【バーテンダーが厳選】ノンピートでクセのないおすすめウイスキー

いのかずバーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
「ピート香」はウイスキーの魅力の1つでもありますが、その独特な風味が苦手という人も少なくありません。
そんな人にこそ飲んでもらいたいのが、今回ご紹介する、ピート(泥炭)を使わずに造られる「ノンピートウイスキー」です。
今回の記事では、バーテンダーが厳選したノンピートウイスキーのおすすめ銘柄を、特徴や味わい、どんな人におすすめなのかを含めてご紹介します。
自分に合った銘柄を見つけて家飲みを充実させたい人は、ぜひ最後までご覧ください。



今回ご紹介する銘柄は、基本的にノンピートで造られるアイリッシュは除外しています!ほぼスコッチに絞っていますので、ご注意ください。
ノンピートウイスキーの魅力や特徴を解説


ノンピートウイスキーは、仕込みや乾燥の工程でピートを使わないため、一般的なスコッチや、特にピート香の強いアイラモルトのようなスモーキーさやヨード香がありません。
そのため、麦芽や樽の風味、産地ごとの個性がよりクリアに感じられるのが魅力であり特徴です。



それぞれの魅力・特徴について、詳しく解説していきます。
スモーキーなクセが苦手な人でも飲みやすい
ピートを使ったウイスキーは、正露丸や焚き火を思わせるような強い香りが特徴ですが、ウイスキーを初めて飲む人や、スモーキーな香りが苦手な方にはハードルが高い場合があります。
しかしノンピートウイスキーなら、その独特なクセのある香りがほぼなく、誰でも飲みやすい味わいです。
シンプルで素朴な味わいながらも、繊細な風味も感じられ、好きな人はとことんハマるでしょう。



僕はピーテッドタイプだと、ストレートで5,6杯も飲み進めると、胸焼けしてくるんですよね。ノンピートなら何杯でもいけるので、飲みやすさの違いはハッキリと感じます。1杯の飲み応えで言えばピーテッドのほうがあるので、どちらにも良さはありますが。
樽の個性や産地の特徴を感じやすい
ピート香がない分、樽熟成によって生み出される香味や、産地特有のキャラクターがダイレクトに伝わります。
例えば、バーボン樽で熟成されたノンピートウイスキーは、バニラや蜂蜜のような甘みと香ばしさが際立ちますし、シェリー樽熟成ならドライフルーツやチョコレートを思わせる濃厚な風味が楽しめます。
また、ハイランドやスペイサイドといった地域ごとの味わいの違いも明確に感じられるため、ウイスキーの世界をより深く知る入り口としても最適です。



ウイスキーに慣れていないと、ピート香が支配的過ぎて、他の風味を感じられないという人もいます。細かな味わいを楽しみたいなら、ノンピートタイプのウイスキーのほうがよいでしょう。
おすすめのノンピートウイスキーを紹介


ここからは、スモーキーな香りが苦手な方でも楽しめる、クセのないノンピートウイスキーを厳選してご紹介します。
どれも初心者から上級者まで満足できる銘柄ばかりなので、飲んだことのない銘柄があったら、ぜひ一度飲んでみましょう。



記事の最後に、特におすすめの銘柄をまとめています!ちゃちゃっと知りたい人は、こちらからページジャンプしてみましょう。
グレングラント アルボラリス


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- スパニッシュオークシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
青リンゴ、洋梨、バニラ、ハチミツ、干し草。
- 味わい
-
モルト、バニラ、洋梨、ほのかにドライフルーツ、ライトなスパイス、干し草、オーク香。
- 余韻
-
やや短めで、爽やかでフルーティーな余韻。
「グレングラント アルボラリス」は、シングルモルトの中でも最安価クラス(3,000円弱)で買えるウイスキーです。
若さがあって軽めの味わいではあるものの、価格的に考えると味わいにも十分満足できます。
モルティかつフレッシュな洋梨、干し草のような風味で、明るくて爽やかな味わいが好きな人には最適でしょう。



ストレートだとアルコール刺激があるため、ソーダ割りや水割りがおすすめです!ガブガブ飲めます。
グレングラント 10年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- オロロソシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
バニラ、モルト、青リンゴ、レモン、フローラル、シナモン。
- 味わい
-
ハチミツ、バニラ、モルト、クッキー、青リンゴ、オレンジ、洋梨、フローラル、シナモン。
- 余韻
-
リンゴやハーブ、スパイスを感じ、ドライで爽やかな風味が短く締まる。
「グレングラント 10年」は、イタリアで非常に人気の高いウイスキーです。
アルコール刺激はなく、口当たりも軽やかで爽やかなフルーティーさが楽しめます。
10年熟成ながらも風味が豊かで、ウイスキー初心者から飲み慣れた人まで、幅広い人におすすめしたい1本です。



どの飲み方にもよく合い、コスパも良いため、家飲みウイスキーとしての評価はかなり高め!
グレンフィディック 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- アメリカンオーク樽
- ヨーロピアンシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ハチミツ、洋梨、シトラス、ほのかにドライフルーツ、ナッツ。
- 味わい
-
バニラ、洋梨、フローラル、モルト、スパイス。
- 余韻
-
フルーティーさとオーク香、スパイシーさがほどよく続く。
「グレンフィディック 12年」は、シングルモルトの世界売上No.1に輝いた実績のあるウイスキーです。
ライトでスムースな酒質で、フレッシュさや甘さ、フローラルな風味、クリーミーでオイリーな口当たりなど、スペイサイドモルトの良さがしっかりと感じられます。
ザ・スタンダードといった味わいで個性はあまりないものの、バランスの良さや質の高さは十分に感じるため、ぜひ多くの人に飲んでもらいたい1本です。



飲み慣れた人でも、いま一度飲んでみると、新たな発見があるはず。王道な味わいだけど、洗練されています。どの飲み方にも良く合う万能ウイスキー!
ザ・グレンリベット 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- ヨーロピアンオーク樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
バニラ、青リンゴ、ナッツ、フローラル。
- 味わい
-
モルト、バニラ、ハチミツ、青リンゴ、シトラス。
- 余韻
-
モルトの芳ばしさ、フルーツ、スパイス、オーク香が柔らかく続く。
先ほどご紹介した「グレンフィディック 12年」同様に、「ザ・グレンリベット 12年」は、世界一売れているシングルモルトに輝いた実績のある、非常に有名なウイスキーです。
クセが一切なく、ウイスキー初心者でも飲みやすいため「シングルモルトウイスキーの入門銘柄」としてよく名前が挙がります。
甘くフルーティーで誰でも飲みやすいものの、個性はあまりない印象ですが、バランスが非常に良く、誰が飲んでもハズレることはないでしょう。



比較的どの飲み方にも合いますが、個人的には水割りとソーダ割りがおすすめです。個人的にはフルーティーさを求めるならフィディック、甘さを求めるならリベットですね。
グレンマレイ 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
バーボン樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
バニラ、青リンゴ、洋梨、フローラル。
- 味わい
-
バニラ、青リンゴ、スパイス、モルト、ライム、ハーブ、ほんのりビター、オーク香。
- 余韻
-
余韻は少し短く、フルーティーさとスパイシーさが漂う。
「グレンマレイ 12年」は、フルーティーでフローラルな、スペイサイドの王道の味わいが楽しめるウイスキーです。
飲み口が非常にライトで、サラッとした飲み心地は夏場によくマッチします。
やや飲み応えやボディに欠ける部分はありますが、飲みやすいウイスキーを探している人やウイスキー初心者にはピッタリです。



ソーダ割りにすると、しっかりとしたフルーティーさとサッパリとした口当たりで、ゴクゴク飲めます!
オルトモア 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46%
- 熟成樽
-
バーボン樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
バニラ、モルト、青リンゴ、干し草、ハーブ、スパイス、オーク香。
- 味わい
-
バニラ、モルト、スパイス、青リンゴ、パイン、ハーブ、オーク香。
- 余韻
-
モルティかつスパイシーな余韻がほどよく続く。
「オルトモア 12年」は、クリーンでシャープな、シンプルな味わいが楽しめるウイスキーです。
飲みやすい一方でしっかりとした飲み応えもあるため、ウイスキー初心者から飲み慣れた人まで、多くの人が楽しめます。
12年熟成としては少々高価ですが、良い意味で若さのあるフレッシュな味わいが感じられるため、熟成年数にこだわらない人はぜひ一度飲んでみてもらいたい1本です。



どの飲み方にも合いますが、まずはストレートやロックで楽しんでもらいたいところ。飾り気のない質の高さが感じられるはずです。
グレンファークラス 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL・1L / 43%
- 熟成樽
-
オロロソシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
レーズン、スパイス、ハチミツ、オレンジ。
- 味わい
-
バニラ、レーズン、オーク香、スパイス、ミント、ショウガ、オレンジ。
- 余韻
-
味わいの甘さとは一転し、ややドライめでスパイシーな余韻が程よく続く。
「グレンファークラス 12年」は、シェリー樽熟成のウイスキーの中でも、ややライトでスッキリとした甘さが楽しめるウイスキーです。
ドライフルーツのような甘さはありつつもドライな印象もあり、味わいのバランスもよく取れています。
シェリー樽初心者の人や、フレッシュさと芳醇さの両方を楽しみたい人におすすめです。



飲み方は風味がしっかりと感じられるストレート・少量加水がおすすめ。ちなみに、容量1Lの並行輸入品と700mLの正規品を飲み比べたのですが、違いはないのに同価格帯なので、1Lが圧倒的におすすめ!
アベラワー 12年 ダブル・カスク マチュアード


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- オロロソシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ハチミツ、チョコレート、ナッツ、フローラル、ドライフルーツ、オレンジ、オーク香。
- 味わい
-
ハチミツ、チョコレート、リンゴ、オレンジ、ドライフルーツ、オーク香。
- 余韻
-
甘さとスパイシーさ、ほのかなビターさがほどよく続く。
「アベラワー 12年 ダブル・カスク マチュアード」は、バーボン樽の味わいとシェリー樽の味わいがバランスよく楽しめるウイスキーです。
リッチな華やかな甘さで、優しい味わいと口当たりは、多くの人に刺さるでしょう。
優しすぎてやや飲み応えには欠けるものの、甘くて飲みやすいウイスキーが好きな人や、ウイスキー初心者にはピッタリの1本です。



どの飲み方にも比較的合いますが、ストレートかロックがおすすめです!
グレンアラヒー 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46%
- 熟成樽
-
- オロロソシェリー樽
- ペドロ・ヒメネスシェリー樽
- 赤ワイン樽
- ヴァージンオーク樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ハチミツ、ドライフルーツ、ダークチョコ、スパイス。
- 味わい
-
ハチミツ、ダークチョコ、ドライフルーツ、シトラス、スパイス、コーヒー、ほんのりビター、オーク香。
- 余韻
-
深みのある甘さと、ややスパイシーでビターなオーク香が長めに続く。
「グレンアラヒー 12年」は、熟成樽は2種のシェリー樽とワイン樽、ヴァージンオーク樽を使っており、非常にリッチで落ち着きのあるフルーティーさが楽しめるウイスキーです。
46%と高めの度数で深みのある甘さもあるため、飲んだ時の満足感はとても大きいでしょう。
12年熟成のウイスキーの中でも、トップクラスの出来の良さを感じられますので、シェリー樽系のウイスキーが好きな人や、シンプルにおいしいウイスキーを飲みたい人は、ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか。



ストレートとロックが特におすすめです!ちなみに、2025年におこなわれた世界的なコンペティションで、世界No.1シングルモルトを受賞しています。
グレンアラヒー 15年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(スペイサイド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46%
- 熟成樽
-
- オロロソシェリー樽
- ペドロ・ヒメネスシェリー樽
- 赤ワイン樽
- ヴァージンオーク樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ハチミツ、ドライフルーツ、ナッツ、スパイス、オーク香。
- 味わい
-
ドライフルーツ、ダークなベリー類、オーク香、ナッツ、ビターチョコ、タンニン。
- 余韻
-
前半は甘さ、後半はビターさとスパイシーさが長く続く。
「グレンアラヒー 15年」は、濃厚で甘美なシェリー樽の風味がしっかりと楽しめるウイスキーです。
12年のものよりもリッチさが増していて、より豊かな風味が楽しめます。
風味が力強いため、飲みやすさよりも飲んだときの満足感を求める人におすすめです。



1万円前後でプレゼントを探している人にもおすすめ!自分へのご褒美にも最高です。
エドラダワー 10年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(ハイランド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
オロロソシェリー樽
テイスト
- 香り
-
ドライフルーツ、チョコレート、ナッツ、スパイス、オーク香。
- 味わい
-
ドライフルーツ、チョコレート、クリーム、ナッツ、オレンジ、スパイス、オーク香。
- 余韻
-
甘さとあたたかみのあるスパイシーさ、ほんのりビターな余韻が長く続く。
「エドラダワー 10年」は、数あるシェリー樽系のウイスキーの中でも特に樽香が強く、濃厚な味わいが楽しめるウイスキーです。
ドライフルーツやチョコレートのような甘さがしっかりと感じられ、力強いオーク香は一度飲めば記憶に残ります。
度数が40%、10年熟成の割りに非常に飲み応えがあり、7,000円強と少々高価な価格帯ですが、価格に見合った味わいはあるでしょう。



ロックかストレートがおすすめ!かつてはパフューミーで飲む人を選びましたが、今のボトルは誰でも飲みやすく仕上がっています。
ラングスグレンゴイン 10年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(ハイランド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- シェリー樽
- 主な受賞歴
-




テイスト
- 香り
-
ハチミツ、青リンゴ、クリーム、ナッツ。
- 味わい
-
バニラ、モルト、レモン、リコリス、ほのかにチョコ、白コショウ。
- 余韻
-
甘めで心地良い余韻が、ふんわりキレイに抜ける。
「ラングス グレンゴイン 10年」は、飲みやすいのに満足感のある味わいで、バランスも良く質の高いウイスキーです。
シェリー樽とバーボン樽どちらも使用していますが、味わい的にはバーボン樽メインとなっています。
バニラやモルトの甘さ、青リンゴやレモンのような爽やかなフルーティーさが楽しめ、シンプルながらも多くの人が楽しめる味わいです。



どの飲み方にもよく合います。いろいろ飲んでいると、こういう素朴な味わいでおいしいウイスキーに落ち着きますね。
グレンモーレンジィ オリジナル 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(ハイランド)
- 容量 / 度数
-
700mL / 40%
- 熟成樽
-
バーボン樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
バニラ、ハチミツ、オレンジ、スパイス。
- 味わい
-
ハチミツ、バニラ、クリーム、オレンジ、レモン、アプリコット、スパイス、柔らかいオーク香。
- 余韻
-
甘くフルーティーで、ほのかなスパイシーさとウッディさが程よく続く。
「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」は、オレンジのようなジューシーなフルーティーさが楽しめるウイスキーです。
甘さと爽やかさのどちらも兼ね備えており、多くの人が楽しめる味わいとなっています。
有名な銘柄ですし、やはりオレンジ感といえばモーレンジィですから、特有のフルーティーさを楽しみたい人は、是非一度飲んでみましょう。



どの飲み方にもよく合います。オリジナル10年が終売となり、オリジナル12年が後継品となりましたが、フルーティーで華やかな甘さが強くなりました!
アランモルト 10年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(アイランズ)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46%
- 熟成樽
-
- 1stフィルバーボン樽
- ホグスヘッドシェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ハチミツ、青リンゴ、アールグレイ、シトラス、ハーブ。
- 味わい
-
青リンゴ、メロン、スパイス、モルト、シトラス、潮気。
- 余韻
-
甘くフルーティーで、ほんのりスパイシーかつビターな余韻がほどよく続く。
「アランモルト 10年」は、味わいのバランスが良く、度数が46%と少し高めながらも、非常に飲みやすいウイスキーです。
モルティかつ青リンゴのようなジューシーなフルーティーさ、ほんのりソルティな風味もあり、複雑かつ飲みごたえのある味わいは、ウイスキーを飲み慣れた人でも楽しめます。
飽きの来ない味わいで、比較的コスパもよく、10年熟成でも満足度は高めです。



どの飲み方でもおいしく飲めます!どちらかというと、爽やかめのテイストですね。
ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(アイラ)
- 容量 / 度数
-
700mL / 50%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- シェリー樽
- ワイン樽
(それぞれ1stフィル・2ndフィル・ホグスヘッドなど)
- 主な受賞歴
-


テイスト
- 香り
-
バニラ、青リンゴ、桃、フローラル、潮気。
- 味わい
-
ややアルコール感はあるものの、酒質が軽いため飲みやすい。
バニラ、モルト、青リンゴ、キウイ、フローラル、スパイス、潮気。 - 余韻
-
フルーティーでスパイシーな余韻がほどよく続く。
「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」は、モルティかつ潮気がしっかりと感じられる味わいのウイスキーです。
スモーキーで有名なアイラモルトの中でも、珍しくノンピートで造られている銘柄で飲みやすいのですが、度数が50%と高く、飲みごたえはあります。
さまざまな味わいの要素が複雑に感じられることもあり、どちらかと言えばウイスキーを飲み慣れてきた人のほうがより楽しめるかもしれません。



原料にこだわっていて、スコットランド産の大麦100%で造られているのも特徴です!
ブナハーブン 12年


基本情報
- 生産国
-
スコットランド
- 分類
-
シングルモルト(アイラ)
- 容量 / 度数
-
700mL / 46.3%
- 熟成樽
-
- バーボン樽
- シェリー樽
- 主な受賞歴
-






テイスト
- 香り
-
ドライフルーツ、スパイス、干し草、潮気、キャラメル、オレンジ。
- 味わい
-
ドライフルーツ、バニラ、ダークチョコ、土、ナッツ、オレンジ、わずかにスパイス、潮気、ほんのりビターなオーク香。
- 余韻
-
ソルティでダークなフルーティーさが程よく続く。
「ブナハーブン 12年」は、飲み応えがあり、複雑で豊かな味わいが楽しめるウイスキーです。
前述の「ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ」と同様に、アイラモルトの中でも珍しくノンピートで造られています。
ドライフルーツやダークチョコのような深い甘みや、土っぽさや潮気のアクセントが効いて、飲んだ時の満足度は高めです。



ストレートかロックがおすすめ!12年熟成としては高価ですが、好きな人はけっこう好きな銘柄なので、一度飲んでみたらハマるかも!
おすすめのノンピートウイスキーのまとめ
ノンピートウイスキーはクセがなく飲みやすいだけではなく、それぞれの銘柄でしっかりと個性が感じられるウイスキーばかりです。
今回ご紹介したウイスキーは、自分で眺めていてどれも好評価な銘柄でした。
まだ飲んだことのない人はぜひこれを気に飲んでみてはいかがでしょうか。
































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