レビュー｜カリラ 12年【爽やかなスモークと優れたバランス】

今回の記事では、スコッチウイスキーのアイラモルト「カリラ 12年」についてレビュー・評価をしていきます。

ウイスキーを買うときになるべく失敗したくない！という人は、ぜひ最後までご覧ください。

※このレビュー・評価は2024/10/20時点のものです。

カリラ 12年とは

「カリラ 12年」は、スコットランドのアイラ島内にある「カリラ蒸溜所」で造られたシングルモルトウイスキーです。

アイラモルトの特徴である力強いスモーキーな風味を持ちながらも、フルーティな要素やバランスの取れた味わいが評価されています。

厳密に言うと「フェノール値＝スモーキーフレーバーの強さ」ではありませんが、ニアリーイコールではあるため、「カリラ 12年」はアイラモルトの中ではピーティさが中間位～下位にあると覚えておきましょう。

カリラ 12年の評価・レビュー

バーテンダーである筆者が「カリラ 12年」を実際に飲んだときの評価・レビューをします。

テイスティングレビュー

※数値が高い＝良いウイスキーではありません

「カリラ 12年」は、ただスモーキーなだけではなく、モルティな甘さやフレッシュなフルーティーさ、フローラルな風味など、繊細かつ複雑な味わいが楽しめます。

全体的にバランスが非常に良いのと、味の良さを感じられる質の高さには脱帽です。

飲み方別の評価

総合評価

「カリラ 12年」は、スモーキーさだけに特化しておらず、さまざまなフレーバーが一体となって感じられるのが高評価です。

近年は値上がり続きですが、それでもコスパが悪いと感じないくらい味わいに満足感があります。（逆に前はコスパが良すぎた）

どの飲み方でもおいしく飲めるのも、家飲み用のウイスキーとしてはポイントが高く、総合評価は高めになりました。

カリラ 12年の評価まとめ

今回は、スコッチウイスキーのアイラモルト「カリラ 12年」についてご紹介しました。

初めてアイラモルトを飲む人はもちろん、シンプルにおいしいウイスキーを探している人にもおすすめの1本です。