【初心者必見】ウイスキーの9つの飲み方についてプロが詳しく解説

ウイスキーの9種類の飲み方について詳しく解説
いのかず

実はバーテンダーになる前は、カッコいいからという理由だけで常にウイスキーをロックで飲んでいた時期もあったいのかず(@InoKazuBlog)です。

「ウイスキーを飲みたいけど、どんな飲み方をすればいいのかわからない」
「ハイボール以外の飲み方も試してみたい」

そう思って悩んでしまうことはありませんか?

実はウイスキーの飲み方は9種類と、けっこうたくさんあります。

「え!そんなに多いの?4種類くらいしか知らなかった…」という人も多いのではないのでしょうか?

今回の記事ではそんなウイスキーの飲み方について、以下のことをメインに解説していきます。

  • ウイスキーの飲み方を知っておくと得られるメリット
  • 飲み方の種類とその特徴・おすすめポイント
  • 飲み方別のおすすめグラスとウイスキー

この記事を読めば、ウイスキーの知識が身につくとともに、ウイスキーを飲むのがより楽しめるようになります。

いのかず

バーテンダー目線も交えてしっかりと解説していきます!
ぜひ最後まで読んでみてください!

目次

ウイスキーのさまざまな飲み方を知っておくメリット2選

「ウイスキーの飲み方の種類をあまり知らない」

という人。ひょっとしたら、ウイスキーを最大限楽しめていない可能性があります。

なぜかと言うと、ウイスキーの9つの飲み方を知っていると、以下のメリットが得られるからです。

  • ウイスキーの楽しみ方の幅が広がる
  • 自分好みの楽しみ方ができるようになる

ウイスキーは1本あたりの価格が高いため、せっかく買ったなら、ウイスキーの多彩な味わいを最大限楽しみたいですよね。

いのかず

では、いろんな飲み方を知っていると得られるメリットについて、詳しく解説していきます。

ウイスキーの楽しみ方の幅が広がる

飲み方をいろいろ知っておくと、ウイスキーを飲むとき、楽しみ方の幅がグンと広がります。

「ソーダ割りだと爽やかで飲みやすかった銘柄も、水割りにしたら甘くて芳醇な香りが楽しめた」なんてことも。

ウイスキーは飲み方によって味わいの表情が変化します。

そのため、いろんな飲み方を知っていたほうが、ウイスキーの味わいの多彩さをより感じられるようになり、楽しみ方の幅が広がることでしょう。

自分好みの楽しみ方ができるようになる

ウイスキーのさまざまな飲み方を知っていれば、自宅でウイスキーを飲むとき、いろんな応用ができるようになります。

  • 食事によって飲み方を変える
  • その日の気温で飲み方を変える
  • 飲む時間帯によって飲み方を変える

このように、ウイスキーの飲み方別の特徴・美味しさ・魅力を知っていれば、飲むタイミングに合った楽しみ方ができるようになります。

いのかず

以上、飲み方を知っている人だけが得られる2つのメリットをご紹介しました。

それでは、実際にどんな種類の飲み方があるのか、特徴やおすすめのポイントをご紹介していきます!

ウイスキーの基本的な6つの飲み方の特徴とおすすめのポイント

ウイスキーには6つの基本的な飲み方と、3つの応用編の飲み方を合わせて、9種類の飲み方があります。

基本的な6つの飲み方

  1. ストレート
  2. トワイスアップ
  3. ロック
  4. 水割り
  5. ソーダ割り
  6. ホットウイスキー

少し変わった応用編の3つの飲み方

  1. ハーフロック
  2. ミスト
  3. ウイスキーフロート

応用編はなかなか知らない人も多いのではないでしょうか?

すべての飲み方を知っておくと、これからウイスキーを飲むとき、よりたくさんの楽しみ方ができるようになります!

いのかず

もし既に知っている人はウイスキーに詳しい人だとは思いますが、改めておさらいしてみましょう!

バーテンダー目線の考え方もご紹介します。

ストレート

ウイスキーを1番楽しめる飲み方
飲みやすさ
1
風味の感じやすさ
4
作りやすさ
5

水やソーダなど、何かで割ったりせずにそのままで飲む方法をストレートと言います。

ウイスキー本来の味わいをダイレクトに感じられるため、個人的には1番おすすめです。

いのかず

ストレートは「ニート(neat):小綺麗な、きちんとした」と呼ぶこともあります。あまり名言はしませんが、バーで頼むときは普通に「ストレートで」と注文するのがおすすめです。

ウイスキーはアルコール度数が基本的に40%以上とかなり高いため、ストレートで飲む場合は絶対に無理に飲まないようにしましょう。

特にお酒に弱い人は必ず水をウイスキーと交互に飲んで、酔いや身体へのダメージを極力減らすことが大切です。

いのかず

水を飲むと口の中がリセットされ、次のひと口で「また新たにウイスキーの風味が楽しめる」という効果もあります。

ストレートにおすすめのグラス

テイスティンググラス

チューリップのような形状のテイスティンググラスは、ウイスキーの香りをグラス内に留める機能があります。また、ワインのようにスワリング(グラスを回し、中の液体を空気に触れさせ、香りを立たせること)も可能です。ウイスキーは香りも楽しめるお酒なので、1脚持っておくとよいでしょう。

ストレートにおすすめのウイスキー

クライヌリッシュ 14年

スコッチのハイランドモルトウイスキー「クライヌリッシュ 14年」は、僕が個人的に1番好きなウイスキーです。味わいのバランス・完成度ともに素晴らしく、初心者~飲み慣れた人まで、多くの人が満足できるでしょう。オイリーかつクリーミーで、甘くて飲みやすいのに、味わいもしっかりしていて、飲み飽きません。ストレートで飲むと、複雑な味わいがしっかりと楽しめます。

トワイスアップ

ストレートより飲みやすくなり、風味が開く
飲みやすさ
2
風味の感じやすさ
5
作りやすさ
5

トワイスアップは、ウイスキーと水(どちらも常温)を1:1の割合で混ぜた飲み方です。ウイスキーを造るときに、味を決める「ブレンダー」と呼ばれる人たちは、トワイスアップでウイスキーをテイスティングします。

なぜトワイスアップにするかというと、

  • ストレートだと度数が強すぎて舌の感覚が麻痺してしまい、味わいを感じづらいから
  • ウイスキーは加水すると香りが開くから

これらを理由として、ブレンダーはトワイスアップでウイスキーをテイスティングします。

1:1で割るには、メジャーカップ(ウイスキーの量を正確に量れるバーツール)が必要です。わざわざ本格的な道具を買うのはハードルが高いかもしれませんが、後述する「ハイボール」や「水割り」を美味しく作ろうと思ったら必須になります。これからも家でウイスキーを楽しむなら、買って損をすることはありません。

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1:1にこだわらず、自分好みの風味の開き方になるように加水するのがおすすめです。

水は水道水ではなく、軟水系のミネラルウォーターを使うと良いでしょう。ウイスキーの味わいがよりなめらかに感じます。

トワイスアップは自分好みの飲み心地、強さに調節しやすい飲み方なので、初心者にもおすすめです。

トワイスアップにおすすめのグラス

テイスティンググラス(ストレート用よりもリムが広めのもの)

トワイスアップで飲むときは、もとからある程度風味が開いているので、あまりスワリングしなくても大丈夫です。そのため、香りのホールド機能やスワリングしやすくするためのステム(グラスの脚)は必要ありません。それよりも口当たりが優しくなる形状のグラスがおすすめです。

トワイスアップにおすすめのウイスキー

オールドパー 12年

ブレンデッドスコッチウイスキーの「オールドパー 12年」は、まろやかかつ複雑で奥行きのある風味で、加水によってバランスが崩れることはありません。キャラメルやレーズン のような優しく深い甘みと、ウッディでほんのりビターさを感じる味わいです。ストレートとの味の違いを飲み比べてみましょう。

ロック

氷の溶け具合で味の変化が楽しめる
飲みやすさ
2
風味の感じやすさ
3
作りやすさ
5

ロックはオン・ザ・ロックとも呼ばれます。ウイスキーを氷の入ったグラスに入れ、少し混ぜてウイスキーを冷やせば完成です。

ロックにするとウイスキーが冷えるため、風味が引き締まってしまい、ストレートやトワイスアップと比べると味わいは感じづらくなります。

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しかし、氷の溶け具合によって味が変化するため、ゆっくり飲みたい人にはおすすめです!

しかも口内に含むとウイスキーの温度が上がるため、そこでも味わいの変化があります。

ロックで飲むときのポイントは、なるべく大きめの氷、かつ溶けにくい氷を使うことです。そうすることで、氷がすぐに溶けて水っぽくなってしまうのを防げます。

ここで、「バーで見るようなキレイな丸い氷が家でも作れたらいいんだけど…」と思いませんか?

実は自宅でも簡単に「溶けづらくてキレイな丸氷」が作れる機材があるので、下のリンクでご紹介します。

いのかず

家でキレイな丸氷を簡単に作りたい人はこちらから!

実際に僕も家で使っていて、こんな素晴らしい発明があるのか…とビックリしました。しかも安い!

ただし、冷凍庫内でけっこうスペースを取るので、庫内がぎゅうぎゅうの人は注意。

ロックにおすすめのグラス

ロックグラス

ロックグラスは、オールドファッショングラスと呼ばれたりもします。個人的には、ロックグラスを選ぶ際、以下の2つのポイントを兼ね備えたグラスがおすすめです。

  • 氷とウイスキーの色味の美しさが際立つようなデザイン
  • 程よい重量感と持ちやすい形状

ロックグラスは他のグラスに比べてデザイン性の高いものが多く、見た目でも楽しめます。ロックグラス自体の美しさに加えて氷とウイスキーの美しさもプラスされると、飲むのが一層楽しくなるでしょう。

重さは軽すぎるよりも程よい重さ、かつ指に少しかかるような形状のグラスのほうが、持ちやすくて便利です。

ロックにおすすめのウイスキー

ワイルドターキー 8年

ロックにすると、大抵のウイスキーはビターさや酸味が立ちます。厚みのない味わいのウイスキーだと、加水によってペラペラになってしまうことも。しかしバーボンウイスキーの「ワイルドターキー 8年」は、アルコール度数が50.5%と高く、しっかりした味わいがあるため、ロックにしてもしっかりと味わいが残ります。しかもアルコールの角が取れて飲みやすくなり、ネガティブな要素も残りづらいです。

水割り

意外と奥が深い飲み方
飲みやすさ
4
風味の感じやすさ
4
作りやすさ
3

水割りは、お酒の飲み始めとしても、食中酒としてもおすすめの飲み方です。軽くて柔らかい飲み口なので、誰でも気軽に飲めます。

家で作るときは水道水でもいいのですが、カルキの風味がするのでおすすめしません。軟水系のミネラルウォータを使うと美味しく仕上がるので、できればこちらで作りましょう。

ボディ(味わいの厚み)が弱いウイスキーだと薄くなりがちなので、好みでウイスキーと水の分量を調整しましょう。

いのかず

大体の分量で、ウイスキー:水=1:3くらいがおすすめです!

なお、しっかり美味しく作ろうと思ったらバースプーンという、バーテンダーも使っている「液体を混ぜ合わせるためのツール」を使う必要があります。

バースプーンに関しては、「使い方の動画」と「水割りを作るときの動画」を公開していますので、参考にしてみてください。

水割りにおすすめの銘柄は下で紹介しますが、先に個人的に感じる「水割りに向かないウイスキー」の特徴をご紹介します。

  • しっかりめのシェリー系ウイスキー
    (例:マッカラン シェリーオーク)
  • 酒質が重いウイスキー
    (例:ラフロイグ 10年)
  • かなり繊細な味わいのウイスキー
    (例:超熟のシングルモルト)

しっかりめにシェリー樽の風味が出ているウイスキーは、水割りにするとエグみや良くないビターさが出てきます。酒質が重いウイスキーは、水割りのふんわりとした優しい質感とミスマッチです。繊細な味わいのウイスキーは、水割りにすると味わいの良さがボヤけてしまいます。

いのかず

実は水割りは奥の深い飲み方で、重くなくて優しく、かつしっかりとウイスキーの風味も感じられて、それでいてスッと染み込むような水割りを作るのはけっこう至難の技です。

とはいえ家飲みなので、そこまで気にせず、ウイスキーの味わいが好きかどうかで考えると良いでしょう。

水割りにおすすめのグラス

タンブラー(ほんの少しリムが閉じたもの)

水割りには、リム(飲み口の部分)が少し閉じた形状のタンブラーがおすすめです。もちろんストレートな形状でも良いのですが、少し閉じた形状のほうが、飲み時にウイスキーの香りがより楽しめます。水割りはウイスキーの風味がわかりやすい飲み方なので、香りをより感じられる形状のタンブラーは最適です。

水割りにおすすめのウイスキー

ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年

水割りにするなら、ウイスキーの甘みも感じつつ、単調でなく深みのある味わいを感じる銘柄がおすすめです。ブレンデッドウイスキーだとバランス良く仕上がります。世界で1番売れているブレンデッドスコッチウイスキーブランド、ジョニーウォーカーがリリースする「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」は、程よいスモーキーさ、ダークチョコのような深い甘みなど、バランスが良く、複雑かつ豊かな味わいが楽しめるでしょう。

ソーダ割り

スッキリ爽やかで飲む人を選ばない
飲みやすさ
5
風味の感じやすさ
3
作りやすさ
4

ソーダ割りは「ハイボール」という名前で親しまれている、1番メジャーな飲み方です。ハイボールと言うと、居酒屋でレモンが入ったソーダ割りというイメージがある人も多いかもしれません。しかし、レモンが入ってなくてもソーダで割っていればハイボールと言います。爽やかで食中酒としてもおすすめです。

いのかず

水割り同様、大体の目安で「ウイスキー:炭酸水=1:3」くらいの分量が美味しく作れます。

どんな感じで作るのか、どんな混ぜ合わせ方をしているのか、こちらの動画をご参考にどうぞ!

個人的に感じている「ソーダ割りに重要な項目」をまとめました。

  • 炭酸の発泡性が、飲み終わりまで抜けづらい炭酸水を使う
  • 爽やかな飲み心地のウイスキーで作る
  • 炭酸の発泡性や酸味に味わいが負けないウイスキーで作る

最近は「フィーバーツリー」のような、繊細な泡立ちの上品な炭酸水が話題になったりしますが、個人的にはウィルキンソン タンサン」がおすすめです。安価で、かつ飲み終わりまで炭酸が抜けず、爽やかに飲みきれます。

また、ソーダ割りの爽やかさをより感じられるような味わいの銘柄を使った方が、飲み心地に一体感が出ます。加えて、あまり軽い味わいのウイスキーだと、ソーダの刺激にウイスキーの味わいが負けてしまうことがあるため、ある程度ボディのある銘柄を選ぶのがおすすめです。

いのかず

ソーダ割りは比較的家でも作ることが多いので、おすすめの銘柄・炭酸・グラスなどはしっかりと押さえておきましょう!

こちらの記事で、ハイボールにおすすめのウイスキーを23銘柄、合わせるおつまみ、美味しい作り方などをご紹介しています。本気でハイボールを楽しみたい人はぜひ読んでみてください。

ソーダ割りにおすすめのグラス

タンブラー(リムが薄いもの)

リムの薄いグラスはソーダ割りにぴったりです。リムが薄いと、お酒を飲んだときの口当たりが柔らかくなります。唇の当たりも良いため、飲み手にストレスを感じさせません。今回ご紹介する「うすはり」は、極限までグラスを薄くした、松徳硝子が商標登録を取っている技術で作られるグラスです。薄くて割れやすいため、丁寧に扱いましょう。一見扱いが面倒そうですが、その煩わしさを補って余りあるほど、素晴らしいグラスです。

ソーダ割りにおすすめのウイスキー

ザ・シングルトン ダフタウン 12年

ソーダ割りにおすすめなのは、味わいが軽すぎず、ある程度しっかりしつつも、飲み口は爽やかなウイスキーです。軽いとソーダの発泡性に負けてしまうし、重いと爽快感のないソーダ割りになってしまいます。その点、スコッチのスペイサイドモルト「ザ・シングルトン ダフタウン 12年」はとてもバランスが良く、ソーダ割りにぴったりです。爽やかさで、ナッツやフルーティーな風味が楽しめます。コスパも良好。

ホットウイスキー

寒い日や寝酒にぴったり
飲みやすさ
4
風味の感じやすさ
4
作りやすさ
5

ホットウイスキー、つまりお湯割りは、寒い時期や寝酒にぴったりの飲み方です。

ウイスキーに熱湯を注いだり、ウイスキーと水を入れてレンジで温めれば、簡単に作れます。

いのかず

他の飲み方と違い、お湯割りは少し濃い目に作るのがおすすめです。

大体の分量で言うと、ウイスキー:お湯=1:2くらいでしょうか。

ただし本当に美味しく作ろうと思ったら、ウイスキーと水を一緒に鍋に入れて火にかけ、沸騰しない程度に温めて作る方が美味しいので、おすすめです。一緒に火にかけることで、アルコールが程よく飛び、飲みやすくもなります。あまり火にかけすぎると、アルコールが飛びすぎるので注意。

いのかず

少し面倒かもしれませんが、せっかく飲むなら美味しい方が良いですよね!

もし鍋で作るときは、料理で油ものなどを使う鍋ではなく、飲料専用のミルクパンを使うと衛生的に良いです。

ホットウイスキーにおすすめのグラス

ホット用カップ

よくある透明のホットグラスでももちろん良いのですが、カップ&ソーサーを使うと、見た目的にもキレイですし、本格的なバーでもこのように出てくるところが多いです。ノリタケは日本のブランドで、質が高い上にデザインも良く、価格も良心的なので、悪いところが正直見つかりません。レンジは使えませんので、そこは注意しましょう。

ホットウイスキーにおすすめのウイスキー

デュワーズ 12年

お湯割りにするなら、個人的にはガツガツとアルコール臭がするようなウイスキーではなく、上品で柔らかな甘味を感じるウイスキーがおすすめです。ブレンデッドスコッチウイスキーの「デュワーズ 12年」は、フルーティーかつクリーミーで、モルトやキャラメルのような甘みを感じます。お湯で割ると、華やかな香りと優しい味わいが楽しめ、クセがなく、臭みも感じません。

これを知っていたら上級者!3つの飲み方の特徴とおすすめのポイント

ウイスキーの9種類の飲み方の中でも、なかなか変わった飲み方が3つあります。

  1. ハーフロック
  2. ミスト
  3. ウイスキーフロート

これら3種類の飲み方は、前半で紹介した6つの基本の飲み方の派生系となります。

シンプルにウイスキーの味わいを楽しむなら基本の飲み方が1番ですが、自分なりのこだわりをもっていたり、味わいの違いを楽しみたいという人におすすめです。

いのかず

既に知っていたり好きで飲んでいる人は、なかなか上級者ですね!正直なところ、僕はあまりしない飲み方ですが…

ではどんな飲み方なのか、詳しく解説していきます。

ハーフロック

水割りとロックの中間
飲みやすさ
3
風味の感じやすさ
3
作りやすさ
4

ハーフロックはロックから派生した飲み方で、水とウイスキーを1:1でロックスタイルにしたものです。

通常のロックよりもアルコール感がないため飲みやすくなり、ウイスキーの風味も感じやすくなります。

「水割りだと薄すぎるけど、ロックだとウイスキーの風味が締まりすぎて嫌だ」という人におすすめの飲み方です。

ただ水とウイスキーをグラスに入れるだけではなく、入れた後、氷と一緒にしっかり混ぜ込むと、味わいに一体感がでて美味しくなります。

いのかず

ロックのときにもご紹介した「ドウシシャ」からリリースされている、自宅で簡単に丸氷が作れる器具を使うと良し!あとはやっぱりミネラルウォーターで作った方が美味しいです!

ハーフロックにおすすめのグラス

ロックグラス

基本的にはロックのときに使うグラスと一緒で構いません。しかしまれに小さめのロックグラスもあり、その場合は水も加えると容量に余裕がなくなってしまうので、ある程度の大きさがあるロックグラスを使いましょう。今回はあえて別のロックグラスをご紹介します。こちらもコスパ良好でデザインも美しい、おすすめのロックグラスです。

ハーフロックにおすすめのウイスキー

サントリー オールド

「サントリー オールド」はコスパに優れたジャパニーズブレンデッドウイスキーです。ハーフロックにすると、深い甘みと程よいビターさ、心地良いオーク香が楽しめます。ハーフロックを作るときは、必ず液体同士をしっかり混ぜ込みましょう。混ぜ込みが甘いと、ビターさや樽のエグミのような感じが残ります。しっかり混ぜ合わせると、とてもなめらかで芳醇な味わいが楽しめることでしょう。

ミスト

ロックよりも清涼感のある飲み方
飲みやすさ
3
風味の感じやすさ
2
作りやすさ
1

ミストはロックスタイルの派生で、丸氷やキューブアイスをクラッシュアイスに替えた飲み方です。

ミスト(Mist)は「霧」という意味ですが、これはウイスキーがクラッシュアイスによって急激に冷やされ、グラスに霧のような水滴が付くことからこう呼ばれます。

いのかず

氷がクラッシュアイスになることで、普通のロックよりも数段冷えがアップ!

クラッシュアイスは溶けやすく、ウイスキーも薄まるのが早いです。そのため、冷えと相まってアルコールのアタックを感じづらくなります!

ミストで飲もうとしても、通常なら「家にクラッシュアイスなんてないよ!」となると思います。

そんなときには、保管するペースは取りますが、手動のアイスクラッシャーを持っておけばコンビニのかち割り氷を入れて気軽に作れるため、「どうしてもミストで飲みたい!」という人は一度検討してみてはいかがでしょうか。

ミストにおすすめのグラス

ロックグラス

ミストも基本的にロック・ハーフロックと同じロックグラスで問題なしです。一応今回も別のロックグラスをご紹介します。青山硝子のロックグラスは、美しい文様が刻印された、コスパに優れたグラスです。模様の種類も3種類から選べるので、自分の好みのグラスを探してみましょう。

ミストにおすすめのウイスキー

バランタイン 17年

「バランタイン 17年」は、上品でバランスの取れた味わいが特徴のブレンデッドスコッチウイスキーです。ハチミツやバニラの甘さと、クリーミーな口当たり、柔らかなスパイスとスモークを感じられます。ミストでキンキンに冷えても味わいの奥行きが感じられ、味わいを損ねません。

ウイスキーフロート

ひと口飲むたびに味わいが変化
飲みやすさ
3
風味の感じやすさ
5
作りやすさ
2

ウイスキーフロートは、氷と水が入ったグラスに、そっとウイスキーを注ぎ入れることで、ウイスキーがフロート(浮いた)した状態で飲む方法です。水ではなくソーダで作る場合もあります。

いのかず

マドラーやバースプーンを使って、ウイスキーを静かに注いで作ります。器具がない場合、実はスプーンを使っても作れます。

実際にどうやって作るのかは、こちらの動画をご覧ください!

作るのは一見難しそうですが、意外と簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

フロートにすると、飲むたびにウイスキーが液体と混ざり合い、最初はストレート、次はロック、最後は水割りとして楽しめます。

フロートにおすすめのグラス

タンブラー

基本、水割りやソーダ割りと同じタンブラーで大丈夫ですが、別のタンブラーをご紹介します。木村硝子店のタンブラーは、先ほど紹介した松徳硝子のうすはりと同様に、リムがかなり薄いタイプです。10ozと12oz(約300mlと約350ml)から選べます。口当たりが良く、飲むときにストレスがかかりません。こちらも割れやすいため、取り扱いには注意しましょう。

フロートにおすすめのウイスキー

カリラ 12年

スコッチのアイラモルト「カリラ 12年」は、柑橘系のフルーティーさとしっかりしたスモーキーさ、ハチミツの甘さなど、多彩な味わいが楽しめます。飲むたびに味が変化するフロートだと、それぞれの味わいが段階的に訪れるため、飲んでいて飽きません。スモーキーさはけっこう強めなので、好き嫌いはハッキリ分かれます。初心者は注意しましょう。

まとめ:ウイスキーはそれぞれの飲み方で違う楽しみ方ができる

ウイスキーには6つの基本的な飲み方と、少し変わった3つの上級者向けな飲み方の、計9種類の飲み方があります。

  1. ストレート
  2. トワイスアップ
  3. ロック
  4. 水割り
  5. ソーダ割り
  6. ホットウイスキー
  7. ハーフロック
  8. ミスト
  9. ウイスキーフロート

上6つが基本形、下3つが応用形です。

ウイスキーは1つの銘柄でも、飲み方によって味わいがまったく違うものになります。

自分の好きな飲み方や、その飲み方に合う銘柄を探すと、よりウイスキーを飲むのが楽しくなるでしょう。

いのかず

家ではなく、バーでウイスキーを飲む場合でも、「水割りで美味しいウイスキーありますか?」などと聞くと、自分で知っている以外のウイスキーをおすすめしてくれたり、プロが作る美味しいお酒が楽しめます。

家でもバーでも、いろんな飲み方をしてウイスキーを楽しんで飲みましょう!

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この記事を書いた人

バーテンダー6年目。
どこかの覆面チーフバーテンダー。

勉強とかではなく、ただただ好きでウイスキーを飲みまくっているマン。

好きなウイスキーはクライヌリッシュ。
好きなカクテルはカンパリソーダ。

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