レビュー】カリラ 12年【アイラ屈指のバランサー】

今回の記事では、スコッチのアイラモルト「カリラ 12年」について、

これらを中心にご紹介。

「ウイスキーを買いたいけど失敗したくない！」

というあなたも、この記事を読めば「カリラ 12年」がどんなウイスキーかがわかります。

カリラ 12年

度数	43％
内容量	700ml
原産国	スコットランド
分類	シングルモルト（アイラ）
蒸溜所	カリラ
熟成樽	バーボン樽
受賞歴	サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2010【ダブルゴールド】 他多数

カリラ 12年は、クセの強いアイラモルトの中でもとてもバランスが良く、スモーキーさも中間位のウイスキーです。

クセはあるものの、アイラモルト初心者でも比較的試しやすい銘柄と言えるでしょう。

しかもコスパ良好です。

カリラ 12年の評価・レビュー

バーテンダーである筆者がカリラ 12年を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

カリラ 12年の味わい

グラフにテイスティングをしたときの印象をまとめましたが、「この数値が高いほど高評価！」ということではありません。

あくまで味わいの強さやニュアンスを表しています。

カリラ 12年は、全体的な味わいのバランスがかなり優れたウイスキーです。

しかも、その平均値はけっこう高め。

いつ飲んでも美味しく、どんなコンディション・シチュエーションでも違和感なく飲めます。

評価項目	コメント
香り	ほどよいスモーキーさ、潮気、レモンのような爽やかさ、モルトの甘さが香ります。
味わい	オイリーな口当たりで、薬品のようなスモーキーさ、ハチミツのような甘さ、ハーブやシトラスの爽やかさ、ウッディさを感じます。
余韻	そこそこ長く続き、スパイス、ハーブ、スモークが複雑に絡み合います。

カリラ 12年の飲みかた別の評価

ストレート・トワイスアップ・ロック・水割り・ソーダ割りでそれぞれ飲んだ評価をご紹介します。

カリラ 12年はバランスが良いゆえに、どの飲みかたでも美味しく飲めます。

加水しても味わいがボヤケず、そのままストレートで飲んでもアルコールの嫌なピリピリも感じません。

評価項目	コメント
ストレート	複雑かつ繊細で、バランスの取れた味わいをしっかり楽しめます。まずはストレートから。
トワイスアップ	優しい甘みが増します。バランスの良さは崩れませんが、少々物足りなさも感じます。
ロック	フレッシュなフルーティーさと樽由来の香ばしさが引き立ちます。時間経過で甘さやスモーキーさもよく感じるポイントがあるので、いろいろな風味が楽しめるでしょう。
水割り	柔らかくも味わいはしっかりしており、食中酒としても意外に馴染みます。とてもバランスが良いです。
ソーダ割り	ドライでシャープな味わいになります。スモーキーさも相まって、とても爽やかな飲み心地です。

総合評価  [star-list number=4.5] 4.5

僕が個人的に感じるカリラ 12年の良さは、

この辺りがとても評価できます。

家飲み用のスモーキーなウイスキーとして、これ以上ピッタリな銘柄はないのではないでしょうか。

カリラ 12年はこんな人におすすめ！

カリラ 12年はクセはあるものの、ウイスキー初心者からウイスキーを飲み慣れた人まで、幅広い人におすすめできます。

まだ飲んでいないという人は、絶対に飲んでもらいたいウイスキーです。

カリラ 12年のSNSでの評判

カリラ 12年のレビュー・評価まとめ

今回ご紹介したカリラ 12年のまとめです！

近年、アイラモルトはほとんどの銘柄で値上がりしていますが、カリラは今のところは価格が安定しています。

いつ原酒不足になるかわからないので、今のうちにぜひ一度飲んでみましょう。