全部知ってる?ウイスキーの9つの飲み方についてバーテンダーが解説
どうも、バーテンダー/ブロガーのいのかず(@InoKazuBlog)です。
家飲みでウイスキーを最大限楽しむなら、いろんな飲み方を知っておいた方がよいでしょう。
なぜなら、ウイスキーにはそれぞれの銘柄に合った飲み方があるからです。
ストレートで飲むとおいしいのに、ロックにすると途端にエグみが出始めてしまう銘柄もあります!
せっかく買ったウイスキーをロックで飲んで「おいしくない…もう飲むのやめよう…。」と思いたくないはず。
そこで今回の記事では「ウイスキーの9種類の飲み方」を中心に、それぞれの飲み方に合った銘柄・グラス等もご紹介します。
ウイスキーの基本的な飲み方6種
ウイスキーの飲み方を知るなら、まずは基本的な6種類の飲み方を覚えておきましょう。
ストレート(ニート)
水やソーダなど何かで割ったりせず、そのまま飲む方法をストレートと言います。
ウイスキー本来の味わいをダイレクトに感じられるため、個人的には1番おすすめです。
ストレートは「ニート(neat):小綺麗な、きちんとした」と呼ぶこともあります。バーで頼むときは普通に「ストレートで」と注文するのがおすすめです。外国人のお客様は「ニート」とよく言います。
ウイスキーはアルコール度数が基本的に40%以上とかなり高いため、ストレートで飲む場合は絶対に無理に飲まないようにしましょう。
特にお酒に弱い人は必ず水をウイスキーと交互に飲んで、酔いや身体へのダメージを極力減らすことが大切です。
水を飲むと口の中がリセットされ、次のひと口で「また新たにウイスキーの風味が楽しめる」という効果もあります。
テイスティンググラス
チューリップのような形状のテイスティンググラスは、ウイスキーの香りをグラス内に留める機能があります。また、ワインのようにスワリング(グラスを回し、中の液体を空気に触れさせ、香りを立たせること)も可能です。ウイスキーは香りも楽しめるお酒なので、1脚持っておきましょう。
クライヌリッシュ 14年
スコッチのハイランドモルトウイスキー「クライヌリッシュ 14年」は、僕が個人的に1番好きなウイスキーです。味わいのバランス・完成度ともに素晴らしく、初心者~飲み慣れた人まで、多くの人が満足できるでしょう。クリーミーな口当たりで、バニラの甘さとフローラルさを感じ、味わいもしっかりしていて飲み飽きません。ストレートで飲むと、複雑な味わいがしっかりと楽しめます。
トワイスアップ
トワイスアップは、ウイスキーと水を1:1の割合で混ぜた飲み方です。
ウイスキーを造るときに、味を決める「ブレンダー」と呼ばれる人たちは、トワイスアップでウイスキーをテイスティングします。
加水でアルコール感が和らぎ、味がわかりやすくなって香りも開くからですね!
1:1で割るには、メジャーカップ(ウイスキーの量を正確に量れるバーツール)が必要です。
わざわざ本格的な道具を買うのはハードルが高いかもしれませんが、後述する「ハイボール」や「水割り」をおいしく作ろうと思ったら必須。
これからも家でウイスキーを楽しむなら、買って損をすることはありません。
僕はトワイスアップではなくて少量の加水くらいが好きです。水は水道水ではなく、軟水系のミネラルウォーターを使うと良いです。
テイスティンググラス
トワイスアップには、飲むときになめらかな口当たりになる形状のテイスティンググラスがおすすめです。下記で紹介しているリーデルの「ヴィノム」は、リム(グラスの縁の部分)が少し広がっているため、ウイスキーが口に入るときにストレスを感じません。
オールドパー 12年
スコッチのブレンデッドウイスキーの「オールドパー 12年」は、まろやかな口当たりと複雑で奥行きのある風味が特徴です。味わいがしっかりしているため、加水でバランスが崩れません。キャラメルやレーズンのような優しく深い甘みと、ウッディでほんのりビターさを感じる味わいです。
ロック(オン・ザ・ロック)
水割りに関して詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ロックは「オン・ザ・ロック」とも呼ばれ、ウイスキーを氷の入ったグラスに入れ、少し混ぜてウイスキーを冷やせば完成です。
ロックは冷えによって香りが引き締まり、感じづらくなってしまいますが、氷の溶け具合によって変化する味わいが楽しめます。
少しビターさ・樽香・酸味・スパイシーさが強まるような印象です。銘柄によってはロックの冷えでエグみが出てしまうものもあるので注意しましょう。
ロックを作るときはなるべく大きくて溶けにくい氷を使えば、氷がすぐに溶けて水っぽくなってしまうのを防げます。
ここで、「バーで見るようなキレイな丸い氷が家でも作れたらいいんだけど…」と思いませんか?
実は自宅で「溶けづらくてキレイな丸氷」が作れる機材があるので、あわせてご紹介します。
ドウシシャ 大人の透明まる氷 DCI-19
株式会社ドウシシャがリリースする「大人の透明まる氷」は、自宅の冷凍庫でもかんたんに透明な丸氷が作れるグッズです。約16時間で、直径6cmの丸氷が2つ作れます。筆者も実際に家で使っており、気になった点を上げるとすれば、出来上がる氷があと1cmほど大きければ良かったなと思う点、機材が大きく冷凍庫内の幅を取ってしまう点です。とはいえ素晴らしい商品だと思いますし、家で丸氷を使いたいなと思うときはいつも使っています。
ロックグラス(オールドファッションドグラス)
ロックグラスは本来「オールドファッションドグラス」と呼ばれます。少しデザイン性の高いものがおすすめで、グラス自体の美しさに加えてウイスキーの色味の美しさもプラスされ、飲むのが一層楽しくなるでしょう。軽すぎるよりも程よい重さがあり、かつ指にかかるような形状のグラスが持ちやすくて便利です。
ワイルドターキー 8年
ロックにするとき、味わいに厚みのないウイスキーだと、加水によって味が薄くなりペラペラになってしまうことも。しかしバーボンウイスキーの「ワイルドターキー 8年」は度数が50.5%と高く、しっかりした味わいです。ロックにすることでアルコールの角が取れて飲みやすくなり、エグみなどのネガティブな要素も残りません。
水割り
水割りに関して詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
水割りはお酒の飲み始めとしても、食中酒としてもおすすめの飲み方です。
水道水だとカルキの風味がしてしまうため、おいしく作りたいなら軟水系のミネラルウォーターを使いましょう。
ボディ(味わいの厚み)が弱いウイスキーだと薄口になりがちなので、ある程度飲みごたえのある銘柄がおすすめ!
水割りを作るときの分量は、だいたい「ウイスキー:水=1:3」くらいがおすすめです。
本格的な味の水割りを作ろうと思ったら、氷はかち割り氷を使い、メジャーカップでウイスキーをちゃんと計量し、バースプーンを使って液体をよく混ぜ合わせましょう。
水割りの作り方の一連の動画とバースプーンの使い方に関しての動画があるので、ぜひ参考にしてみてください。
タンブラー
水割りには、リム(飲み口の部分)が少し閉じた形状のタンブラーがおすすめです。もちろんストレートな形状でもいいのですが、少し閉じた形状のほうが、飲むときにウイスキーの香りがより楽しめます。リーデルのオー・フォー・ユーは、グラスの薄さもちょうどよく、口当たりも柔らかいです。本来はワイン用ですが、普通に水を飲んだり水割りに使ったりもできます。
ロイヤルロッホナガー 12年
水割りにするなら、香りが良く、単調でない深い味わいを感じる銘柄がおすすめです。スコッチのシングルモルト「ロイヤルロッホナガー 12年」は、ハチミツのような優しい甘さ、白檀のようなオリエンタルな樽香、フローラルな風味を感じる水割りに仕上がります。
ソーダ割り(ハイボール)
ソーダ割りに関して詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ソーダ割りは「ハイボール」という名前で親しまれている、世間一般では1番メジャーな飲み方です。
ハイボールと言うと、居酒屋でレモンが入ったソーダ割りというイメージがある人も多いかもしれませんが、レモンが入ってなくてもソーダで割っていればハイボールと言います。
爽やかでスッキリとした飲み心地は、食中酒としてもおすすめ!
水割り同様、大体の目安で「ウイスキー:炭酸水=1:3」くらいの分量がちょうど良いです。
何度もご紹介しますが、おいしく作ろうと思ったら氷はかち割り氷を使い、メジャーカップでウイスキーをちゃんと計量し、バースプーンを使って液体をよく混ぜ合わせましょう。
使う炭酸水は、バーテンダーも愛用する「ウィルキンソン タンサン」がコスパが良くておすすめです。
ソーダ割りを作る一連の動画もありますので、ぜひご覧ください。
タンブラー
ソーダ割りにはリム(グラスの縁の部分)の薄いタンブラーがおすすめです。リムが薄いと、お酒を飲んだときの口当たりが柔らかくなります。唇の当たりも良いため、飲み手にストレスを感じさせません。今回ご紹介する松徳硝子の「うすはり」は、極限までグラスを薄くする技術で造られています。薄くて割れやすいため、丁寧に扱いましょう。一見扱いが面倒そうですが、その煩わしさを補って余りあるほど、素晴らしいグラスです。
ザ・シングルトン ダフタウン 12年
ソーダ割りには、味わいが軽すぎず、ある程度しっかりしつつも、飲み口は爽やかなウイスキーがおすすめです。軽いとソーダの発泡性に負けてしまうし、重いと爽快感のないソーダ割りになってしまいます。その点、スコッチのシングルモルト「ザ・シングルトン ダフタウン 12年」はとてもバランスが良くコスパも良好です。ナッツのような芳ばしさやフルーティーでスッキリした風味が楽しめます。
お湯割り(ホットウイスキー)
お湯割りは、寒い時期や寝酒にぴったりの飲み方です。
ウイスキーに熱湯を注いだり、ウイスキーと水を入れてレンジで温めれば、かんたんに作れます。
ただし、おいしく作ろうと思ったら「ウイスキー:水=1:2」を一緒にミルクパンに入れて火にかけ、沸騰しない程度に温めて作りましょう。
他の飲み方と違い、お湯割りは少し濃い目に作ると風味と味の濃さのバランスが良くなります。
一緒に火にかけることでアルコールが程よく飛び、飲みやすくもなりますが、あまり火にかけすぎるとアルコールが飛びすぎるので注意。
少し面倒かもしれませんが、せっかく飲むならおいしい方が良いですよね!
ホット用カップ
よくある透明のホットグラスでももちろん良いのですが、カップ&ソーサーを使うと、見た目的にもキレイですし、本格的なバーでもこのように出てくるところが多いです。ノリタケは質が高い上にデザインも良く、価格も良心的なのでおすすめ。レンジは使えないので注意しましょう。
デュワーズ 12年
お湯割りにするなら、個人的にはガツガツとアルコール臭がするようなウイスキーではなく、上品で柔らかな甘味を感じるウイスキーがおすすめです。スコッチのブレンデッドウイスキー「デュワーズ 12年」は、フルーティーかつクリーミーで、モルトやキャラメルのような甘みを感じます。お湯で割ると、華やかな香りと優しい味わいが楽しめ、クセがなく、臭みも感じません。
応用編となるウイスキーの飲み方3種
ウイスキーの飲み方の中でも、少し変わった応用編的な飲み方が3つあります。
これら3種類の飲み方は、前半で紹介した6つの基本の飲み方の派生系となります。
シンプルにウイスキーの味わいを楽しむなら基本の飲み方が1番ですが、これからご紹介する3種類の飲み方は、自分なりのこだわりをもっていたり、味わいの違いを楽しみたいという人におすすめです。
ハーフロック
ハーフロックはロックから派生した飲み方で、「水:ウイスキー=1:1」でロックスタイルにしたものです。
通常のロックよりもアルコール感がないため飲みやすくなり、ウイスキーの風味も感じやすくなります。
「水割りだと薄すぎるけど、ロックだとウイスキーの風味が締まりすぎて嫌だ」という人におすすめの飲み方です。
ロックグラス
基本的にはロックのときに使うグラスと一緒で構いません。しかし、水を加えると容量が足りなくなってしまうことがあるので、ある程度の大きさがあるロックグラスを使いましょう。カガミクリスタルの「校倉(あぜくら)」は、日本古来の建築様式をモチーフにしたグラスです。シンプルながらも洗練されたデザインが目を引きます。
サントリー オールド
「サントリー オールド」は、非常にコスパに優れた日本のブレンデッドウイスキーです。ハーフロックにすると、深い甘みと程よいビターさ、心地良いオーク香が楽しめます。ハーフロックを作るときは、しっかり水とウイスキーを混ぜ合わせると、とてもなめらかで芳醇な味わいに仕上がるのでおすすめです。
ミスト
ミストはロックの派生で、丸氷やキューブアイスをクラッシュアイスに替えた飲み方です。
ミスト(Mist)は「霧」という意味ですが、これはウイスキーがクラッシュアイスによって急激に冷やされ、グラスに霧のような水滴が付くことからこう呼ばれます。
クラッシュアイスは溶けやすく、ウイスキーも薄まるのが早いです。そのため、のんびり飲みすぎると加水が進みすぎることも。
手動のアイスクラッシャーを持っておけば、コンビニのかち割り氷を入れて気軽に作れるため、ミストを試したい人は買ってみましょう。
ロックグラス
ミストも基本的に、ロック・ハーフロックと同じグラスで問題なしです。一応、今回も別のロックグラスをご紹介。田島硝子の「富士山グラス」は、江戸時代から受け継がれるガラス製品「江戸硝子」で、中の液体の色によって底面に彫られた富士山が美しく色づきます。偽物が多く出回るこのグラスですが、田島硝子が本物です。
バランタイン 17年
スコッチのブレンデッドウイスキー「バランタイン 17年」は、上品でバランスの取れた味わいが特徴です。ハチミツやバニラの甘さと、クリーミーな口当たり、柔らかなスパイスとスモークを感じられます。ミストでキンキンに冷えても味わいの奥行きが感じられ、風味を損ねません。
ウイスキーフロート
ウイスキーフロートは、氷と水もしくは炭酸水が入ったグラスにそっとウイスキーを注ぎ入れ、ウイスキーがフロート(浮いた)した状態で飲む方法です。
飲むたびにウイスキーが液体と混ざり合い、最初はストレート、次はロック、最後は水割りとして楽しめます。
ウイスキーを浮かせるのには、マドラーやバースプーンを使ってグラスの縁を伝わせたり、氷の上にそっと流し込んで作ります!
実際にどうやって作るのかは、以下の動画をご覧ください。
バースプーンが家にない場合、実はスプーンを使っても作れます。
作るのは一見難しそうですが、意外と簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
タンブラー
基本、水割りやソーダ割りと同じタンブラーで大丈夫ですが、別のタンブラーをご紹介します。木村硝子店の「コンパクト タンブラー」は、厚みがかなり薄いグラスです。10ozと12oz(公式サイト記載で約320mlと約400ml)から選べます。飲むときの口当たりが良く、ストレスがかかりません。こちらも割れやすいため、取り扱いには注意しましょう。
カリラ 12年
スコッチのシングルモルト「カリラ 12年」は、柑橘系のフルーティーさとしっかりしたスモーキーさ、ハチミツの甘さなど、多彩な味わいが楽しめます。飲むたびに味が変化するフロートだと、それぞれの味わいが段階的に訪れるため、飲んでいて飽きません。スモーキーなクセはけっこう強く、好き嫌いがハッキリ分かれるため、初心者は注意しましょう。
番外編:使うお酒はウイスキーだけ!家でも作れるウイスキーカクテル4選
ウイスキーの飲み方として「ウイスキーベースのカクテル」という選択肢もあります。
今回ご紹介するのは、他にお酒を買い足す必要がなく、「ウイスキー+副材料のみ」で作れるカクテルを厳選しました。
家でかんたんに作れるウイスキーベースカクテルについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
マミーテイラー
マミーテイラーは、ウイスキー・ライムジュース・ジンジャーエールで作る、爽やかな味わいのカクテルです。
ベースとなるウイスキーは、スコッチのブレンデッドウイスキーが馴染みが良くておすすめですが、まずは家にある銘柄で作ってみましょう。
使うジンジャーエールは辛口のもの、もしくはジンジャービア(ノンアルコール飲料)がおすすめです。
グラスにジンジャーエール以外の材料を入れ、よく混ぜてからジンジャーエールを注げば完成!
ジンジャービアについてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
バノックバーン
バノックバーンはウイスキー・トマトジュースで作る、身体にも気を使いたい人におすすめのカクテルです。
ベースとなるウイスキーはスコッチのブレンデッド、もしくはスモーキーなシングルモルトがよく馴染みます。
お好みでウスターソースや黒胡椒、タバスコなどを入れても良いでしょう。
材料をグラス内で混ぜるだけで作れますが、僕はシェークで作ります。シェークで作ると口当たりがとても優しくなるからです。
アイリッシュコーヒー
アイリッシュコーヒーは、ウイスキー・コーヒー・生クリーム・砂糖で作る、締めの一杯にぴったりなホットカクテルです。
カクテル名に「アイリッシュ」と付くだけあり、ベースはアイリッシュウイスキーとなりますが、スコッチウイスキーでも作れて、その場合は名前が「ゲーリックコーヒー」に変わります。
生クリームはミルクフォーマーで泡立てたものを使うと、口当たりがなめらかでおいしく仕上がります。
本格的に作るとなると、火を付けてアルコールを飛ばしますが、家で作るならすべての材料を混ぜるだけでも十分です。
ホット・ウイスキー・トディ
ホット・ウイスキー・トディはウイスキー・砂糖・レモンジュース・お湯で作る、寝酒にもぴったりなホットカクテルです。
ベースとなるウイスキーは、スコッチのブレンデッドウイスキーがよく馴染みます。
レモンジュースを入れ過ぎるとエグみを感じてしまうので、少なめに入れるがおすすめです。
お好みでレモンスライスやクローブを入れると、香りよく仕上がります。
まとめ:いろんな飲み方を知ってウイスキーを最大限楽しもう
ウイスキーにはさまざまな飲み方が存在します。
自分に合った飲み方を見つけたり、ウイスキーの銘柄に合った飲み方を探してみたりすると、よりウイスキーの味わいが楽しめるようになるでしょう。
基本的な飲み方6種
応用的な飲み方3種
番外編:ウイスキーベースカクテル
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